葉加瀬太郎 20th Anniversary Tour「EMOTIONISM」期間限定ブログ
2011-01-14T01:01:09+09:00
ex_hakasetaro
葉加瀬太郎 コンサートツアー2009「My Favorite Songs」ツアー期間限定のスペシャルなブログ。
Excite Blog
本番中の楽屋で???
http://blog.excite.co.jp/hakasetaro/15329348/
2010-10-19T23:59:00+09:00
2011-01-14T01:01:09+09:00
2011-01-14T01:01:09+09:00
ex_hakasetaro
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・Mgr 菊池
約1年振りの「サンシティ越谷」です。
そう言えば、、、昨年の越谷は何故か腑に落ちない出来事があったのです。
9月20日の書き込みに登場している「シミズオクトの山岡さん」。
20周年を祝って「葉加瀬暖簾」を作ってくれたヒトです。
シミズオクトとは、日本が世界に誇る「舞台美術製作」の会社で、それこそ
規模も仕事量もイチ2を争うトップ企業です。
「山岡さん」は営業担当。
デザイナー渡辺さんの描いたステージデザイン画と図面をモトに安全性と機能
美を兼ね備えつつ制作予算に填るように喧々諤々、右に左に、工房から現場へ
と飛び回る毎日です。
ツアー開始早々の現場でとにかくお見かけする感じです。それもそのはず、
やはり、現場で組み上げて初めて解る改善点や、マイナーチェンジ、補強、
時には、安全面から再度、作り直し!なんて事も無いわけでは有りません。
また、見事にプラン通りに出来上がっている部分は、今後の資料として情報
収集データ回収も重要なワケで、リハーサル大詰めな時期からツアーが立ち
上がり全国を回り始める頃、現場のあっちこっちでホント鉢合わせな感じです。
ツアーも落ち着いて全国を回り始めている頃には、なにせ、日本のトップ企業
「シミズオクトさん」ですから、当然、次のアーティストの現場を抱え、日々
忙しい毎日を送っているはずです。
ところが、、、
昨年の11月下旬「越谷」の楽屋に昼からずーーーと、いらっしゃるわけです。
関東近郊の公演ですから、居ても全然おかしな話では無いのですが、、、
ツアースケジュールも折り返し、後半戦へと言う時期にシミズの営業さんが?
と、言うのは、、、、、
ツアー終盤に見納めとかって言って登場する事は、良く聞く話ですが、、、
おかしいなぁ と、思ってました。
年明けの3月。
山岡さんから一通のメールが届きました。
「私事で恐縮ですが、、、先日2/22に入籍致しました。」
へぇー。
何の気無しに読み進む本文の最後、差出人の連名を見て、ビ、ビックリ !!
M2プランニング 前川 裕晶
シミズオクト 山岡 紋子
じゅ、ジュニアァー!?!?!?!?!
M2の前川君と言うのは、このブログに何度も登場している、葉加瀬ツアーの
トランスポートのドライバーで、M2の2代目「ジュニア」です。
ツアー機材だけじゃなくて、山岡さんまで運んでしまったらしいです。
去年の11月の後半は、堺→越谷→神戸→大宮→福岡と鬼のようなスケジュール、
トランポの腕の見せ所な超ハード行程でした。
ツアーの様子が気になって現場を伺いに来ていたのではなく、ジュニアの様子を
伺いに来ていたようで、、、
我々がコンサートの本番、真剣に取り組む最中に、二人は楽屋で愛を育んでいた
わけです。
それならソレで仕方がない! 末永くお幸せにです。
最後に、
楽屋でも、何故か、ナニに気を使ってか、離れて座る二人の、貴重な貴重な、
2ショット写真を一枚。
葉加瀬が愛のキューピットと、言うワケです。
モジャモジャのキューピットです。]]>
マチェック画伯
http://blog.excite.co.jp/hakasetaro/15306382/
2010-10-15T23:59:00+09:00
2011-01-10T04:39:23+09:00
2011-01-10T04:39:23+09:00
ex_hakasetaro
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・Mgr 菊池
今週はツアー中にも拘わらず、比較的穏やかな一週間でした。
穏やかと言っても、ラジオの収録やファンクラブの会報取材、12月の追加公演の
取材やNHK連続テレビ小説「てっぱん」の劇中に使用される音楽のレコーディング
など、休み無くナニかはしているのですが、、、
何日か続けて東京に居るだけで何となく穏やかな感じです。
9月の中旬から大手町の「逓信博物館」で行われている葉加瀬の絵画展も丁度、折り
返し時期になったので、会場の様子をデジカメで撮って福井で葉加瀬に見せようと、
昨日、会場に行ってきました。
絵画展のエリアに併設されたブースで「Send a Smile Project」の常設イベントも
行っていまして、、、
「Send a Smile Project」と言うのは、昨年から葉加瀬が御協力させて頂いている
日本郵政グループのアクション・プロジェクト(09年ツアーのNHKホール公演の
ロビーで行っていたワークショップもこの一環です)で、寄付金付き年賀はがきの
事を広く皆さんにお知らせしよう!と言う活動です。
僕等も一緒にお仕事をするようになって初めて知って驚きましたが、、、
「寄付金付き年賀はがき」
なんとなく、その存在は知っていましたが、コレ、60年続く活動なんですって!!!
知ってました???
毎年、数億円にのぼる結果をおさめる助成事業なんですって!!!
知ってました???
60年で459億円ですって!!!!!!
コレまでは、国が行っていた助成事業なのだから、極めて当たり前な当然の事で声高
らかにお知らせする事では無いと、謙虚な気持ちも含みつつ、だったそうですが、
素晴らしく良い事をやっているのだから胸張ってキチンとお知らせしましょう!と、
始まったプロジェクトです。
「年賀寄付金制度」は年賀を送った人も受け取った人も寄付金を助成された人も社会
も地球もみんな「えがお」でつなげよう!という活動で、葉加瀬が土台(ベース)を作
り、様々な場所で大勢の人に「大好きなモノ」や「親愛なる人のえがお」を描いた
「はがき」を並べて葉加瀬と一緒に大きな作品を造ろう!と言うワークショップ型の
プロジェクトです。
「逓信博物館」で行われている葉加瀬の絵画展の一角にブースを設けて今年も沢山の
方々に「親愛なる者の笑顔」を描いて頂いているのですが、その中に昨年NHKホール
の楽屋で「バンドメンバー」に描いてもらったモノが展示されていました。
左から、
柏木さん 「おうちって、家族とか家庭とかを表してるんだねぇ。」
西嶋君 「新婚気分まだまだ脱けない奥さんねぇ、あー幸せなんでしょう。ハイハ
イ、そーでしょそーでしょ。」
仙道さん 「可愛いカワイイ息子さん、エイトくん。」
マチェック「えっ?」
マサ 「飼ってるネコちゃんかな?上手だねぇ。」
おうち、ヨーコちゃん、エイトくん、「なに?」、にゃんこねぇ。
MAM
A ???
ママ! お母さんなの !! えーーーっ!
福井の楽屋で葉加瀬に見せたところ、、、
飲みかけのオレンジジュースを吹き出しつつ、「ちょっと似てる」だそうです。
夢、見そうです。
]]>
ナギる!
http://blog.excite.co.jp/hakasetaro/15251929/
2010-10-10T23:59:00+09:00
2010-12-31T14:07:04+09:00
2010-12-31T14:07:04+09:00
ex_hakasetaro
Manager
・Mgr 菊池
『ナギる』
形動/動詞・ラ行・五段
1,落ち着きが無く挙動がおかしい状態
2,焦ってうろたえている様子
3,(1・2)此によって起こった出来事
彼は、大島俊一さん。
今年の葉加瀬ツアーのニューフェイスなキーボード&サックス!!
ニューフェイスと言っても2009年春に古澤さんと行ったTHE VIOLIN BROTHERSの
ツアーが「初参加」で、その後「情熱大陸スペシャルライブ」のスーパーバンドに
2年続けて参加しているので、既に気心知れたチームの一員です。
今年のツアーに、マニピュレーター八巻さんが参加しここ数年とは違ったサウンド
アプローチなバンド編成で行こう!と決まった瞬間、「ならば」と、その場にいた
全員が一斉に名前を挙げたのが「大島さん」です。
「大島さん」は、藤井フミヤさん、氷室京介さん、スキマスイッチさん、等々、etc.
年間数十本単位でツアーを行うアーティストのレギュラーメンバーとして引っ張りだ
こな状態で、、、、
コレまで何度かアプローチし続けていたのですが、やっと今年、一緒に旅に出られる
事になったワケです。
彼のニックネームは「ナギちゃん」。
僕が彼と出会ったのは、15年前のフミヤさんの現場ででした。
大島さんが、フミヤさんに初めて合った日、、、
===
大 島:「大島です」
フミヤ:「大島?」
大 島:「はい」
フミヤ:「渚?」
大 島:「いいえ」
フミヤ:「イイよ!」
大 島:「え?」
フミヤ:「今日から『ナギ』ねッ!!」
===
その瞬間からかれこれ15年、ずーーーーと「ナギちゃん」です。
今では大島さんが俊一さんだと言う事を知らない人が居る位に「ナギちゃん」です。
柏木さんと同い年の「ナギちゃん」は日藝でピアノをチャンとお勉強して、Sax奏者
としてお仕事を始めその後「何年か周期」でピアノ、サックス、キーボード、と、
興味と嗜好を変えながらもずーっと、所謂POPS畑で活動を続けたミュージシャンで、
シンセサイザーで「ピコピコ」言わせてると思ったら、マジ顔で「悲壮」を弾き始め
たりする、チョッと珍しいタイプなヒトです。
葉加瀬曰く、「ナギは、ナンかナギなのよ」との事。
柏木さん曰く、「ジャズでもクラシックでも無くて、やっぱりPOPSなんだよね」と、
コレまで何故か出逢う事が無かったタイプらしく、二人揃って完全にナギちゃんに
ハマっているご様子です。
見かけ通りに口数の少なめな「ナギちゃん」ですが、理解出来ない不思議な面を多々
持っていて、、、、
真っ白いテーブルクロスが敷かれたテーブルの真ん中に置かれた赤ワインを「乾杯」
する前に倒してしまうタイプです。
幅の広い楽屋の廊下でドアノブにコートの袖を引っ掛けて持っていた鞄を3メートル
先まで飛ばすタイプです。
魅せ場なはずのキーボードソロでシンセのツマミを押さえうつむいたまま微動だにし
ない16小節って事が有ったりします。
サックスを家に忘れたまま新幹線に乗ってしまうサックスプレーヤーです。
こう言った一連の行動を僕等は「ナギる」と呼んでいます。
僕がナギちゃんと出会った当時、自分と同年代のモーリス・ガレージのオープンカー
で颯爽とコンサート会場に登場したナギちゃん。
楽屋入りする後ろ姿は、ウオッシュ・ブルーのデニムパンツが、濃紺のGパンに変わる
程に汗だくでした。
イギリスのオールド・カーには、クーラーは付いていないそうで、、、
当時からナギってました。]]>
出世魚
http://blog.excite.co.jp/hakasetaro/15182266/
2010-10-08T23:59:00+09:00
2010-12-19T05:18:47+09:00
2010-12-19T05:18:47+09:00
ex_hakasetaro
Manager
・Mgr 菊池
2008年12月5日以来の「鬼の居ぬ間に企画」のパート3です。
今回は、ツアーには欠かせない「ゴロゴロ」つまりスーツケースを大公開です。
当然、撮影されているのは誰も知りません。
本番中の無人の楽屋に忍び込んで、勝手に大公開です。
だって、「鬼の居ぬ間に」企画ですから、、、
まずは、
ギターのマサ君
ProtecA ってメーカーのゴロゴロと、マクレガーのブリーフケース。
まるで、何の変哲もない一般のビジネスマンです。
チェロ&バンマス柏木さん
「RIMOWA」のシャンパンゴールドです。
最近流行のポリカーボネイト製では無く、所謂、王道のジュラルミンですから、、、
ナカナカなモノなはずです。 さすが!
マニピュレーター八巻さん と キーボード大島さん
それこそ、今流行のポリカーボネイトな「RIMOWA」です。
ちっこい方が「八巻さん」、大きい方が「大島さん」。
飛行機に乗る場合など、荷物を預ける事無く機内持ち込みにして無駄な時間を省く
合理的な「八巻さん」に対して、ピアニカやフルート等の楽器をしっかりガードして
運ぶ必要が有る「大島さん」
仕事柄や性格が表れる身の回りの品々は、実に興味深いトコロです。
パーカッション仙道さん
身体の大きさに比例するのかどうかは定かではありませんが、、、
ナニゲに小さいです。大きさ比較の為に横に置いた緑の箱は、DVDのBOXセット
ですから、もう「ゴロゴロ」ではなく「ころころ」です。
なんと、リュックにもなる優れものです。
先日、楽屋にいらした御家族と一緒に帰る仙道さんの後ろ姿。
色違いで3人並んで「ころころ×3」で帰って行きました。
ベース西嶋君
グレーのクロスで覆われた、間違いなくセレクトショップで扱われているだろうって
感じの、たまらなくカワイイお洒落さんなキャリーバッグです。
ピアノのマチェック
ゴロゴロもチャンと持っているのですが、、、
基本的にはTUMIのブリーフケースがヒトツです。
荷物が増えると「紙袋」が登場し、さらに増えるとやっとスーツケースの登場です。
今回は、プリンスホテルの紙袋のようですが、、、
プリンスホテルって、全国的に何年も前にロゴが変わっているはずです。
知り合いが、と言うか、
葉加瀬が原田大三郎さんとダブルネームで今年リリースした、テレビで観るベスト・
アルバム「THE BEST VISION」のジャケット・アートディレクションを担当した
「細谷ゲンさん」が4,5年前に創り替えているはずです。
この紙袋、ドコから持ってきたのでしょう???
で、
葉加瀬。
若干のセレブ臭が漂ってはおりますが、、、サスガにお洒落です。
ずっと、これまでグローブトロッターのスーツケースを使っていたのですが、
もともとはタイヤが付いていないスーツケースが最近のニーズに応えるカタチで
キャリーバックへと変化していったモノなので、イマヒトツ使い辛く、、、
抜群にキュートから、抜群にクールへと方向転換です。
最後にオマケ
誰のモノか?は、皆さんにお知らせする事は控えさせて頂きますが、、、
昨年まで或るメンバーが御使用されていたゴロゴロです。
間違いなくディスカウント量販店で買ったであろう事が丸解りな、ファッション
センスも機能美も耐久性も、さほど拘っていない感じが良く解る一品です。
重いモノでも入れた日にゃぁポキッっと逝ってしまいそうなハンドルが付いてます。
この鞄が、あの鞄になるんですから、、、
ワカシがハマチをすっ飛ばして氷見の寒ブリになった勢いです。]]>
麺状な感謝の気持ち
http://blog.excite.co.jp/hakasetaro/15168342/
2010-10-03T23:59:00+09:00
2010-12-16T16:56:08+09:00
2010-12-16T16:56:08+09:00
ex_hakasetaro
Manager
・Mgr 菊池
今年のツアー初の2DAYSです。
続けて2日間、同じ会場で公演を行う事を文字通り「ツーデイズ」と呼びます。
当然、3日間の公演は、3DAYSとなるワケです。
4DAYSってのは、ガクンと聞かなくなります。
と、言うのも、、、
以前、何度か書き込んだように、ツアーを行うアーティストは、まさにアスリートと
同様の疲労と体調管理の鬩ぎ合いな毎日をおくっています。
4日連続の公演ともなれば、かなりの負担が予想出来るワケで、葉加瀬のように演奏
がメインな公演は珍しく、大半がヴォーカリストのコンサートなワケです。
正直、4日連続の公演に耐えうる声帯をもっているヴォーカリストは奇跡といえます。
ヴォーカリストの公演であれば、3DAYSも珍しいはずです。
なぜなら、
4公演も同じ街で続けて公演を行える程の集客力が有るならば、当然ワンランクアップ
させた集客が可能なアリーナツアーを考えるのが「制作」と言うものでしょうし、
これだけの規模を維持出来るのであれば、、、、
2日間、公演を行い、1日は舞台も楽屋もそのままに会館をロックアウトして借りてお
いて、1日休みにしてしまっても良いわけです。
当然、集客して公演を行うより会場費は抑えられるワケですし、何よりも「仕込み」
「バラシ」の人件費が抑えられるワケですから、、、、
しかし、
同じ会場で続けて何公演かが予定されていれば、やはり、最後の日を観たいのが人の
常ですし、初日のチケットが伸び悩むナンてリスクも当然有るワケです。
2DAYS以上のスケジュールを組めると言う事は、大変嬉しい事なのですが、同時に、
どういうスケジュールを切るか、会場の規模をどう分析するか、曜日との兼ね合いも
重要ですし、条件の良いスケジュールは他のアーティストも狙っているわけですし、
ココが、制作の腕の見せ所です。
そんなピリピリした大人達とは裏腹に、現場はフィーバーな大盛り上がりです。
終演後の「バラシ」も無ければ明日の「仕込み」も無いワケですし、、、
明日は全員、重役出勤です!!
本人&メンバー8人、舞台監督2人、道具2人、P.A.3人、照明3人、楽器3人、
トランポ2人、物販、ツアマネ、トレーナー、マネージャー、大阪プロモーター
2人の総勢29人の酒盛りです。
今年のツアー初の全員参加な食事会ですから、葉加瀬自身が鍋奉行としてスタッフ
を労います。
決して罰ゲームではありません。
この店の看板メニュー「鉄板鍋」締めの一品です。
「自然派ら〜めん」と「杵打ちうどん」そば粉使用の「韓国麺」と「韓国はるさめ」
普通は、どれかヒトツをチョイスするのでしょうが、、、
葉加瀬の溢れんばかりな感謝の気持ちは、全てをミックス!
決して罰ゲームでは有りません。]]>
ケータリングさん
http://blog.excite.co.jp/hakasetaro/15162016/
2010-10-02T23:59:00+09:00
2010-12-15T13:22:27+09:00
2010-12-15T13:22:27+09:00
ex_hakasetaro
Manager
・Mgr 菊池
コンサートはホントに様々な人に支えられています。
ツアースタッフは勿論ですがコレとは別に公演地ごとにお世話になる人達もいます。
各地のコンサート・プロモーターが手配してくれる「ケータリングさん」と呼ばれる
人達です。
最近では、日本も裕福になったようで、、、
ホームパーティや企業のレセプションでの出張料理サービスを専門に行う「ケータリ
ング・サービス」と言う職種も出来ましたが、呼び名の基本的なルーツは一緒です。
演劇等の世界では「お茶娘(おちゃこ)さん」と呼ばれているようです。
また、
大都市で行われる公演の場合、楽屋の食事をこの「ケータリング・サービス」の業者
にお願いする事も有るのですが、僕等は区別する意味も含めて、この食事の事は、
「ホットミール」と呼んでいます。
今回は、お茶娘な方の「ケータリングさん」の話です。
基本的には、各地のプロモーターが集めているアルバイトの女の子なのですが、既に
10年以上も続けている「ケータリングさん」も珍しく無かったりします。
会場ごとに2〜3人の「ケータリングさん」一日中、楽屋にいます。
とにかく楽屋周りの準備や雑用を全部、彼女達が行います。
朝9時にツアースタッフと共に会場入りして、トラックから機材を降ろし終え一息入
れに楽屋へ戻るとクーラーBOXには冷たい飲み物が用意され、落としたての珈琲が
用意されています。
それこそ夏の暑い日に、自分達も9時にワゴン車からクーラーボックス等の備品を搬入
し始めるのに、30分と経たないうちに冷たい飲み物と珈琲がチャンと用意されている
のですから驚きです。 何か急冷のウラワザが有るのでしょうか???
楽屋の廊下や楽屋の中に何カ所もケータリングセットが配置されるわけです。
お弁当が届けば、スタッフ楽屋、メンバー楽屋、本人楽屋、バイト君用のロビーへ
それぞれ分けて運び、当然、弁当の空き箱を片付けるのも彼女達です。
衣装のボタンがとれれば「ケータリングさーん!」、コピー取るのも「ケータリング
さーん!!」、爪切り借りるのも「ケータリングさーん!!!」タオルが必要なら
「ケータリングさーん!!!!」30人近いツアークルーが、とっかえひっかえ何か有
る毎に「ケータリングさーん!」なワケです。
事前に予想出来る事は「手配書」と呼ばれるマニュアルに添って指示されています。
ちなみに、この買い物籠は、、、、
2部7曲目が始まったら、用意して下さい。と「手配書」よって指示されたモノで、
ツアマネ北澤君がアンコール前に舞台袖に運びます。
アンコール用ですから「ザックリ」していますが、開演前の本番用は、それこそ
水が何本、スポーツドリンクが何本、その内常温が何本、タンブラーに用意する
モノや、スクイズボトルに入れるモノ、キャップに穴開けてストローを刺す人もい
れば、さらには、キャップを取った後にボトル側に残るプラスチックのリングを
切り外して下さい、なんて事も有るワケです。
20年程前にジャクソン・ブラウンの「手配書」見る機会が有りました。
それこそ、アチラは全てが契約事でのお仕事ですので、手配書が2センチも有る
本になってました。
・珈琲はアッパー何ガロン、ローアー何ガロンの間でキープしてくれ とか、
・40分以上たった珈琲は廃棄してくれ とか、
・サンドイッチは、ビーフ、ポーク、チキン、ターキー、最低4種類 とか、
・Aさんの楽屋に入れる林檎は1/8にカットして皮は剥かない とか、
・Bさんの楽屋の林檎は剥かずにペティナイフを添えて とか、
20年前に、ヴィッテルやペリエなど水の指定まで事細かくです。
それはそれは、事細かく指示されていて、本になってて当たり前な感じです。
この、全国にいる「ケータリングさん」の90%はアルバイトなのですが、、、
(残りの10%は、プロモーターの社員だったり、コンサートのアルバイトを
集める会社の社員だったり、東京から「ワードローブ」と言うセクションとし
てツアーを廻っている場合もあります)アルバイトと言えども、かなりのプロ
意識を求められます。
人気者、スパースター、ロックスター、スーパーアイドル、と、呼ばれる人達
が目の前にいるワケです。一日中、それもかなりプライベートエリアな楽屋で
そばにいるワケです。しかし、個人的に話しかける事もなく、サインして!とか
握手して!なんて言ってる人をヒトリも見た事ありません。
超高級ホテルのベルボーイが荷物を持ってくれつつエレベーターに同乗しドアが
閉まった瞬間に「握手して下さい」って目をキラキラさせた場面に立ち会った事
も有りますが、、、それでは「ケータリングさん」勤まりません。
プロモーターのチケットセンターや、ロビーのアテンダント、goods販売、これ
らのアルバイトを経験しつつ「この娘なら!」と引き抜かれてケータリング担当
になる事が多いようですから、プロ意識が高いのも頷けます。
このタダでさえハードルの高い「ケータリングさん」に、我が葉加瀬ツアーは、
更なる無理難題を平気な顔で突きつけます。
コレをクリアするのですから、葉加瀬現場の「ケータリングさん」はスゴイです。
この、無理難題が何かは、コンサートにいらした方は、気付いているかも?ですが、
いずれこのブログで、、、
]]>
石の上にも三年
http://blog.excite.co.jp/hakasetaro/15132001/
2010-09-30T23:59:00+09:00
2010-12-10T04:13:35+09:00
2010-12-10T04:13:35+09:00
ex_hakasetaro
Manager
・Mgr 菊池
今回は、私事で恐縮ですが、、、、僕の話を少し。 です。
と、言うのも、このツアー連動ブログも今年で3ツアー目となりまして、つまり、
3年間、コンサートの本番日に合わせて何らしかのお話を書いているわけでして、
あっ、去年のツアー後半分が未だ書けていませんが、、、
基本的には、公演日の数だけナンカ考えて書いてるワケです。
自分で言うのもナンですが、、、、
過去のブログ原稿を遡って読んでみても、なかなか良く書けてるワケです。
どーすれば、コンサートの良いチケットが取れるか?とか、そもそも、良いチケッ
トってナンなのか?とか、ツアースタッフにはどんな仕事があるかとか、色々と
こうして原稿として書く事によって、僕自身、再確認出来たり、改めて考えたり
自分の為にも正直、役立っている部分も有るわけです。
最近では、全国各地のプロモーターの新入社員や現場に接する事の少ないデスク
の女子社員に遡って読ませて、現場では何が起こっているか教えているなんて人も
出てきている始末で、色んな意味で何故か色んなトコロから「せっつかれている」
毎日です。
もともとは、葉加瀬を応援してくれる皆さんに、もっとツアーを楽しんで頂きたい、
もう一歩、身近にコンサートを感じて貰いたいと思って始めたワケですが、、、、
現在進行形のツアーのネタバレになる事無く、でも、ツアーに関連していて、さらに
過去に書いたネタと被らない話なんて、そうそう無く、、、2年前の書き込みを読み
返しつつ、自分の原稿に「なるほどねぇ」なんて感心して夜が更けていくワケです。
で、
過去のブログ原稿だけでなく、Macの中のスケジュールを遡って見ていたら、今日、
9月30日は、僕が初めて葉加瀬のコンサートに触れた日だったワケでして、コレまで
自分の事はなるべくこのブログに登場させないようにしてましたが、ちょっと書いて
みようかなってのが今回のテーマです。
初めて葉加瀬のコンサートに触れた、9月30日ってのは、、、
2006年9月30日「鎌倉芸術館」でした。
葉加瀬のソロデビュー10周年のツアーでスペシャルゲストに古澤さんを招いて行って
いる全国ツアーの7公演目の現場です。
つまり、僕が葉加瀬と仕事をするようになって、今日で丸4年が過ぎたワケです。
前任のマネージャーが躰を壊してリタイアしてしまい、しかし、ツアーの幕は落とさ
れ、葉加瀬の現場はバタバタの極地な感じだったそうです。
僕は、11年続けた或るアーティストのマネージャーを辞め(あっ、円満にです、円満
に、その方は夏の情熱大陸に、ここ数年続けて参加してますし、、、あくまでも円満
です。)ツアーマネージャーや外タレの楽器のスタッフとして仕事しつつ、「さぁ、
ドコに腰を落ち着けて、何しようかなぁ?」なんて考えていた頃でした。
先週、企画モノのツアー仕事が終わったばかりで、正直「ツアマネ1本!コンサート
制作で喰って行く!」と覚悟は出来ておらず、しかし既に11月にスタートする「大御
所バンドの結成30周年ツアー」の仕事も決まっていて、ツアーマネージャーとして次
の仕事が始まろうとしていたワケです。
また、掛け持ちで「U2//VERTIGO//2006 TOUR」日本公演の日本側の制作アシスタ
ントとして受けた仕事、4月公演が延期となり12月に決まった矢先で、、、
[U2]ですから、内心、仕事が出来る事自体を本気で楽しみにしていたワケです。
本気で。
そこに、葉加瀬のツアープロデューサーのオン・ザ・ライン根津さん(08/12/18の書
き込みに登場してます)から連絡が来まして、、、
とにかく、葉加瀬の事務所の人に会って貰えないか?って話でした。
マネージャーに!なんて話は一切無く、チョッとお手伝いして貰いたい!! と根津さんに
言われたワケです。
リタイアしてしまった前任のマネージャーは、実は個人的によく知っているヤツで、
根津さんは10年来の仕事仲間で、途轍もなく大きな恩がある人でした。
ツアースタッフのBOSS、ステージプロデューサー岡崎さん(08/09/24の書き込みに
登場)はそれこそ20年以上ものお付き合いが有る方ですし、、、
ツアー先での衣装の管理と楽屋周りのお手伝い、所謂「ワードローブ」をやって欲し
い!、後は、葉加瀬のツアー先で他の仕事をやっていても構わないし、葉加瀬と「大
御所バンド」の公演日が重なるところは、何とかするから、、、
携帯電話も用意するしぃ、、、
断れない状況に追い込まれたワケです。
残念ながら楽しみにしていた[U2]の仕事は、途中でゴメンナサイして。
18日の月曜日に前の企画モノ・ツアーが終わって、水曜日に根津さんに呼び出され、
木曜日に葉加瀬の事務所の人に会って、週明けにアルバム発売プロモーション福岡&
大阪に駆り出され、葉加瀬に4回目に会った日が4年前の9月30日でした。
よく「石の上にも三年」と言いますが、気付けば丸四年が過ぎているワケで、毎日楽
しく仕事が出来てますから、間違いなく僕は幸福なのでしょう。
あのバタバタの状況の中、にこやかに接してくれた葉加瀬の心中は、かなりの負担が
有ったかと察します。大変だったと思います。
他のツアースタッフも、急に放り込まれたフレッシュじゃない新人をとても温かく受
け入れてくれて感謝したモノです。
しかし、
忘れもしない、4年前の「鎌倉芸術館」の楽屋。
ひとりヒトリに「何が解らないのかが解らずな状態で御迷惑掛けますが、一日も早く
皆さんに追い付きます」って挨拶して廻る僕に、、、
「しっかり引き継ぎして太郎に負担掛けないのがスタッフの努めだろ!」と言い放つ
柏木広樹。
「その、引き継ぐ相手が居ねぇんだよぉぉぉぅ」と、奥歯を噛み締めたのも今となっ
ては楽しい思い出です。]]>
肉の日
http://blog.excite.co.jp/hakasetaro/15130220/
2010-09-29T23:59:00+09:00
2010-12-09T21:16:08+09:00
2010-12-09T21:16:08+09:00
ex_hakasetaro
Manager
・Mgr 菊池
今年の堺のコンサートは、いつもとは若干違った趣です。
葉加瀬の関西地区コンサートプロモートを担当する、キョードー大阪さんが、
堺の皆さんと一緒に「堺市を音楽の街にしよう!」と言う試みを立ち上げた、
「ラブ・サウンズ〜コンサートシリーズ2010」と言う企画の一環として行わ
れておりまして、、、、
楽屋の廊下は、市長さんや文化財団の理事長さん等、堺市の御歴々な方々から
贈られた花で溢れかえっている次第です。
そんな華やいだ雰囲気溢れる今日は9月29日。つまり、「肉の日」です!
言わずと知れた葉加瀬のニューアルバムの発売日。
20周年アルバムの発売を記念して、今年のツアーメンバーとして参加している
マニピュレーター八巻さんが葉加瀬に「Tシャツ」をプレゼントしてくれました。
さすが、葉加瀬との付き合いの長い八巻さん!
葉加瀬のハートを鷲掴みなデザインTシャツです。
この八巻さん、いずれお写真と共にこのブログにも登場して頂きますが、、、
葉加瀬のアルバム制作に於いては、サウンドエンジニアで有りコ・プロデューサー
でもあり、マニピュレーターでも有る葉加瀬には欠かせないパートナーなのです。
ツアーパンフレットの中で葉加瀬と対談をしてますので、詳しくはそちらを観て
頂くとして、、、、
解りやすく説明すれば、サウンドプロデュースを誰かにお願いせず、葉加瀬自身が
行う楽曲の、録音のマイクの種類を決め、各楽器の音量バランスを決め、アレンジ
等の楽曲の骨組みを葉加瀬と共に作り出し、まさに、パートナーなのです。
羽毛田さん、鳥山さん、武部さん、と言った葉加瀬作品でもお馴染みな日本を代表
するサウンドプロデューサーと共にレコーディングをする場合でも、当然、デモ音
源と呼ばれる「こんな感じ」とか「狙いはココです」って言うのが解るラフなレコー
ディングが事前に行われます。
この葉加瀬の自宅スタジオで行われる作業には、ほぼ100%八巻さんが参加してい
ます。と、いうか、八巻さんがいないと自宅のスタジオでCD聴くのも一苦労な感じ
な葉加瀬です。ドコで電源入れるのか、どのボタンを押せば音が出るのか????
で、いったい自宅でどんな事が行われているかというと、、、
「まずは80年代のディスコな感じのシンセのベースで、、、」
「キラキラしたハープがアルペジオしてて」「アイツのデビューアルバムの1曲目
のギターの音色でガツンと始まって」「あーー、やっぱりシンセのベースはもう少
し華奢な感じで」と、次々と抽象的なイメージをぶつけてくる葉加瀬に「コレ?」
「じゃあコレ?」「こっちが良いでしょ!」って、コンピューターを使って作る音
で葉加瀬イメージに答えるワケです。
どんどん、ずんずん、周りの僕等には解らない世界に入って行くワケです。
80年代のディスコを共に体感し、葉加瀬のキラキラがどんなキラキラかを知ってい
て、この感じの曲の場合のアイツが誰かを知っていて、改めて聞き返さなくても1曲
目のギターのインパクトを共感していて、くすぐり所をしっている八巻さんだからこ
そ引き出せる葉加瀬がココにいます。
葉加瀬はメロディだけが先行して楽曲が出来上がるタイプではなく、メロディと共に
リズムパートや和音や効果音が同時に頭の中で鳴りつつ作曲が進むタイプのようです
から、八巻さんの存在がどれだけ有り難いか、計り知れないわけです。
この部分の制作作業を一人で全て行う人もいますが、自分の世界に入り込んで抜け出
せず、結局、1曲として纏まらない、なんて事もありがちな話なワケで、、、
おそらく、葉加瀬はこのタイプです。
八巻さんがいないと、曲が出来ない、もしくは、締め切りなんて有り得ない!と言っ
ても過言では無いでしょう。
葉加瀬だけではなく、僕等にとっても無くてはならない人なのです。
さて、
今回のオチのパートですが、、、、、
「ラブ・サウンズ」のポスターをデジカメで撮りにロビーに向かったワケですが、
会館の入り口に掲示してある「本日の催物」の掲示板。
「肉の日」にコンサートやって、アルバムリリースして、八巻さんから「NIKU-Tシャ
ツ」もらって、会議室では「じゅうじゅうカルビ」が面接している。
ドコまで「肉」を引付ければ気が済むのか?
恐るべし、葉加瀬太郎。]]>
ぼろ泣き。
http://blog.excite.co.jp/hakasetaro/15124433/
2010-09-26T23:59:00+09:00
2010-12-08T21:07:59+09:00
2010-12-08T21:07:59+09:00
ex_hakasetaro
Manager
・Mgr 菊池
いよいよ、明日からNHK、連続テレビ小説「てっぱん」が始まります。
いろいろと紆余曲折ありつつなんとか収まり葉加瀬が担当する事になりまして、、、
たとえば、
NHKの希望としては、27日からの放映なので、ソレまでは例え葉加瀬のコンサートと
言えども、演奏しないで頂きたい!とか、、、、
アルバムの発売は、それこそ27日以降にして頂きたいとか、、、、
確かに、番組側の話は解ります、大人の意見としては正論です。
でも、でも〜 ねぇ。
ここだけの話ですが、ぶっちゃけ、アルバムの発売日は9月15日でした。
春先に行われた編成会議に決定として一度話されたので、もしかすると、CDショップ
等にお勤めの方には9/15で一度、情報が流れたかも知れない感じの9/15発売でした。
当然、ツアースケジュールはCDのリリース日程も考慮しているワケですから、、、、
さぁ、大変!! と、言うワケです。
そこから紆余曲折あり、大人の話し合いが何度か行われ、、、
発売日を遅らせた場合にコンサート会場で購入する方への対応をどーするか?とか。
「損した」って思わせても行けないし、「えらいトクした!!」と思わせれば、今度は
発売日以降に会場で購入する方が怒るだろうし、、、
結局、今日の横須賀までは、予約販売として送料を負担して頂きつつ、握手会には参
加して頂き、発売日に直筆サインが入ったジャケットと同じサイズとデザインのカー
ドがアルバムと共に届くと言う事になったワケです。
コンサートのプログラムとしては、やはりオンエア開始の日程を跨いで、やるパター
ンとやらないパターンを作るわけには行きませんから、、、
「てっぱん」の宣伝番組はいつあるのか?とか、試写会はしないのか?するなら、
何日に行われるのか?とか、ドラマ宣伝の番組では楽曲が流れるのか????
そこで流れたら、解禁って事にならないのか????
お恥ずかしい話ですが、ホントに右往左往しました。
しかし、
右往左往した甲斐があったというか、ナンというか。
この「てっぱん」実に面白いんです。
仕事柄というか、劇中の音楽も葉加瀬が担当しているので、9月の頭にオンエア1週目
の6話ぶんのDVDが届くワケです。「こういう感じに使用してます、問題無いですよ
ね」というDVDがやって来るワケです。
いやー、面白かった。1週目で、こんなに観る者を鷲掴みにするならこの先どーなる?
ってくらい面白いです。
ツアーリハーサル大詰めのスタジオで皆で揃って休憩時間に観たんですけど、、、
パーカッションの仙道さん、2日目の放送を見たところで「ワンワン」泣き出して。
もー、感極まってしまったのでした。
とりあえず、僕等の試写は2話目で終了!
休憩明けには「てっぱん」の曲をリハーサルするはずだったんですが、、、、
元気に明るく楽しく演奏出来る「情熱大陸」をやりました。]]>
関東シリーズ
http://blog.excite.co.jp/hakasetaro/15030819/
2010-09-25T23:59:00+09:00
2010-11-23T06:09:09+09:00
2010-11-23T06:09:09+09:00
ex_hakasetaro
Manager
・Mgr 菊池
11月のオーチャードホールや12月のNHKホールは言うまでもなくツアースケジュール
を見ると、だいたい1ヶ月置きに関東近郊の公演が立続く時期がやってきます。
11月初旬の「相模大野、八王子、大宮」などがまさにソレで、今回の「山梨、葛飾、
横須賀」が、今年のツアーの「初!関東シリーズ」です。
実は、コレが結構シンドイのです。
地方に出向いて行う公演は、正直、修学旅行的な楽しみがぶっちゃけ有ります。
駅や空港で落ち合って「ヤバイ!間に合わないかも!! たぶん遅れます」なんてメール
が西嶋君から届いたりしつつ、駅弁広げて、、、
終演後は、年に1回の馴染みのお店でご飯会。
決して毎回大層な宴会を開いているワケでは無く、結構B級グルメも織り交ぜた、
でも確かにウマイ!! その街でしか味わえないご褒美的な晩ご飯が待っていたりするワケです。
しかし、
残念ながら「関東シリーズ」の公演にはこう言った楽しみは無いのです。
当然、効率の良いスケジュールをツアー制作のオン・ザ・ラインは組み上げるワケ
ですし、「九州シリーズ」や「四国シリーズ」を短期間に纏めるのと同様に関東公演
もシリーズ化されます。
これらの大きな違いは「現地集合・現地解散」なトコロです。
この移動行程表の1列目と2列目、山梨公演用の情報が「ビッチリ」書き込まれている
のに対して葛飾公演用の情報は、上の段が「現地集合」下の段が「現地解散」のみ、
実にスッキリしたモノです。
そして、なにより
「関東シリーズ」で怖いのは、渋滞と満員電車。
首都高速の「工事渋滞」や、千葉方面からの「ディズニーランド閉門時間渋滞」に
巻きこまれた場合、仙台や名古屋から帰って来る方がラクだったりしてしまう事も。
また、何気に都内に戻るので会社に立ち寄ってみたり、備品補充に深夜のドンキホー
テに寄ってみたり、ついつい帰りが遅くなりがちです。
ましてや、スタッフは朝9時の搬入開始の為に始発と共に動き出し、出勤時間の満員
電車に揺られ会場へ辿り着き、終電で帰宅!なんて事も良くある話で、、、
「関東シリーズ」はシンドイのです。
でも、しかし、
開演直前の舞台監督・弘田君の「5分前です!!」の声に、葉加瀬&メンバーは勿論、
ツアースタッフ全員が一人残らず「今日もやるぞ!」な顔つきに変わり、スイッチが
入る瞬間を見るにつけ、そして応援に駆けつけた各セクションの東京スタッフに囲ま
れて、好きな仕事を選ぶ事が出来た幸せを実感するのも「関東シリーズ」なのです。]]>
微妙な移動
http://blog.excite.co.jp/hakasetaro/15028774/
2010-09-23T23:59:00+09:00
2010-11-22T21:41:31+09:00
2010-11-22T21:41:31+09:00
ex_hakasetaro
Manager
・Mgr 菊池
ツアーの行程の中で何度か出てくる「微妙な移動」。
この山梨がまさに「ソレ」です。
普段、ツアーの移動で頻繁に使われるのは、新幹線なら東京駅、品川駅、
飛行機なら当然、羽田空港となるわけです。
日頃、使い慣れた駅や空港なら葉加瀬と合流した後、多少道が混んでいても
抜け道が何本も思い浮かぶワケです。
品川より東京駅は混むとか、羽田から北陸に向かう便は搭乗口が異常に遠い
とか、予想外に早く着いたらあのエリアでゆっくりお弁当買ってとか、あっち
の入り口から入って本屋によってとか何気にシミュレーション出来るワケです。
ところが、
山梨の場合、「あずさ」とか「かいじ」とか新宿なワケです。
それも今日は祝日ですから「紅葉狩り」と称した団体さんがイッパイいる
と予想されるワケで、団体が団体でいるのです。
二人掛けの椅子の向きを替えて四人掛けのボックスシートにして梨とか果物
ナイフ持ち込んで剥いてる群れの中では「あらぁ!葉加瀬さぁ〜ん」と弄ら
れ放題な「紅葉狩り」ならぬ「葉加瀬狩り」な姿が容易に想像出来ます。
ましてや、
ナゼか新宿には縁がないというか、、、
普段、葉加瀬と一緒にいて新宿で仕事と言うのは滅多に有りません。
不思議なくらい新宿には縁がなく、記憶が正しければ昨年の「笑っていいとも」
以来、新宿には行っていない気がします。
普段行き馴れていない新宿なので、余裕をもって早めに出発して、、、、
でも、早すぎると団体の団体に巻きこまれるし、逃げ場所も思いつかないし、
終演後もコンサート会場恒例の握手会の後、最終電車を気にしてバタバタするし、
実際、
今回の山梨の公演に関しては
「新宿11:00→あずさ13号→12:31甲府」で山梨に向かい、帰りの便は、、、
「甲府21:09→スーパーあずさ36号→22:36新宿」
と、
翌日「甲府11:29→特急かいじ108号→13:09新宿」のダブルスタンバイでした。
当然、宿泊もギリギリのタイミングで判断するのを前提にダブルスタンバっている
ワケです。
ツアーマネージャー北澤君や各地のプロモーターさん、ご苦労様です。
結局は前日まで迷いに迷って東京から車で行く事にしたのですが、ついこの間
までの「高速1,000円大渋滞」のトラウマが有ったので、、、
案の定、
帰りの高速は若干の渋滞に巻きこまれ「電車の方が良かったんじゃないのぉ」
なんて、葉加瀬に言われましたが。
意外と断りづらい、知らない人の「ほら、剥きたての梨どーぞぉ!」よりは、、、
]]>
思いがけない贈り物
http://blog.excite.co.jp/hakasetaro/15028178/
2010-09-20T23:59:00+09:00
2010-11-22T20:08:30+09:00
2010-11-22T20:08:30+09:00
ex_hakasetaro
Manager
・Mgr 菊池
今年から楽屋の様子が様変わりです。
葉加瀬のデビュー20周年を祝って、ツアーの舞台美術を担当するシミズオクトさんが
幹事となり「楽屋暖簾」を贈ってくれました。
ステージのセットデザインや美術小物をセレクトする渡部さんが図案をデザインし、
営業の山岡さんが手配&発注を行い、まさにステージセットが創られてゆくのと同じ
ように色味や図案が何度も手直しされ、葉加瀬には秘密の「本気モード」のもう一つ
のプロジェクトが進んでいました。
この渡部さんと山岡さんは女性の最強コンビで、葉加瀬やステージプロデューサーの
岡崎さんが限界まで膨らましたアイディアを具現化し、渡部さんがデザイン画に興し
図面を作ります。その後、実際の強度や運搬や建て込みの利便性、そして何よりも
重要な「予算」の検証を山岡さんが行い、再度渡部さんがブラッシュアップします。
当然、
葉加瀬やステージプロデューサー岡崎さんは、その途中経過にも数多くの無理難題を
付け加えます。さらには、現場で実際に組み上げる大道具のスタッフや舞台監督から
も安全性に対してのリクエストも山のように浴びせられるワケです。
葉加瀬の想い、岡崎さんのイメージ、舞台監督が求める利便性と安全性、そして、
トラックに積みきる為の構造とサイズ。
ツアーに関わる大勢の気持ちと現実を一手に引き受けて、同じセクションの中で鬩ぎ
合う感じは、特殊な大人の関係が垣間見えるワケです。
昨年のデザイン画をオマケにどうぞ。
ところで、この「楽屋暖簾」良く演劇や演歌の大御所な楽屋でお見受けして、
たいそう仰々しいかんじねぇ〜。なんて思ってましたが、、、
意外や意外、便利なんです。
ドアは開いているわけですから、中のようすは何となく解るワケで、、、
締め切った伺い知れない冷たい感じを醸し出し事は無いのです。
また何よりも、楽器を持ったままの出入りが多い葉加瀬楽屋、コレほど便利な
感じはありません。
ふだんの楽屋廊下は小学校の廊下なみに「走ると怒られる」のです。
どんなに急いでいてもステージでトラブルが起こっても「走ってはいけない」
のです。
出会い頭で楽器を持っている葉加瀬や楽器のスタッフとぶつかった事を考えると
全身に寒気が走ります。
廊下から楽屋の様子が解ると言う事は逆に、楽屋からも廊下の様子が解るわけで
コレが思った以上に便利なんです。ナンか安心なんです。
思いがけず、たまらなく便利な贈り物を頂きました。
で、
ステージプロデューサーの岡崎さん、この「楽屋暖簾」に触発されたのか、、、
「俺は20周年のお祝いに旗を贈る!」と言い出しているとかいないとか。
ツアーの途中から岡崎さんのポケットマネーによる演出が登場するかも?]]>
奇跡の大逆転
http://blog.excite.co.jp/hakasetaro/14974350/
2010-09-18T23:59:00+09:00
2010-11-13T20:44:55+09:00
2010-11-13T20:44:55+09:00
ex_hakasetaro
Manager
・Mgr 菊池
初日にも書き込みましたが、今年のコンサート恒例のスペシャル・コーナー、
「ユア街ソングつくりまSHOW!!」は『秀逸』の一言に尽きると言っても過言
では無いでしょう。
いったい、いつから?なのか、そして、ナゼ?なのか、定かでは無いのですが、
葉加瀬コンサートでは「コーナー」と呼ばれるアトラクションが必ず有ります。
それも、1アイテムではなく2つも3つも有るのです。
過去には、訪れた街にビデオカメラを持ち出して地元の人達との交流を収めた
映像を紹介する「ふれあい散歩道」や、作曲家ブラームスの楽曲を解説するだ
けではなく、生い立ちや恋愛観までも紹介しつつ、抽選箱でその日の演奏曲を
選ぶ「ブラームス講座」、お客さんをステージに上げてルーレットで演奏曲を
その場で選んで貰う「葉加瀬セレクション」、ピアノのマチェック・ヤナスが
日本語勉強の成果を披露する為に習字作品を披露する「今日のお言葉」、「ふ
れあい散歩道」の映像の力に頼らず、話で盛り上げる事に特化させた画像スラ
イドショーの「巡業日記」と、ある意味演奏よりもハードルの高いトークコー
ナーが「ウリ」になっています。
最近では葉加瀬の「こんなコーナー作ってみました!」の一言が盛り上がるきっ
かけになってるほどです。
いつもは、ツアーのリハーサルも佳境となって皆が「いっぱいイッパイ」に
なり始めた頃を見計らったかのように葉加瀬が無茶な事を言い始めて来るワケ
ですが、、、今年は、とても早い段階から葉加瀬の中で完成度の高い状態で
見えていたようです。
ツアーが始まったステージ上では、パネルや黒板が用意されているので、葉加瀬
の面白可笑しい説明で彼がやろうとしている事が具体的に理解出来るのですが、、、
僕等はリハーサルスタジオのロビーで葉加瀬が殴り書いたペラ紙1枚見せられて、
「まず、このタイトル看板が有って!」
、、、、、? 皆がポカンと口を開いて頭の上にハテナマークが3個づつ浮かんで
いるトコロからスタートでした。
それが、「ユア街ソングつくりまSHOW!!」、このツアー連動ホームページの看板
連動コーナーにまでなるとは誰も予想していなかったワケです。
順次、アップロードして各地の「ユア街ソング」を聞けるようにします。
モバイルサイトでは、ツアースケジュールが折り返す頃から「着メロ」としての
配信も予定しています。
葉加瀬本人曰く、ピアノソロ演奏や唄う日が有っても良いんぢゃない?
早速、今夜、人前で初めて披露されるピアノ独奏となりました。
喰ってばかりのお笑いコーナーを卒業した、音楽的で且つアカデミックな新コー
ナーの誕生です。]]>
初日!
http://blog.excite.co.jp/hakasetaro/14807011/
2010-09-17T00:01:00+09:00
2010-10-17T17:12:31+09:00
2010-10-17T17:12:31+09:00
ex_hakasetaro
Manager
・Mgr 菊池
今年のツアーも始まりました!!
ツアー初日と言えば、東京近郊から始まるのがここ数年の常でしたが、、、、
初日からツアームード全開の伊賀初日です。
意外と遠かったです。 いが だけに。
今年のツアーは、デビュー20周年に相応しいコンサートです。
自信を持ってオススメ出来ます。
葉加瀬のコンサートでは恒例の「スペシャル・コーナー!!」
昨年は、喰って喰って喰いまくった「巡業日記」とマチェックの「今日のお言葉」
一昨年は「ブラームス講座」と「リクエスト・ルーレット」等々どちらかと言えば
「お遊び色の強い」企画枠でしたが、、、
今年は『抜群にすばらしい』の一言です。
前半では、このHPでも公開している「ユア街ソングつくりまSHOW!!」。
後半には、更にステキなコーナーも。
コンサートの流れを引き締めてくれる「音楽的な」2つの企画が用意されています。
9月29日リリースのニューアルバムから新曲を沢山演奏したうえに、たのしく
素晴らしいコーナーまで有る、お得感満載のコンサート。
各地の公演を楽しみにしていて下さい。]]>
EMOTIONISM
http://blog.excite.co.jp/hakasetaro/14787470/
2010-09-15T00:04:00+09:00
2010-10-14T12:38:11+09:00
2010-10-14T12:38:11+09:00
ex_hakasetaro
Manager
今年もいよいよ全国ツアーが始まります。
20th Anniversary Tour "EMOTIONISM" 当然、恒例のツアー連動ページも
スタートします。
3年目になるツアー連動ページも、若干のヴァージョンアップを目論んで様々
な情報ページや葉加瀬やHPスタッフに感想を届けられるページを設けたり
しています。
毎年思うのですが、自分で自分の首を絞めている気がしてなりません。
昨年は公演用の「巡業日記」編集やツアー連動ページ用の「巡業日記再編集」
を強行スケジュールの中で行い、忙しさにかまけてブログの更新が滞ってま
したが、、、、、、、
はい、解っています。 皆まで言わずとも自覚していますぅ−。
「僕だけ去年のツアーが終わっていません」
12月3日以降の残り15公演分も更新します! したいです。 すると思い
ます。 出来ると良いですね、、、
弱気な事を言わず、がんばります。あせてお楽しみに、、、 です。]]>
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