先日、福井新聞の社会面にて新曲のことを大きく取り上げていただきました。
生き物たちの命と、私の歌の共通点を感じてくださった動物愛護連盟の方より依頼をいただきました。
そのきっかけは、県内で発覚した大量繁殖場「子犬工場」問題。
福井新聞WEB記事より↓
福井県、それも私の暮らす坂井市で起こっていたこと。。
劣悪な環境で商品として生まれさせたられた子犬たちのニュースには、
とてもショックで、言葉も出ませんでした。
曲作りにあたり、私も近いものから調べていきましたが、
犬や猫の問題はほんの入口で、そこから動物愛護の問題を調べていくと
社会の闇、貧困問題、世界情勢にまでつながっていきます。
現実を知って、凹んで、悲しんで、
でも私に何ができる?って、振り出しに戻る。
その繰り返しの中で、結局
「人は自然の一部、私は今日も生かされている」
という思いに私は還っていきました。
そして、書いた曲のタイトルは
「ひとつの星で」
この星は、人間のものだけじゃない、
いきものたちがいてこそ、この命もある。
そんな感謝の思いを歌っています。
11月25日に、
地域猫専門家の黒澤泰さん、女優の杉本彩さんが来られた福井・犬猫を救う会10周年記念講演会にて
オープニングライブとして発表させていただきました。
何人もの方が涙しながら感動の言葉を伝えて下さって
音楽でのメッセージが届き、とても嬉しかったです。
講演会では、スタッフの皆さんのお心遣いが素晴らしく
ボランティアで活動される方々の深い慈愛と、使命感を感じました。
世の中には、犬、猫好きも
逆にそうでない人もたくさんいます。
でもみんな、縁あって生まれてきたものたち。
存在を認め合えることから、同じ星での共存が始まると思うのです。
人間の世界も、同じですよね。
実は私もほんの数年前まで、猫は苦手でした。
それが今では、何より心安らぐ時間をくれる存在です。
人と動物の出会い、これもひとつのご縁だと思うのです。
「ひとつの星で」に関して
音源化の声も多く、近いうちにチャリティCDとして発売できたらと思っています。
またお知らせします。