1月30日(木) 永井一郎さんのこと

永井一郎さんの ご葬儀の日程が 送られてきました
そうか・・・・やはり 現実だったのだ  

さびしいなあ こまっちゃったなあ  あああ


私にとっては まずは 
「うる星やつら」の チェリー:錯乱坊 の永井さん

そしてこの1年間は 
「サザエさん」の 収録スタジオで
私の隣に座ってくださっていた 永井さん  
そう 座ってくださってい 
その永井さん なんですね・・・ 


ほんとにもう いないの?  こまるじゃないの もう・・


私的な話になりますが  私は声優デビュー「うる星やつら」でした
当時は 声優世界の新人でしたから 右も左もわかりません

けれどそのキャストの中に  
子役のときからご一緒させていただいていた
永井さんが いらっしゃったのです

「おお、ふみ。こんなとこで何してんだ」 なんて感じで
満面の笑顔で 肩に手をかけてくださってね  
メガネ越しに あの大きな瞳で
きっちりを私を見て

永井さんは 
「うる星やつら」のレギュラーキャストのなかでは 一番の重鎮でしたから
なんと心強かったことか
初回から 緊張はしたものの 
なんの緊迫感も不安感もなく ラム役に臨めたのは
とりもなおさず
永井さんがいらしてくださったおかげに 他なりません


いまさら申し上げることでもないでしょうが
いらっしゃるだけ それだけで存在感のある方  
それが永井さんです
そして セリフの妙は みなさまご承知の通り



永井さんは センスもおありで

とりわけ私が好きだったのは 永井さんのその
書き文字 です

ハンドレタリングのような 洒落た字で  
とてもすてきで しかも読みやすい字を お書きくださるのです 
文字書きは リズム感であったり 呼吸(間合い)が出ますでしょ

その後すぐに お芝居へのお声がけをいただき拝見しました
リズム感 反射神経   いろいろ役者としての必須要素を
すべて 魅せてくださっていました


「うる星やつら」の収録は 毎週土曜日 
昼食をはさんで 朝の10:00~14:30 ごろまで
昭和の時代でしたが  4年半 
毎週ご一緒させていただいていました

私だけの思いではありませんが
永井さんが チェリーでいてくださって ほんとによかった

そして もうひとつ 強く印象に残っているのは
ちょうど 昨年の今ごろのことです

初めて 「サザエさん」の ゲストにお声がけいただき
スタジオに伺ったときです
とても 久しぶりの再会でした

今度は 両腕を肩に回してくださって
破顔一笑
そして そうそう 私もながいこと握手を していました

スタジオ内に入ると  加藤みどりさん が
「ふみ! ここ空いてるからここにすわりなさい!」
ドリさん(加藤みどりさんの通称)の となりの椅子を指さして
手招きをしてくださいました
「なにしろ ふみは 私の小中の後輩だから」 (実はそうなんです)
つづいて
「ここがどういう席だか わかってんでしょうね」と 




以来 「サザエさん」のゲストに 呼んでいただくこと数度
毎回 その とてつもない席に ゲストの分際で
あつかましくも 腰かけさせていただいていました

それは ドリさんと 永井さんの 間の席 で
ただでさえ 歴史ある大御所揃いの老舗別格アニメの 収録ですので
ゲストは 緊張のしっぱなし
それに輪をかけ 「どういう席だかわかってる」上で 
そのような 畏れ多い席に腰かけ(させられ?)
収録に臨むことになっていたのです



そこでも ニコニコ・オーラで 私をほぐしてくださっていたのが


とりもなおさず 永井一郎さん だったのです





子役あがりというのは 依存心が強くてね
いつも 年上の方たちばかりに囲まれて育っていきましたから
この後に及んでも  まだまだ 
ちゃんと ベテランの方たちがそばにいてくださらないと
どうも 坐りが悪いというか  さびしくってこまっちゃう


最後にお目にかかったのは
「サザエさん」の 45周年記念番組の収録のとき
昨年の 11月14日のことです  
スタジオ内で  午前中から夕方まで
ずっと 隣り同士の椅子に  ずっと一緒に座っていました



あああ さびしい
永井さんてば  さっさと ひとりで 勝手に彼岸を渡っていっちゃって

私だけじゃあありませんよ だ
あああ    


ね・・・  ちゃんと見ててくださいよね・・・











 
Commented at 2014-01-30 19:05 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 村木じんごろう at 2014-01-30 19:44 x
僕もいまだに信じられません。
チェリーこと永井一郎さんがもうこの世にいないなんて・・・。
信じたくないですが現実なんですよね。
人間、生きていたら必ず死は訪れます。
わかっていても納得できないときもありますよね。
文姐さんのお気持ち、痛いほどわかります。
僕も永井さんのお声で育ったものですから、自分の肉親を亡くした気持ちでいっぱいであります。
きっと天国で永井さんは文姐さんを見守っていらっしゃいますよ。
Commented by ブッピラピーコ at 2014-01-30 22:47 x
文姉さん、永井さんとは永~いおつき合いだったんですね!

>おお、ふみ。こんなとこで何してんだ

私は動いている姿をほとんど観たことありませんが、まさにそんな風に声をかけてくれそうな暖かい雰囲気の方ですよね。
どうか、安らかに眠っていただきたいです。
Commented by KARZ at 2014-01-30 23:07 x
サザエさんと波平さんの間の席...
現場の風景が目に浮かびます。
文面から文さんのお気持ち伝わってきました。
今後うる星を見る時も違う気持ちになると思います。
きっと見守っていてくださると思います。
永井さんありがとうございました。
Commented by ま~ちゃん@OSAKA at 2014-01-31 01:03 x
永井さん、物心ついたときからずっと馴染んできたお声でした。
波平さんはもちろんですが、私の場合、もっとも印象深いのは「じゃりン子チエ」の小鉄。
あの泰然とした存在感は、永井さんの声があったからこそだと思います。
名作に名わき役あり。
謹んでご冥福をお祈りします。
Commented by らんまゆう at 2014-02-01 19:54 x
最初にとあるルートから話を聞いた時は「本当に?」と思いました。
私は「うる星」の収録日にはスタジオ前でたびたびウロウロしていたような人間でしたが、報道で顔を見て「そうか、あの方が永井さんだったのか」と思いました。
永久の旅路へと旅立ってしまわれましたが、私は今でも何か今ひとつ現実感がないことが悲しくて仕方がありません。
Commented by shima411 at 2014-02-04 21:08 x
文姉さん こんばんわ
永井さんとは うる星やつらからのお付き合いかと思ってましたが、もっと以前からのお付き合いだったんですね。
永井さんも文姉さんが声優になったことを喜んでおられたんですね、これからも文姉さんことを見守ってくださってますよ^^
頑張れ!!
Commented by 猫かつお at 2014-04-24 05:59 x
うる星やつら懐かしいですね本放送バージョンを見てました永井一郎さんへお悔やみ申し上げます
文お姉さん初めまして