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石神本新店探し

 僕は毎年、春と秋にラーメンのガイドブックを出しています。ラーメン好きの人達の間では“石神本”と呼ばれており、今年の秋で9年目になります。掲載エリアは東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏四県で、一般のお客さんと同じスタンスでプライベートで食べ歩きをして、本当に美味しいと思ったお店だけを掲載しています。紹介基準は単純に美味しいかどうか。もちろん、サービスや雰囲気なども評価基準の一つですが、客単価の低いラーメン店に、レストランと同レベルのサービスを望むのは無理があるというのが僕の考えなので、サービスなどが良ければプラス要素として評価しますが、味が良いのに、サービスが悪いから掲載しないということは基本的にはありません。
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 また、通常のガイドブックでは渋谷や池袋などターミナル駅のお店をなるべく沢山載せる、一冊の紹介店をキリの良い500店にする、といった具合にエリアや数字の縛りがあって、必ずしも美味しいお店を掲載していると言えないケースも多いのですが、このガイドブックは一切の縛りを設けず、単純に美味しいラーメン店のみを掲載しています。食べ歩きを重ねた末に掲載できるラーメン店は、その年によって異なりますが、おおむね6〜8軒に1軒ぐらいの割合です。今秋は10月10日に発売の予定で、そろそろ取材も佳境に入ってきました。そこでこれから数回に分けて、掲載店選びの為に食べ歩いた際の一部をレポートをしたいと思います。今回は神奈川編です。
 まず最初に紹介するのは相模原市の「ラァメン家69’N’ROLL ONE」。ここは同じ相模原の有名店「キリン食堂」で味作りをしていた嶋崎氏が独立して開いたお店で、ラーメンフリークの間で大変話題になっています。季節メニューや限定メニューもありますが、看板メニューは比内地鶏のガラを使った「2号ラァメン」と、それに追いガツオした「1号ラァメン」です。1号はカツオの風味が香り立つ、今風の分かりやすい味。対して2号は鶏臭いと感じるほどに鶏の香りをシンプルに押し出しており、昔ながらの中華料理屋さんのラーメンを、丁寧に緻密に組み立て直した印象。麺はたぶん自家製で、小麦の風味の表し方と舌触りの滑らかさは特筆ものです。マニアの中には「この麺を柔らかいという奴はラーメンを解っていない」という意見もありますが、柔らかいのは間違いなく、さらに伸びるのも早いです。ただ、柔らかさゆえに滑らかさが際立っている部分もあり、艶めかしい鶏のスープを柔らかい麺が引っ張り上げて組み合わせ方は秀逸です。この柔らかさは好みが分かれるでしょうし、個人的にはやはりもっと歯ごたえがあった方が好きですが、麺、スープどちらからも店主の狙いがハッキリと読みとれる、メッセージ性の高いラーメンで食べごたえは十分です。
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 次に紹介するのは横須賀の「イツワ製麺所」(上写真)。ここは同じく横須賀の「塩や」や三浦海岸の「一喜」を手がける樋田幸二氏のお店で、バリのビーチカフェのような店内は一見の価値があります。外からではお店かどうかの判別も難しく見つけるのに一苦労ですが、川沿いの路地から一歩店内に入ると南国ムードで、この異空間の演出は見事です。製麺所と名付けるだけあって麺は自家製で、小麦の風味をしっかり感じさせてくれます。
 次に紹介するのは湘南台の「かいぶつ」という、まだオープン間もないお店です。鯛のアラを使ったというスープは、生の魚を使ったことがハッキリと分かる生臭みの強いもので、好みは分かれるでしょうが、特徴的ではあります。このスープの臭みを抑える効果のある、鮮烈な香りを持つ薬味を乗せるのなら分かるのですが、生臭さと並列に臭みを出してしまう茹でモヤシや、特有の匂いのあるエリンギを乗せる意味は全く分からないのですが、他店と違う事をしようという気持ちは理解できます。他にお客さんがいないのにオーダーミスしたり、新店なのにお客さんに敬語を使わないぶっきらぼうとも取れる接客など、気になる点はいくつもありますが、これらはきっと時間が経つにつれて改善されるでしょうから、今後に期待したいところです。
 この中でどこが今年の石神本に載るのか、楽しみにしていて下さい。
by ism-ramen | 2006-08-25 12:09
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