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アルファロメオ・ブレラ -エロカッコいい!! 試乗編-

■今回はアルファロメオ・ブレラの最終レポート「試乗編」です。ようやくアップとなります。
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■アルファロメオ・ブレラをして僕は今回、「エロカッコいい」と称しているが、走りはそんな「エロカッコいい」に相応しいものだった。

■基本的にブレラのメカニズムは、159を踏襲している。つまりプラットフォームはオペル・ベクトラとの共用であり、搭載される2.2Lの直列4気筒および3.2LのV型6気筒の直噴エンジン、組み合わせられるトランスミッションなども159と同じものとなっている。

■しかし、実際に走らせてみるとボディ形状やキャラクターの違いなどからか、159とはやや異なる印象を受けたのだった。

■まず最初に試乗したのは2.2Lエンジンを搭載したモデル。組み合わせられるトランスミッションは6速MTである。このエンジンは159でも感じたように、実用域で実に扱いやすいという直噴エンジンならではのメリットを存分に感じさせてくれるもの。低回転から実にスロットルに対するツキが良く、力強いトルク感を生み出してくれるため、例えば街中で4速を使っても歯痒さは全くないし、そこから加速するにしても十分な力が得られる。

■そしてワインディング・ロードでアクセルを多めに開け、ペースを上げるような状況では実に気持ちよいサウンドと精緻なエンジンの回転感を味合わせてくれるのだ。159に搭載されたものは、正直こうした部分でイマイチ物足りない感じがしたが、同じエンジンなのにブレラでは物足りなさを感じない。おそらくボディ形状によるサウンドの響き方の違い、もしくは演出なのか、同じエンジンではないようにすら思えるのだから不思議だ。
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■一方3.2LのV6搭載モデルでは、そうしたサウンドの魅力がさらに際だっている。アクセルを踏み込むと、2.2Lにはない力強い加速が引き出され、同時にV6ならではのサウンドが響き渡る。もちろんこのエンジンも159同様であるものの、159以上に美しい響きを奏でるのではないだろうか?(スイマセン159のV6はまだ未試乗なもので)。

■ただ2.2/3.2Lともに共通するのは、以前の直列4気筒やV型6気筒よりも、サウンドそのものは低めであるということ。アルファロメオ=高音というイメージがあるが、ブレラでは「鳴き」の音が低いものに感じられる。が、低い音ながらも回転に連れての高まりがあり、これ自体にとても迫力がある。2.2Lと3.2Lでは当然、3.2Lの方が迫力あるサウンドを奏でるのである。

■一方ハンドリングは159以上にフィット感のある、見た目に相応しいスポーティさが存分に感じられるものだった。もちろんそれが159とほぼ同様の感覚を持つものではあるが、3ドアのクーペボディゆえか159よりもややシャープな感覚が生まれていると感じる。車重芦ノ湖スカイラインを攻めていくと、姿勢変化も自在に行え、ドライビング次第ではかつてのアルファロメオを彷彿とさせるような大胆な姿勢を作り出すことも可能…といった具合で、ドライビングの楽しみを存分に味わうことができるのだ。

■それでいて街乗りも決して不快ではない。サスペンションは基本的にしなやかな味付けとされており、ストローク感もあって、路面の凹凸を上手にいなしてくれる。この辺りはプラットフォームが新たになったことの大きなメリットといえるだろう。
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■159ではその走り味をして、アルファロメオらしさが薄れたと感じたが、このブレラでは特にハンドリングにおいて、かつのアルファロメオを彷彿とさせるものがあった。もちろん以前のアルファロメオからすれば、走りの快適性、安定性は飛躍的に高まっており、この辺りをして「らしさ」が薄れたといえるわけだが、一般的な視点からすれば大分ソフィストケイトことは間違いないわけで、時代進化分を考えても現在の方向は正しかったように思える。もっとも今後の熟成によって、「らしさ」の部分もさらに濃いものとなることに期待したい。

■エロカッコいいスタイリングと、現代に相応しいソフィストケイトされた乗り味を持ちながら、かつての味も感じられるブレラは現在、トランスミッションが6速MTのみの設定となる。つまり、このエロカッコ良さを手にするにはMTを操れなければならない…という条件が付くことになる。そう、本当の伊達を極めるには、ある程度のドライビングの腕も必要というわけだ。また現在の日本ではMT車を買うにはそれなりに気概も必要となる。そしてもちろんブレラに乗るなら、ドライバー自身の服装や持ち物にまで、多くの人の目がいくだろう。加えてフツーのクルマ以上の予算を支払う必要もあるわけで、つまりブレラに乗るということはいかに甲斐性のある男であるかを静かに物語ることになる(いや、もちろんカッコ良い女性をアピールする武器でもある)。

■そういう意味ではまさにスタイリングだけでなく、全てにおいてエロカッコいいアルファロメオ・ブレラなのだった。

アルファロメオ・ブレラ・スペシャルページ
■お問い合わせ:アルファロメオ・ジャパン
by ism-premiumcar | 2006-05-24 20:27 | アルファロメオ
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