色々な想いを胸に走り切った東京マラソン!
2012年 02月 27日
実は私、昨日、東京マラソンに出場していました。
42.195キロ、ちゃんと完走しました!
昨日走った人は、3万6000人、それほど多くの人が走ったのに、当選倍率は約10倍!
正直なところ、まさか当たるとは思いませんでした。
仕事も忙しく、練習不足。
以前走ったときとは、くらべものにならないくらい、トレーニングが追いついていませんでした。
だって、レース前に走れた距離は、5キロですよ。
フルマラソンへの挑戦は、かなり無謀なことだということは、私が一番わかっていました。
実は私、フルマラソンは初めてではありません。
2007年にもホノルルマラソンを完走していますが、それからだいぶ間が空いています。
しかも、今回の制限時間ギリギリのタイムで。。。
それでも、チャレンジしたのは、ある想いがあったからです。
今から約2年前、私の至らなさから、体調を崩してしまい、当時運営していたコミュニティサイト「ヒメクラブ」を解散せざるを得なくなってしまいました。
ヒメクラブには、約5000人の女性会員がいて、企業のマーケティングやプロモーションなどを請け負っていました。
その中でも、取材をたくさん受けていたのが、マラソン部でした。
当時、アディダスさんから提供を受けていたおそろいのピンクのウエアで様々なメディアに登場していました。
ヒメクラブ解散後、私を探して連絡をくれた人がたくさんいました。
花屋さんになっても、ずっと応援し続けてくれた人たちがいました。
たくさんの人に心配をかけました。
そんな人たちに、私が元気になったこと、そして昔のパワーを取り戻したこと、
平舘美木の完全復活を見せたいと思い、今回フルマラソンにチャレンジしました。
当時、ヒメクラブでおそろいだった、アディダスのランスカ、キャップ、シューズをお守りにして!
ずっと後ろの方に並んでいたので、スタート地点まで20分以上かかってしまいました。
信号のすぐ左のステージでは、石原都知事が手を振っています。
いよいよスタートってラインを踏んだ時、感極まって、スタートなのに涙がにじんでしまった。
それくらい、なんか、またフルマラソンにチャレンジしている自分がうれしかったです。
スタート地点ですでに20分経過しているってことは、制限時間ギリギリに走る私には、かなり不利。
なんでかというと、いくつもの関門があり、決められたタイムまでに通過しないと、途中棄権しなくてはならないから。
最初は、少し早目のペースで走りました。
普段車でしか通れない道を走るのは、すごく楽しかったですよ~。
西新宿→市ヶ谷→飯田橋→竹橋→日比谷公園(ここで10Km)→芝公園→田町→品川駅前で同じ道を折り返し
また日比谷公園付近まで。ここでやっとハーフ地点に到着です!
この地点ですでに、足は痛いし、なんかボロボロでした。
まだ、半分?って(笑)
ここから、有楽町のガードをくぐって、和光前の銀座4丁目の交差点を左折→京橋→日本橋→水天宮→浅草橋→蔵前と走っていきます。
蔵前あたりで、右手にスカイツリーが見えます。
実は、ほぼ完成状態で見たのは初めて。
おおぉ!!!!!と少し感動。。
今度は、浅草寺の雷門が前方に!浅草寺まで新宿から、しかも大回りして走ってきた自分に感動(笑)
ここで右折して、またもときた道を折り返します。
浅草橋を超えたあたりで、30㎞です!
あと、約12キロ。
完走できるんじゃないか?私、、、と思うと同時に、足の痛みがひどくて、立ち止まりそうな状況のときに、「頑張って~、冷却スプレー貸しますよ!」て沿道の人に声かけられて、ありがたくて、涙がにじみました。
途中、沿道の人からもらった、アンパンやコンソメスープ、クッキー、バナナなどを食べながら、元気も復活。
やっとの思いで、銀座4丁目の交差点まで戻ってきました。
こんどは、左折して、東銀座→築地→佃大橋→月島→豊洲→東雲、、、このあたり、登り坂が続いてかなりキツイ。マンションからの声援になんとか笑顔で手を振りかえしていました。。。
そして、そして、とうとう有明にやってきました!!
40キロ地点です。
遠くに見えるビックサイト。。あと2キロなのになかなか近づかない。
ここも最後が登り坂なの。。。
でも、あと2キロ、タイム的にもだいぶ余裕があったので、完走が見えてきて、心も踊る感じでした。
あと195mという表示が。。。これをくぐって、観客の人が大勢いるまっすぐな道を走っていくとゴールです!
これは、完走直後に撮ったもの。
笑顔ですね~、あれだけつらかったのに。
この充実感、達成感は言い表せないです。
そして、自分に自信を持ちました。
私を、完走させてくれたのは、今まで支えてくださった多くの人たちのお蔭です。
本当にありがとうございます。
完全に元の私に戻りましたよ!
これからの人生パワフルに前進していこうと思います