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河口まなぶ
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日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、河口まなぶによる新車情報。
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トヨタ・カローラ -ある意味問題作、か?-

トヨタ・カローラ -ある意味問題作、か?-_f0040106_121220.jpg

■既にご存じの方も多いと思うが、トヨタのカローラが新型になった。

■そんなカローラに、僕もようやく試乗できる機会を得た。試乗場所はいつもの芦ノ湖スカイライン。走らせてみて感じたのは、「良くも悪くも良くできている」ということだった。

■カローラは僕らクルマ好きにとって、ほとんど興味の対象外といえるクルマである。そして実際に走らせてみても当たり前のように、楽しい! とか気持ちいい! とかいう感覚は全く覚えない。しかし一方で、静粛性が高く、乗り心地が極めてソフトで、内外装の質感は極めて高い。カローラは140万円代からのクルマ…そう思うと驚きを感じずにはいられない。この辺りには素直に大トヨタの実力の高さを感じる。

■芦ノ湖スカイラインを走ると、カローラは実に船のように大きなロールを伴ってコーナーを抜けていく。ステアリングは極めてスローで、ペースを上げると大分舵角を当てる必要がある。もちろんそれはカローラというクルマのキャラクターゆえのことだから、それをして悪いとは思わない。

■が、しかしクルマ好きとしては、こういうクルマがあるのだ…と思うと正直寂しい。なぜなら僕らクルマ好きはクルマに対して、あらゆる部分に大いなる期待を寄せている。走りは? フィーリングは? と言った具合にだ。だが、カローラはそうした対象ではない、あくまでとても良くできた生活のための道具…という側面の方が強い。そこにはおそらく、カローラとともに育ってきたユーザーの嗜好が多分に反映されているようにも思う。

■ご存じのように、カローラはユーザーとともに成長してきた。かつてカローラがサニーとともにライバル争いをし、自動車の中心にあった頃のユーザーを今も抱えている。だからCMでは「新しい尺度」と謳ってはいるものの、実車を目にすれば価値観は不変と分かる。もちろんそれは、このクルマとともに成長してきたカローラ・ユーザーをターゲットとするからに他ならない。

■その2に続く。
by ism-casualcar | 2006-11-28 01:29 | トヨタ
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