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竹澤哲のWorld Cup Report 12:ミュンヘン、ドイツの勝利を祝う。

 ミュンヘンの盛り上がり方はすごかった。決勝トーナメント最初の試合、ドイツ対スウェーデンがミュンヘンで行われた。試合開始の数時間前から、もう待ちきれないといわんばかりに、人々はみな思い思いの応援スタイルで街に繰り出している。ユニフォーム姿に国旗を持った人。バイエルン地方の民族衣装の男女も何人か見つけたし、国旗をそのまま服に仕立てた人もいる。男ばかりでなく女性も多い。女の子の場合はユニフォームよりも、ドイツ代表のデザインのTシャツやタンクトップを着ている人がほとんど。あとはフェイスペンティングでドイツ国旗を描いていたりする。
 これまで回ってきた街の中でも、いちばん盛り上がっていると感じた。決勝トーナメントが始まったせいかもしれない。
 ミュンヘンは町中がドイツの応援をしていたため、ほとんど目立たなかったが、時折ドイツ以外のサポーターの姿も見かけた。イングランドやメキシコといった、ベスト16に勝ち残った国々のサポーターたちだ。なぜかみんな誇らしげに歩いているように見えてしまうのは、気のせいだろうか。あらためて、日本がいなくなってしまったのをとてもさみしく感じる。
 ミュンヘン市内にはパブリックビューの会場もつくられたが、ミュンヘンの中心的な広場である、マリエン広場にあるカフェにもモニターが置かれ、たくさんの人が集まっていた。試合は最初から最後までドイツペース。試合開始早々からドイツは猛烈に攻め込み、序盤に一気に2点。試合を決めてしまった。悔やまれるのはスウェーデンがPKを与えられながらも、ラーションが外してしまったことだ。1点差となれば、試合展開も変わっていたかもしれなかった。ラーションは今大会あまり元気がなかった。スウェーデンはやはりラーションやイブラヒモヴィッチが活躍しなければ勝てない。
 試合終了の瞬間、大きな歓声がおこり人々は勝利を祝った。町中には雄叫びをあげながら飛び跳ねる人、あるいは歌いながら歩く人。国旗を風にたなびかせながら、クラクションを鳴らしながら走る車。ビールを飲みながら勝利を祝う人。カールス広場にある噴水には、水を浴びている人もみかけた。喜びのあまり水の中に入るというのは、どこでも一緒。ミュンヘンの街の興奮はいつまでも冷めそうになかった。
(6/24日ミュンヘン) 

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by ginga-movie | 2006-06-26 12:24 | 竹澤哲のワールドカップコラム | Trackback
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[GINGA / ジンガ]とは?

ポルトガル語で揺れるという意味があり、狭義では、フットボールにおけるフェイント時の足さばきのこと。あるいはカポエイラの基本動作を言います。広義では、ブラジル人特有のしなやかでリズム感のある身体性そのものから、心の拠り所としての象徴的な言葉として、ブラジルではごく一般的に使用されています。
「遊び心のあるサッカーは、プレイを楽しまないと出来ない」ロビーニョは映画『GiNGA』の中で、そう語ります。それは彼のみならず、ロナウジーニョのあの楽しく創造性豊かなプレイからも容易に感じることができるでしょう。そのすべての源は、ブラジル人は「GINGA」を持っている、という事実に尽きるのです。

映画『GiNGA』公式サイト
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KTa★brasil(ケイタブラジル)
STUDIO APARTMENT、KALEIDOSCOPIOをはじめ数々のレコーディングにパーカッションで参加。サンバの本場、ブラジル仕込の打楽器奏者/MC/DJ。渋谷Organ barのLa Verdad、渋谷rootsでのSAMBA NOVAでのレギュラーをはじめ、日本各地でのライブ・DJ、一度そのGINGAを体験すべし!
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出演:ロビーニョ、ファルカン、ウェスクレイ、ロマリーニョ、他
監督・脚本:ハンク・レヴィン、マルセロ・マシャード、トシャ・アルヴェス プロデューサー:フェルナンド・メイレレス(『シティ・オブ・ゴッド』)、ハンク・レヴィン
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配給:レントラックジャパン、キネティック、コムストック オーガニゼーション
宣伝協力:プチグラパブリッシング 協力:ナイキジャパン 後援:ブラジル大使館

原題: GiNGA The soul of brasilian football
2005年 / ビスタ / 78分43秒 / ブラジル / カラー / 35ミリ
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