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竹澤哲のWorld Cup Report 03 : 日本戦と韓国戦

 カイザースラウテルンという小さな街が日本とオーストラリアのサポーターで一杯になった。商店街にはいたるところにテントが貼られ、即席のお店ができあがっているし、盛り上がり方がすごい。お祭り騒ぎの中にも、街の人たちがしっかりとホスト役を演じ、それを両国のサポーターが心から楽しませてもらっている、そんな感じだ。
 さて試合結果について一言。イングランドがあの暑さの中、無理をしないで、徹底的に守りきった、あの戦いを日本もできなかったのかなと思った。それにしても10分間で3得点というのは、フットボール、あるいはワールドカップの恐ろしさを改めて思い知らされた感じ。丘の上にあるスタジアムから多くの日本サポーターと共に引き上げたが、誰もが言葉少なげだった。
 翌日、フランクフルトで行われた韓国対トーゴ戦を見に行った。意外だったのが、韓国サポーターが試合前、とてもおとなしいことだ。もっとも、フランクフルトのスタジアムは森の中にあるため、カイザースラウテルンのようにスタジアムへ行く時に、お祭り会場のような商店街を抜けていくのと状況が異なる。それも関係あるのかもしれなかった。しかし試合が始めれば、スタンドは赤一色、4年前を思い出せるような応援が繰り広げられた。安貞恒のシュートはすごかった。ああいう思い切りのいいシュートも、日本に見せてもらいたいものだ。
(6月13日フランクフルト)

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by ginga-movie | 2006-06-15 23:44 | 竹澤哲のワールドカップコラム | Trackback
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[GINGA / ジンガ]とは?

ポルトガル語で揺れるという意味があり、狭義では、フットボールにおけるフェイント時の足さばきのこと。あるいはカポエイラの基本動作を言います。広義では、ブラジル人特有のしなやかでリズム感のある身体性そのものから、心の拠り所としての象徴的な言葉として、ブラジルではごく一般的に使用されています。
「遊び心のあるサッカーは、プレイを楽しまないと出来ない」ロビーニョは映画『GiNGA』の中で、そう語ります。それは彼のみならず、ロナウジーニョのあの楽しく創造性豊かなプレイからも容易に感じることができるでしょう。そのすべての源は、ブラジル人は「GINGA」を持っている、という事実に尽きるのです。

映画『GiNGA』公式サイト
www.ginga-cinema.jp
表参道ヒルズに、今話題のポッドキャストを自由に楽しめる『Podcast STUDIO』オープン(3/13〜3/26)
KTa★brasil(ケイタブラジル)
STUDIO APARTMENT、KALEIDOSCOPIOをはじめ数々のレコーディングにパーカッションで参加。サンバの本場、ブラジル仕込の打楽器奏者/MC/DJ。渋谷Organ barのLa Verdad、渋谷rootsでのSAMBA NOVAでのレギュラーをはじめ、日本各地でのライブ・DJ、一度そのGINGAを体験すべし!
●毎日更新! KTa☆brasilブログ


出演:ロビーニョ、ファルカン、ウェスクレイ、ロマリーニョ、他
監督・脚本:ハンク・レヴィン、マルセロ・マシャード、トシャ・アルヴェス プロデューサー:フェルナンド・メイレレス(『シティ・オブ・ゴッド』)、ハンク・レヴィン
音楽:EDSON X、BLACK GERO グラフィティアート:オス・ジェミオス 製作: Nike Production and Widen + Kennedy Entertainment 制作: O2 Films
配給:レントラックジャパン、キネティック、コムストック オーガニゼーション
宣伝協力:プチグラパブリッシング 協力:ナイキジャパン 後援:ブラジル大使館

原題: GiNGA The soul of brasilian football
2005年 / ビスタ / 78分43秒 / ブラジル / カラー / 35ミリ
Copyright 2005 by Nike Inc, All rights reserved.

映画『GiNGA』公式ブログ
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