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西任白鵠:Garboコンシェルジュ


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秋になると聞きたくなる歌声

1998年にマドンナの主宰するマヴェリック・レコーズから登場した、
スウェーデンのシンガーを覚えいる方はいらっしゃるだろうか?

エバ・フォースバーグという女性は、デビュー当時すでに32歳。
最近なら、1st アルバムを大ヒットさせたダニエル・パウターが
35歳だけれど、その頃は30代でデビューというのは
すこしめずらしいニュースだった。

エバを見出したのは、
あのアラニス・モリセットを世に送り出したガイ・オシアリーという人。
97年初頭にスウェーデンのレコード会社からリリースされるも、
ビッグヒットにはならなかった彼女をワールドデビューさせたのだ。

彼女の声は、どこかさびしい。
コートの襟を立てて、冷たい風にすこし顔をそむけながら歩いている。
そんな絵がいつも浮かんでくる。

歌詞を紐解いてみても、やっぱりさびしい。
彼女がどんな人生を歩んできたのかはわからないけれど、
彼女にとって生きることはたやすいことではないことが伝わってくる。

飾り気のないアルバムだ。
けっして派手な作品ではない。

でも、秋という季節のどこかさみしげな空気が、
毎年彼女の声を思い出させる。

ビーン・ゼア
エバ・フォースバーグ








残念ながら、その後、彼女の音は届けられていない。
by garbo-music | 2006-11-16 23:34 | 洋楽
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