・Mgr 菊池
彼は、ツアープロデューサー根津さん。
ツアーマネージャー北澤くんの直属の上司ってコトになります。
彼はオン・ザ・ラインというコンサート制作会社にいる、葉加瀬チームに加わって10年になるスタッフです。
オン・ザ・ラインは年間3,000本を超えるコンサートを制作する会社で、あのアーティストもこのアーティストも、あのイベントもこのイベントも片っ端から制作運営する国内最大手のコンサート制作会社で、その勢いは「映画界で言うところの戸田奈津子」的な絶大さです。
通常はアーティストやマネージメントのプランを全国で組み立ててゆくのですが、葉加瀬とオン・ザ・ラインの関わり合いは他のアーティストよりも濃く、CDの売り上げや昨年のチケットの券売状況、チケットが売り切れるまでにかかった時間など、さまざまなデータを基に、コンサートの規模や公演数、公演地区、内容をシビアにプランニングし提案してくれます。時にはチケット券売とCDの相乗プロモーションや、商品に関係しないアーティストプロモーションのアイディアを提案してくれたり、コンサートだけに特定されない部分までの力強い協力体制で組んでくれています。
オン・ザ・ラインの「ウソのようなホントの話」
ある超有名なアーティストがアリーナツアーを何度か行って、どうしても大阪城ホールを満員にする事が出来ませんでした。 色々なデータと照らし合わせると、所謂オン・ザ・ラインの法則としても「有り得ない状況」だということで、その年、オン・ザ・ラインが制作を行うことになりました。
結果、大阪城ホールは2DAYS超満員になったそうです。
チケットの販売時期、プロモーションの内容、公演時期を見直し、例えば、同じ客層を持つアーティストと一般発売日をずらす、とか、受付の電話回線を大阪公演だとしても名古屋に自動転送させ名古屋で受け繋がりやすくするなど、ノウハウとアイディアを山のように持つ心強い味方です。
ただ、ノウハウもアイディアも判断力が尋常じゃなく求められます。
根津さんは「恐ろしい程にシビア」で心情や夢や希望に振り回される事無く「一切揺れることの無い」人で、最強です。
僕が出逢ったのはキョードー東京がコンサート制作部門を強化するので新しい会社を作るらしい?って言われた頃に「キョードーの根津です」って挨拶されました。
あれから12年ずいぶんとパワーアップしてしまいました。
札幌の終演後、来年の春の悪巧みをする二人の証拠写真
葉加瀬なみに根津さんも忙しい人で、なかなか二人のスケジュールが合わず15分で済む打合せが組めず、その為だけに札幌まで来てもらいました。
みなさん、もう一度書き込みますねっ。
「来年の春の悪巧み」をしています。