唯一無二の存在 |
昨日は札幌にて、親友、奈保子の結婚式に行って来ました。
ただでさえ綺麗な奈保子が、恍惚とした表情で、ドレスを身にまとい、
神々しいほどの光を放っていて、それだけで泣けてきました。
旦那様も、優しさの塊みたいな人で、奈保子の笑顔がそれを物語っています。
二次会の最後。高校からの大切な仲間です。
私自身を、そして私の歌の事ずっと応援してくれています。
入場の時には「piece of the love 」 で、入場し、
退場の時には「いつかの今日」を流しながら退場してくれていました。
両親への手紙のところには「永遠の絆」を流してくれていて、
自分の曲と奈保子への思いとが混ざり合って、涙腺がおかしな事になりました。
そして、奈保子へ向けて、作った新曲を弾き語りで披露しました。
歌う前に手紙を読んだのですが、その手紙は、書いている時からずっと、
奈保子とのこれまでの事を思い、何度も胸が熱くなったりしめつけられたりしました。
奈保子は私にとって、かけがえのない親友であり、
今後もそれは変わることのない、生涯大切な人です。
中学生時代、半強制的に行かされた麻生にある栄進という塾に、
通って良かったと唯一思える事は奈保子という人と出会えたという事です。
私が音楽活動をするために東京へ上京した1年後、
奈保子も上京し、私が当時働いていた住み込みのパン屋さんで
一緒に働くようになりました。
パン屋さんの二回に2人の部屋があり、そこでいつも売れ残ったパンを食べて暮らし、
どちらかのベッドでいつも一緒に寝ていました。
上京してからの寂しさや孤独も、奈保子のお陰で随分和らぎ、そして救われました。
あの頃、居場所のなかった東京に、唯一の居場所を作ってくれたのが奈保子でした。
奈保子が札幌に戻ってからも、
私が帰省する度に必ず時間を作って会ってくれていました。
私は絵に書いたような自由奔放の性格なので、
これまでどれだけ奈保子の事を振り回しただろうと思います。
それでも奈保子は私のどんな部分も受け入れてくれました。
人一倍気を配り、心の動きを敏感に察知してくれる奈保子は、
自分の事は後回しで、私や、周りの事をいつも思い、行動する人なので、
もっと自分の事を考え、自分の人生を中心に生きてほしいと
離れている分心配にもなりました。
でも、まさよしさんと出会ってくれた事で、その心配が、安心に変わりました。
これから2人で作っていく日々は、
楽しい事や幸せを感じられる事ばかりではないと思いますが、
奈保子の悲しみの面倒も、まさよしさんなら最後まで見てくれるだろうと思います。
あんな表情をする奈保子を見れて、本当に良かった。
末の長い幸せと、喜び大き未来を、
これからも2人で築いていてって下さい。