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日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、河口まなぶによる新車情報。
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話題のゴルフGT TSIに再試乗その2

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■ある日の夜中、突然思い立って、TSIの高速道路における燃費を図ってみようと思った。自宅のある三鷹から、中央道を経由して河口湖ICを目指したのだ。
話題のゴルフGT TSIに再試乗その2_f0040106_0253168.jpg

■中央道の調布ICからアクセスし、一路河口湖を目指す。夜中の高速道路はすいていて、ついついスピードが出がちだが、あくまでも日常の良くあるシーンを想定して、時速は90-100km/hをキープし、エンジン回転も2000回転前後をキープする走りに徹したのだった。しかし中央道の下りは以外に登っていて、談合坂SAでの途中経過は上の写真の通り。決して悪くはないが13.3km/Lという数値を見ると、もう少し伸びても良いかなーと思うのが正直なところ。
話題のゴルフGT TSIに再試乗その2_f0040106_0244028.jpg

■しかも談合坂から河口湖までは、まだまだ上りがキツい。アクセルを一定に保つも、なかなか燃費は伸びていかない。ただ嬉しいのは、ほんのわずかなアクセル操作で十分以上の力が得られることで、この辺りはTSIならでは…といったところである。
話題のゴルフGT TSIに再試乗その2_f0040106_025728.jpg

■結局、河口湖ICで折り返した時の燃費計が上の写真。上りのキツさで13.1km/Lという数字なったのだった。しかもメーター内の時刻を見てほしい…この時刻にチャレンジしてこの結果…は正直凹みました。が、考えてみればこれだけ登っていたのだから、帰りは…。

■と期待して、復路に挑戦したのでした。続きはまたこの後で。
# by ism-casualcar | 2007-02-27 00:41 | フォルクスワーゲン

話題のゴルフGT TSIに再試乗その1

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■これは僕のオフィシャルブログである「kawaguchi@manablog」で既に掲載済みなのだが、このカジュアルカーでも1月25日に掲載したVWゴルフGT TSIを、VWジャパンから1週間借り出して、実生活の中での使用をシュミレートしてみた。

■1週間の間に、栃木県の小山市や河口湖にいった他、実に様々な場所に出かけ、様々なシーンを体験した。そんな中でまず今回レポートしようと思うのは、街中での印象である。

■街中を何度も走って行き着いた結論は「普段使いなら2000回転以上回さなくてOK!」ということ。信号待ちなどから元気に走り出すのではなく、あくまでのんびりと運転するような感じで走るならば、わずかにアクセルを開けるだけで十分に力を発揮するのがTSIの持ち味。もちろん2000回転まで、といってもその回転に到達するまでには様々なアクセルワークがあるわけで、本当にジンワリとアクセルを踏んで2000回転まで…というシチュエーションだとさすがに加速はもの足りない。だから踏み方としては、アクセルの初期の部分をスっと踏んで軽快に2000回転付近まで回転を挙げて…というような走り方。で、この踏み方だと当然アッという間に2000回転に達するのだが、同時に過給が結構かかるわけで速度は素早く高まって楽に流れにのれる。

■さらにDレンジのまま50-60km/hで街中を走ると、2ペダルの自動6速MTであるDSGがポンポンポンとシフトアップし、すぐに5~6速に到達。これによって常に2000回転以下が保たれる。しかもDSGはDレンジでかなり知的なので、アクセルの開け方次第でシフトアップのポイントが変わる仕組み。だから、スっと踏むと過給をかけつつそれほど回転を挙げずにパッパッパッとシフトアップするし、逆にもう少し回転を挙げて元気良く走りたい…というならば、アクセルをスパっと踏んで挙げると、エンジン回転をある程度高めた後にシフトアップをしてくれる。つまり気持ちよく走りたいならアクセルを気持ち深く踏み込むことで、Dレンジのままで高回転を使うことも可能。

■こんな具合にして街中では、基本的に2000回転以下で使える扱いやすさがある一方、アクセルの踏み方次第で力強く走ることも可能。その印象はすこぶる爽やかで優れたものだった。

■次回は高速道路での印象を記そうと思う。
# by ism-casualcar | 2007-02-26 11:35 | フォルクスワーゲン