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アフリカ・リミックス

六本木ヒルズ、森タワー53階の森美術館で開催されている、
『アフリカ・リミックス』へ行きました。

「多様化するアフリカの現代美術」とサブタイトルの付けられたこの美術展は、

アイデンティティと歴史
身体と魂
都市と大地

という3つのカテゴリーに分けられ、
25カ国・34名のアーティストによる約140の作品が展示されている。

絵画や写真、彫刻にインスターレーション、ビデオにデザイン家具とさまざまな手法で表現されたアーティストの鼓動は、とても強いもので、アイデンティティ確立への欲求、虐げられてきた過去から続く痛み、アフリカに対するステレオタイプのイメージへの反抗など、私自身は、深い悲しみと痛みを感じた。

アンドリス・ボタという南アフリカ共和国のアーティストの作品には、
こんな言葉が添えられていた。

「歴史はその進行的な盲目性の中に、過失という側面を持つ」

まったくである。

常に客観性を持っていたいと改めて思った。

今日、ご紹介するのは、その展覧会、『アフリカ・リミックス』開催を記念して作られた、
コンピレーションCDである。

英語とスワヒリ語の混じったラップ、
コンゴ版ブエナビスタ、
砂漠のブルース、
ビートルズのカバー、「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」をヒットさせたユッス・ンドゥール、
そして、先日ご紹介した、コノノNO.1の曲も最後に収録されている。

聞けば聞くほど、世界中のいろいろな音楽の要素が耳に入ってくる、
アフリカの”今”を伝える1枚である。

Africa Remix
Various Artists / Milan

アフリカ・リミックスは8月31日まで開催。
by garbo-music | 2006-06-11 14:32 | コンピレーション
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