11月28日(水) 逸品登場【能登を食べる会】その3

【酢の物】は 能登名産のなまこ酢 それも青と赤
これがまた愛らしい蓋つき小鉢に入っていて きゃあ~かわいい~ だったです
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こちらが青なまこ
歯ごたえ
あります
ツルコリで
ちょっとヌル
噛むごとに
その三拍子が
なんとも絶妙に
からみあって
くる

この旨さが
わかるのは
日本人だけか



こちらが赤なまこ 青の二倍くらい高価なのです
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青に比べると
ヌルの厚みが
あって
コリが後に来る
柔らかで甘い
かなり旨い

高価な珍味を
こんな2種とも
一度に味わって
しまって
いいの??
と身内ながら
思いマス・・・



なまこは 生のままだと 磯くさいし生臭い(らしい)
だから昔から 茶振り海鼠(ちゃぶりなまこ) にしたそうです それは・・・
下処理をしたなまこを 番茶(あるいはほうじ茶)で さっと霜降りにする ということ
そして すぐ冷水に浸す
湯ではなく茶にするワケは なまこ独特の生臭みをとりのぞき
身をやわらかくする効果があるそうです(生はコリッコリらしい)
その下処理の具合とか 茶の温度 霜降りの按配などで 出来もかわるのだろうなあ

それからなんといっても の味でしょう
この酢は かつおの香りがあがってきて 酢のツンとした感じより 
むしろ甘さが出ていて おいしかったのだわ
厨房のゆうじさんに尋ねたら なまこの味を殺さないよう 飲めるまでの薄味の酢
すなわち 吸い酢 にしてあるというのでした(飲めばよかった・・) 
この味によっても なまこの印象はかわると思う ツンとかクンが強すぎては・・ね

ついでながら調理用語辞典によると 酢の英名【vinegar】ビネガーは 
その語源はフランス語の【vin】(ワイン)と【aigre】(酸っぱい)に由来する とありました



さあて そんなことより「能登を食べる会」の 【逸品】こ・ち・ら (゚o゚)
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This is SEIKO って ホントです
コレ ずわいがに のメスで 築地では「せいこがに」と呼んでいます
能登(北陸)では 「こうばこがに」 それも「甲箱がに」だったり「香箱がに」だったり
「香箱」とは お香をいれる箱のことで その箱とこの甲羅が似ている故 
というのがいわれらしいのです 女性とかけてあるのでしょうが 美しい表現でいいですよね

それでまあこの甲羅の中 すなわち内子(うちこ)は こ~んなだったり(゚o゚)
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こ~~んなだったり (゚o゚)(゚o゚)
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外子(そとこ) もあった (゚o゚)(゚o゚)
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オスのずわい
その下敷きにされてたけど 脚の付け根にはみみみみ・そ (゚o゚)(゚o゚)(゚o゚)
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あああああ これ私の向かいのKさんの殻
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こっちは となりのKさんの殻
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いちばん下の外子はあとから大事に↑たべてましたぜ
私はあまりかにはたべないのですが・・・ やっぱ みそとたまごはうまいや コレ実感


おもいっきし堪能のあとは・・・白飯で【お食事】 で おかずは・・・
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いしりで(小川サンが)こしらえた浅漬け↑ と 自家製「このわた」↑↓
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このわたというのは
なまこの
腸管(わた)の
塩辛
です
イカの塩辛は
イカが入るけど 
「このわた」は
腸管だけ 

ぬめり感や
食べた感じ

ご想像の通り 



で この味は・・・と卓の全員で考えた結論は
このわたは 海の味 なのですよ
たとえば子供のころ 海で泳いで浜に上がってきて おかあさんに濡れた頭を
タオルでふいてもらっているときに ふうっと香る あの香りの味というか・・・
なまこは生のままだと 磯臭いらしいのね だからその香りと塩気とが混じって
それになまこの「わたのにおいというもの」 が加わって・・・ って感じですかね
いずれにしろ 珍味でございます


(つづく)
Commented by アリスとテレス at 2007-11-28 21:52 x
>たとえば子供のころ 海で泳いで浜に上がってきて おかあさん>に濡れた頭をタオルでふいてもらっているときに ふうっと香る>あの香りの味というか・・・

これって、文さんの表現ですか、もしくは向かいのKさんの表現ですか、ものすごい表現力と言うかドンピシャというか、わかりやすく文学的ですよね。

ワインの香りを表現する言葉に『子供の頃、夏休みの朝、森にカブトムシを捕りに行った時の少し木の香りと土の香りが混ざったような』(某ソムリエのオリジナル)という表現がありますが、これに似てますね。

ところで、今回も文さんずっとデジカメ撮ってましたね。
いつ食べるのかなと思うぐらい。
この時ぐらい、「撮るのも忘れるぐらい夢中でしたっちゃ」(ちょっと違う?)でもぜんぜんOKですよ。