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ライフプランニングブログ読者の皆さん、こんにちは！
ファイナンシャルプランナーの横川由理です。

株式が上場廃止となることはよく聞きますが、
ＥＴＦまで上場廃止になる世の中になってしまいました。
過去にアメリカのＥＴＦではありましたが、日本は初めてではないでしょうか。

さて、ＥＴＦとは、証券取引所に上場している投資信託をいいます。
株式や貴金属などの商品、それから通貨などの相場に連動するしくみです。

私も初めて株式を買うとき、「何を買ってよいかわからない。
１つの銘柄を選ぶ勇気がない。お金もない。」
との理由から、日経平均に連動するＥＴＦを買ったのを思い出します。

「個別株などを買うよりも分散しているから安心」と考えていましたが、
ＥＴＦだって上場廃止になるのね！

廃止されるのは、大阪証券取引所に上場されている
インド・ブラジル・ロシアの通貨に対するＥＴＦです。

株式やＥＴＦが上場廃止が決まると、１ヶ月間、整理ポストに入った後、
上場廃止となり、その後は受託者と合意の上、繰上償還になります。
反対する人もいないでしょうから、繰上償還されます。

この３本のＥＴＦは設定してから、１年くらいしか持ちませんでした。
通常、ＥＴＦの信託期間は無期限となっています。

では、なぜ上場廃止となったのでしょうか。
簡単です。お金が無くなったからです。

設定した当初はそれぞれ、３０億円ほどあった純資産残高が、
約１０分の１の３億円～５億円と減ってしまって、
運用を続けることが、とても難しくなりました。

ブリックスの３ヵ国だったのに。。
世の中では、ブラジルブームでブラジルの投資信託が多く設定されています。
オリンピックも開催されるし、結構売れているそうです。
でも、ＥＴＦはコマーシャルをしないから、一部の人しか買わないのでしょう。

もし、ブリックスの最後の国、中国の“元”に連動するＥＴＦがあったら、
ぜひ買いたいわ。