9月18日(火) メロ先(せん) つづき

Fumi Fumi Sta~tio~n  メロ先で思い出したこと
もう3年ほど前になると思いますが 宇崎竜童さんにインタビューをしていたとき
「僕は メロディーメーカーになりたかったのよ」 と
ついでに 「僕はアメリカ人になりたかったの」発言もありました

メロディーメーカーとは 直訳のとおり メロディーを創りだす人
だから竜童さんの 作曲家は天職でしょう
で 「アメリカ人になりたい」発言は 補足質問をしたところ
学生時代から アメリカン・ポップスが好きで好きで憧れていて
自分がアメリカ人であれば ああいったメロディーは苦もなく産み出せるだろうに
うらやまし~  という発想です

そのインタビュー番組では 
「では 阿木さんとのコンビの曲は すべて竜童さんの「メロ先」ですか?」
という質問は必要のない流れだったので それは確認できないまま終わってしまったのです
が まあ おそらく 百恵さんの一連の曲は「メロ先」で生まれたものなのだろうなあ
と 想像しております



まったく比較にもならないことですが 私も稚拙ながら自作詞の自分の曲は
すべて 「メロ先」でした
デモテープに入れられたメロディーを 何度も聴いてイメージを膨らませ
漠然ながらもテーマをきめて 
その後 音符ひとつひとつに言葉を当てはめて 物語を完成させていく作業
たまらなく愉しいものです
それは まず素材(題材)ありきであって 
そこに自分なりの調味料を加えて 作品を完成させる という作業でしょう

そして エッセイも 同じ工程ではないかと思います
つまり 素材や題材がもともとあって 
それに対しての 己の見立て(観察眼)を展開させるわけですから
エッセイは ゼロからのクリエイトではないように思う
私は そのゼロからのクリエイトは苦手
だから 小説は書けないでしょう おそらく  しかし逆は真なり

すなわち メロ先でも詞先でも 詞を紡(つむ)ぐことのできる作詞家
ゼロからのクリエイトも可能 ということ
なんとなれば 小説もエッセイも難なく書けるわけですね

あらためて 阿久悠さんの鉄人ぶりを いまさらながら再認識・・・・ というおはなし
非常におこがましく 僭越な私感ではありますが 
by DJfumi | 2007-09-18 22:18 | fumi fumi コラム | Comments(2)
Commented by ななせなな at 2007-09-19 11:58 x
アメリカ人になりたかった発言。
思わず、なたぎ武さんがやるディランのカツラをつけて、つけ鼻つけてる竜童さんを想像してしまった(笑)

でも、竜童さんが日本人じゃなかったら
竜童組みたいな音楽は出来なかっただろうなぁと思うと
やっぱ日本人で良かったんじゃ?と思ってしまうのは私感です。
竜童組の音楽って凄いカッコいいなぁって、思っていたんですもん♪
Commented by ミスタードンキー at 2007-09-20 11:04 x
「アメリカ人になりたかった」話は聞いたことがあります。しかし、アレンジをしてみろと渡された「美空ひばり」のレコードを聴いていたら涙が出てきて、自分はやはり日本人なんだと実感し、アメリカ人になるのをあきらめた(?)そうです。・・・なんとも「美空ひばり」は偉大なり!?