大親友が天国へ
2011年 05月 13日
彼女との出会いは、18才の春。
確か渋谷で行われた大学のサークルの新歓コンパ。
別の女子大に通う私たちは、別々のテーブルに座っていた。
彼女と私は、それぞれのテーブルで中心となり、少し目立っていたかもしれない。
彼女、ルーちゃんの第一印象は、小っちゃくて、華があって可愛い子
正直に言うと、まだ若かった私は、チヤホヤされたくて、ルーちゃんに最初ライバル意識があったかも。
サークルのテニスでは、しばらくお互い遠巻きに見ていた。
何がキッカケか忘れてしまったんだけど、話してみたら、すごく気があってしまった。
それからというもの、毎日のように電話で話し、お互いの家も東京の西と東に離れているのに、どちらかの家に泊まりあったり。
一晩中話したことは、ほぼ100%恋話(笑)
あの当時は、恋が全てだった。恋の背景に、ファッションや美容や、最新のトレンドスポットの話やディスコや音楽の話があったりして。
学生時代の楽しく、キラキラとした記憶の中には、必ずルーちゃんがいる。
同じ人を好きになって泣いたりしたこともあったし、失恋をなぐさめあったこともあった。
マハラジャやジュリアナのお立ち台で二人して得意げに踊ったこともあった。
クリスマスパーティー、鎌倉での新年の初日の出、海でしたロケット花火、ダブルデートで行った横浜。
社会人になったときは、お揃いのスーツで入社式に行った。
社会人初の広告代理店との合コン!にも一緒に参加した(笑)
私はマスコミに転職し、ルーちゃんは、海外留学をした。
いくつかの恋を経て、彼女は結婚し、私は起業した。
恋が生活の全てだった学生時代とは違い、私たちは、それぞれの人生の中で、苦労も経験し、少しずつ大人になっていった。
お互いの生活の忙しさの中で、なかなか昔みたいに会うこともできなくなっていった。
けれど、人生の節目には、色々なことを報告しあい、励ましあってきた。
彼女の子育てが落ちついた頃、またたくさん会いたいと思っていたし、それは叶うことだと思ってた。
けれど、今年久しぶりに会った彼女に命に関わる病に侵されていると告げらた。
何で彼女が?
涙が止まらなかったけど、残された時間を、なるべく一緒に過ごそうと決意した。
私は、何度も何度も彼女に会いに病院に通った。
ほとんど目があかない状況でも、酸素マスクをしながらも、私を気にかけ色々な言葉をかけてくれた。
最後に私がきいた言葉は
「ありがとう」だった。
親族の方と、私と、彼女のもうひとりの親友が見守る中、彼女は天国に旅立った。
彼女の分も、精一杯生きていこうと思う。
天国で心配しないように、私は笑顔で生きていこうと思う。
どんな時も、明るくてポジティブ。
そんな彼女を見習って私もハッピーに生きていこう
ルーちゃん、出会えてよかったです
ありがとう
確か渋谷で行われた大学のサークルの新歓コンパ。
別の女子大に通う私たちは、別々のテーブルに座っていた。
彼女と私は、それぞれのテーブルで中心となり、少し目立っていたかもしれない。
彼女、ルーちゃんの第一印象は、小っちゃくて、華があって可愛い子
正直に言うと、まだ若かった私は、チヤホヤされたくて、ルーちゃんに最初ライバル意識があったかも。
サークルのテニスでは、しばらくお互い遠巻きに見ていた。
何がキッカケか忘れてしまったんだけど、話してみたら、すごく気があってしまった。
それからというもの、毎日のように電話で話し、お互いの家も東京の西と東に離れているのに、どちらかの家に泊まりあったり。
一晩中話したことは、ほぼ100%恋話(笑)
あの当時は、恋が全てだった。恋の背景に、ファッションや美容や、最新のトレンドスポットの話やディスコや音楽の話があったりして。
学生時代の楽しく、キラキラとした記憶の中には、必ずルーちゃんがいる。
同じ人を好きになって泣いたりしたこともあったし、失恋をなぐさめあったこともあった。
マハラジャやジュリアナのお立ち台で二人して得意げに踊ったこともあった。
クリスマスパーティー、鎌倉での新年の初日の出、海でしたロケット花火、ダブルデートで行った横浜。
社会人になったときは、お揃いのスーツで入社式に行った。
社会人初の広告代理店との合コン!にも一緒に参加した(笑)
私はマスコミに転職し、ルーちゃんは、海外留学をした。
いくつかの恋を経て、彼女は結婚し、私は起業した。
恋が生活の全てだった学生時代とは違い、私たちは、それぞれの人生の中で、苦労も経験し、少しずつ大人になっていった。
お互いの生活の忙しさの中で、なかなか昔みたいに会うこともできなくなっていった。
けれど、人生の節目には、色々なことを報告しあい、励ましあってきた。
彼女の子育てが落ちついた頃、またたくさん会いたいと思っていたし、それは叶うことだと思ってた。
けれど、今年久しぶりに会った彼女に命に関わる病に侵されていると告げらた。
何で彼女が?
涙が止まらなかったけど、残された時間を、なるべく一緒に過ごそうと決意した。
私は、何度も何度も彼女に会いに病院に通った。
ほとんど目があかない状況でも、酸素マスクをしながらも、私を気にかけ色々な言葉をかけてくれた。
最後に私がきいた言葉は
「ありがとう」だった。
親族の方と、私と、彼女のもうひとりの親友が見守る中、彼女は天国に旅立った。
彼女の分も、精一杯生きていこうと思う。
天国で心配しないように、私は笑顔で生きていこうと思う。
どんな時も、明るくてポジティブ。
そんな彼女を見習って私もハッピーに生きていこう
ルーちゃん、出会えてよかったです
ありがとう