長谷川等伯展@京都国立博物館
2010年 05月 10日
こんにちは、HKです。
すっかりご無沙汰してしまってすみません!
GWも近場でうろうろしていたので、素敵なトピックスもなくて更新できず、
タイから帰国のMH先輩に怒られる~、とびくびくしていたのですが・・・

9日の日曜日に用事があって京都に行くことになり、京都国立博物館での
長谷川等伯展が最終日!ということで急遽行ってまいりました。
が、しかし・・・

開館時間の9時半に着いたにも関わらず、長蛇の列!!
50分待ちの案内が出ていました・・・でも日差しよけのテントが設営されていたり、大量の日傘を用意して貸してくださったり、と会場側のきめ細かい心配りのおかげで、待ち時間もあまり苦になりませんでした。
故郷の能登・七尾時代に描いていた仏画から、30代で野心を抱いて上洛し、
秀吉のために製作した豪華絢爛な金碧障壁画(一番上の写真)、
そして次第に墨の濃淡だけで表現する水墨画を極めていくまでの
天才絵師の一生の軌跡を追う、とても見ごたえある内容でした。

館内は撮影禁止のため、画像が乗せられず・・・。垂れ幕に一部使われているのが、
水墨画の最高峰「松林図屏風」。
墨の濃淡だけで、霧に包まれている松林の幽玄な情景を描き出した、水墨画の最高傑作といわれている作品です。
実際に目の前に立つと、見ているこちらの髪の毛や肌まで、しっとり濡れてくるような感覚、そして切なさ、無常感、など様々な感情がわきおこってきました・・・。400年の時を越えて、この素晴らしい作品と邂逅できたことに感謝しながら、会場を後にしました。
すっかりご無沙汰してしまってすみません!
GWも近場でうろうろしていたので、素敵なトピックスもなくて更新できず、
タイから帰国のMH先輩に怒られる~、とびくびくしていたのですが・・・

9日の日曜日に用事があって京都に行くことになり、京都国立博物館での
長谷川等伯展が最終日!ということで急遽行ってまいりました。
が、しかし・・・

開館時間の9時半に着いたにも関わらず、長蛇の列!!
50分待ちの案内が出ていました・・・でも日差しよけのテントが設営されていたり、大量の日傘を用意して貸してくださったり、と会場側のきめ細かい心配りのおかげで、待ち時間もあまり苦になりませんでした。
故郷の能登・七尾時代に描いていた仏画から、30代で野心を抱いて上洛し、
秀吉のために製作した豪華絢爛な金碧障壁画(一番上の写真)、
そして次第に墨の濃淡だけで表現する水墨画を極めていくまでの
天才絵師の一生の軌跡を追う、とても見ごたえある内容でした。

館内は撮影禁止のため、画像が乗せられず・・・。垂れ幕に一部使われているのが、
水墨画の最高峰「松林図屏風」。
墨の濃淡だけで、霧に包まれている松林の幽玄な情景を描き出した、水墨画の最高傑作といわれている作品です。
実際に目の前に立つと、見ているこちらの髪の毛や肌まで、しっとり濡れてくるような感覚、そして切なさ、無常感、など様々な感情がわきおこってきました・・・。400年の時を越えて、この素晴らしい作品と邂逅できたことに感謝しながら、会場を後にしました。
by grazia_edit
| 2010-05-10 23:29
| HK
|
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