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音楽があってよかった

”Good night, and good luck."

それは、1950年代にアメリカで活躍した
伝説的なニュースキャスター、エド・マローが、
番組の最後に毎回、語っていた言葉です。

ニュースのアンカーマンだった父を持つジョージ・クルーニーが、
自分の家を抵当に入れてまで製作費を捻出し、
そのエド・マローを描いた映画を作りました。

”Good Night, and Good Luck."

1回目の今日はその映画のサウンドトラックをご紹介します。

Good Night & Good Luck - O.S.T.


50年代のアメリカはソ連との冷戦下にあり、
根拠もなく共産主義者だとみなされた人々が地位や職を追われる、
赤狩りが行われていました。

報復を恐れたマスコミは、見て見ぬふりを続ける中、
人気キャスター、エド・マロー(デヴィッド・ストラザーン)と
producerのフレッド・フレンドリー(ジョージ・クルーニー)は、
番組を通じて闘いを挑みます。

アメリカという巨大な権力に立ち向かう彼らを描いた93分は、
闘う男たちの、そして、その時代の緊張感に溢れていて、
息をとめてしまうほどだったのですが、
そこに花を添えるのが、ダイアン・リーヴスの歌声です。

テレビ局CBSのスタジオでレコーディングするジャズシンガーという役柄で、
出演もしている彼女の歌が
緩やかな時間を作ってくれます。

How high the moonという曲の、

somewere there's music,
how faint the tune


その歌声が流れてきた瞬間、
緊張がふっとゆるみ、
肩がすっと落ちて、
涙をこぼしました。

music

そうだ。
こうして自由がなかった時代にも、
音楽は人々の心を、
じわりとあたためのだ。


音楽があってよかった。



ジョージ・クルーニーが選曲も手がけ、
ナットキング・コール、コール・ポーター、デューク・エリントンなど
ジャズ・スタンダードが14曲も
ダイアン・リーヴスによって新たにレコーディングされたOST。

ゆるやかに心の奥を広げてくれる、そんなアルバムです。

映画
『グッドナイト&グッドラック』 オフィシャルサイト
by garbo-music | 2006-05-01 11:00 | コンピレーション
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