大阪:梅田芸術劇場
・Mgr 菊池
今年のツアー初の2DAYSです。
続けて2日間、同じ会場で公演を行う事を文字通り「ツーデイズ」と呼びます。
当然、3日間の公演は、3DAYSとなるワケです。
4DAYSってのは、ガクンと聞かなくなります。
と、言うのも、、、
以前、何度か書き込んだように、ツアーを行うアーティストは、まさにアスリートと
同様の疲労と体調管理の鬩ぎ合いな毎日をおくっています。
4日連続の公演ともなれば、かなりの負担が予想出来るワケで、葉加瀬のように演奏
がメインな公演は珍しく、大半がヴォーカリストのコンサートなワケです。
正直、4日連続の公演に耐えうる声帯をもっているヴォーカリストは奇跡といえます。
ヴォーカリストの公演であれば、3DAYSも珍しいはずです。
なぜなら、
4公演も同じ街で続けて公演を行える程の集客力が有るならば、当然ワンランクアップ
させた集客が可能なアリーナツアーを考えるのが「制作」と言うものでしょうし、
これだけの規模を維持出来るのであれば、、、、
2日間、公演を行い、1日は舞台も楽屋もそのままに会館をロックアウトして借りてお
いて、1日休みにしてしまっても良いわけです。
当然、集客して公演を行うより会場費は抑えられるワケですし、何よりも「仕込み」
「バラシ」の人件費が抑えられるワケですから、、、、
しかし、
同じ会場で続けて何公演かが予定されていれば、やはり、最後の日を観たいのが人の
常ですし、初日のチケットが伸び悩むナンてリスクも当然有るワケです。
2DAYS以上のスケジュールを組めると言う事は、大変嬉しい事なのですが、同時に、
どういうスケジュールを切るか、会場の規模をどう分析するか、曜日との兼ね合いも
重要ですし、条件の良いスケジュールは他のアーティストも狙っているわけですし、
ココが、制作の腕の見せ所です。
そんなピリピリした大人達とは裏腹に、現場はフィーバーな大盛り上がりです。
終演後の「バラシ」も無ければ明日の「仕込み」も無いワケですし、、、
明日は全員、重役出勤です!!
本人&メンバー8人、舞台監督2人、道具2人、P.A.3人、照明3人、楽器3人、
トランポ2人、物販、ツアマネ、トレーナー、マネージャー、大阪プロモーター
2人の総勢29人の酒盛りです。
今年のツアー初の全員参加な食事会ですから、葉加瀬自身が鍋奉行としてスタッフ
を労います。
決して罰ゲームではありません。
この店の看板メニュー「鉄板鍋」締めの一品です。
「自然派ら〜めん」と「杵打ちうどん」そば粉使用の「韓国麺」と「韓国はるさめ」
普通は、どれかヒトツをチョイスするのでしょうが、、、
葉加瀬の溢れんばかりな感謝の気持ちは、全てをミックス!
決して罰ゲームでは有りません。