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日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、河口まなぶによる、個性派カー情報。
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シビック欧州仕様 -ホンダが考える今後の展開その4-

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■今後のタイプRやスポーツモデルにおける展開を話し終えた後、黒田さんは次のような驚きの発言をしたのだった。

「実はコンパクト・クラスに関しても、スポーティなモデルを検討中でリサーチをしていますからもう少々お待ちください。これは2年以内に登場させられればと思っています」

あくまで私的な予想であるが、これはもしかすると往年のCR-Xを彷彿させるようなモデルではないか? と僕は考える。今やコンパクトクラスでホットなモデルを用意していないのはホンダだけという感じもあるので、是非早急にラインナップに加えて欲しいところだ。

■さらに黒田さんは、シビック欧州仕様の件に関する読者の皆さんのコメントに目を通して、こんな風に言ったのだった。

「シビック欧州仕様の日本導入要望を始めとする今回の皆さんの厳しい声は、ホンダに対するエールだと認識しています。ですからこの件に関して我々も真摯に受け止め、全社的に伝えようと思っています。今後もホンダはユニークであり続けることで、皆さんの期待に答えられる企業でありたいと思っていますので、もう少々お待ちください。今後のホンダは絶対面白くなりますから」

■今回アップした一連の-ホンダが考える今後の展開-に対してもまた、皆さんから多くのコメントを頂いたことに感謝します。厳しい意見も多く見受けられますが、今回の話に関してはそうしたご意見を頂くのも仕方のないことだと僕は受け止めています。そしていろいろなことを考えさせられます。

■ただ僕は今回、黒田さんの話を聞いて思ったことは、今後もう少しだけホンダに期待してみたいということ。最後の黒田さんのメッセージにもあるように、シビック欧州仕様を始めとして抱えている数々の問題を、ホンダも一生懸命に考えていることは間違いなく、こうした問題に対する策は確実に練られていると思うからだ。もっともホンダは既に大きな会社だけに、かつてのようにフットワーク軽く動くことはできない。が、ホンダの役員自らがそう言うのならば、そうした事情を鑑みて、もう少しだけ待ってみたいと僕は思ったのだ。

■皆さん同様、僕もホンダに対して絶大なる期待を抱いている。だからこそ、今回の回答や今後の展開に対して、最初にも記したように正直、失望半分希望半分の想いがある。

■が、ここで僕がホンダに対する期待を捨ててしまってはいけないという風にも思う。いやむしろ、ホンダに対する期待を捨てるなど簡単なこと。なぜなら世界には他にも魅力的な自動車メーカーはまだ数多く残されているのだから。ただ、それでもホンダに対して僕はまだ、何かを期待している。だから僕は、これまで期待し続けたように、もう少しだけ期待したいと思っている。それが今の心境だ。

■今後もホンダに関するトピックがあれば、またここに記そうと思っています。もちろん、シビック欧州仕様に関するトピックも、まだ続く予定ですのでよろしくお願いします。
by ism-individualcar | 2006-08-31 23:14 | ホンダ
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