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田辺聖子フェア

こんにちは。
主に、単行本、Grazia Booksの編集をしておりますMSです。
12月号では、「恋によく効く 田辺聖子」を担当しました。

何度もお宅を訪問して伺ったお話は
迷っている女性の背中を押す力にあふれています。
撮影の長島有里枝さんは、猛暑をものともせずにがんばってくださいましたし
中島京子さんは、直木賞受賞直後のお願いにも関わらず
快く原稿をお寄せくださいました。
対談の鶴瓶さんとの大阪弁でのやりとりも熱気にあふれています。

詳しい内容は、本誌をご覧いただくことにしまして。
きょうは、田辺ワールドの愛をご紹介したいと思います。

 

先日、各社の田辺先生担当者で集まる機会がありました。

昔から、先生の担当者はとても仲がよく
もちろん、田辺作品が大好きという共通項で結ばれているのですが
先生ご自身も、担当を大切にしてくださり、よく集めて遊んでくださったものです。
いまは、出版社だけでなく、書店さん、新聞社からも
担当が集まるようになりました。

いい機会と思い、特集のコピーをお持ちして、みなさんに宣伝しました。
各社の文庫本の写真も載っているので、それは喜んでくれました。

そのなかでおひとり、熱心に熱心に読んでいるかたがいました。
田辺作品大ファンの書店員さんです。
あまりに真剣なので、コピーですが、と差し上げました。

その後、ご連絡いただいて、
Grazia発売に合わせて、田辺フェアをします、とのこと。
有隣堂アトレ恵比寿店です。

ここは、駅ビルにあり、特に女性のお客さまが多いお店。
そのお店で、Grazia×田辺作品のフェア!すばらしいことです。


きのうがフェアの初日。どんなようすか楽しみで、開店を待って行きました。
田辺聖子フェア_a0142478_1553598.jpg

「Grazia12月号連動企画 恋によく効く田辺聖子」と乙女レトロな書体の看板が中央に。
左にGrazia本誌、右には講談社文庫の装丁に使ったてぬぐい。
下の棚には、講談社の本をはじめ、いまよく売れている文庫がずらり。

田辺作品は、装丁が美しいのも評判ですが、
てぬぐい、刺繍、フラワーアレンジメントを使い、
美しい色、モダンな柄のカバーがずらりと並んだコーナーは
そこにいるだけで、ウキウキしてきます。
田辺聖子フェア_a0142478_15535790.jpg


そして、各社担当編集者からのひとことをまとめた小冊子がかごの中に。

フェアを企画し、棚を作ってくださった担当者は
みなさんのひとことを読んで、田辺先生への愛に泣きました
とおっしゃいます。

私は、この棚を見て、泣きました。

これだけ新刊本のあふれている時代。
書店に行っても、何を手にとっていいのか、どれを読んでいいのか
茫然と立ち尽くし、何も買わないで帰ることも多いのに。

それなのに、書店員さんが、自信を持って勧めてくださる。
一面の棚に、綺麗に並べてくださる。
それこそ、本への、著者への愛と情熱にほかなりません。
田辺聖子フェア_a0142478_15544723.jpg

差し上げたカラーコピーは、誰でも手に取れるよう、つるしてありました。
Graziaを開かなくても、特集の中身がわかる工夫です。
そして、ところどころにラインマーカーのしるし。
彼女が気にいったフレーズです。
そして、ひとこと。
「すべての人がこの特集を読んだら、世界はもっと愛に満ちるのに」


ひと月ほどフェアを続けてくださるとのこと。
すみずみまで心のこもったコーナーで、みなさまも愛に包まれてください。
by grazia_edit | 2010-11-05 16:13 | MS | Comments(2)
Commented by blossomart at 2010-11-09 16:55
こんにちは。田辺聖子さんの書籍は好んでこつこつ読み、
心してます。このような本棚とても素敵ですね。
Commented by grazia_edit at 2010-11-12 10:06
blossomartさま

コメントありがとうございます。

こういう本棚がほしかった、という声が、まわりでも多数ありました!
同じ著者の本でも、版元ごとに置かれていることが多いので
探すのが大変だったりしますよね。
さらに、絶版のものも入っているといいのにー、と夢は膨らみます。

ところでニュースです。
田辺さんの地元、神戸でもフェアの動きが!
実現したら、お知らせしますね!!
(MS)