ライフプランニング公式ブログ

ライフプランニングブログ読者の皆さん、こんにちは！
ファイナンシャルプランナーの佐藤涼子です。

私事ですが、先日、夫が体調を崩しました。
40度の発熱、喉の痛みだったので、風邪だと思っていました。
病院の内科にかかり、薬を処方してもらって服用したにもかかわらず、
少ししか解熱しなかったのです。
持病の副鼻腔炎かも・・・と思い、耳鼻咽喉科へ行き、
診察と検査をしてもらったら、急性副鼻腔炎でした。

CTを撮ったり、その他検査や診察をしたので、
病院への支払いだけで7,090円になりました。
（自己負担3割の金額です！）
また、症状を抑えるために、薬を処方してもらいました。

今日から二回に分けて、ジェネリック医薬品（後発医薬品）について
お話したいと思います。

「ジェネリック医薬品」この言葉をテレビのＣＭ等で、
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか？

厚生労働省のＨＰによると、
ジェネリック医薬品とは、
「先発医薬品の特許終了後に、先発医薬品と品質・有効性・安全性が
同等であるものとして厚生労働大臣が製造販売の承認を行っている医薬品であり、
一般的に、開発費用が安く抑えられることから、
先発医薬品に比べて薬価が低くなっている。
諸外国においても、後発医薬品の使用が進んでいるところである。」
とあります。

日本でも、医療費抑制のために、厚生労働省主導で
ジェネリック医薬品（後発医薬品）の普及が進められています。

ジェネリック医薬品に変更するにはどのようにすれば
よいのでしょうか？

病院から処方箋を受け取り、薬局で提出する際に、
ジェネリック医薬品に変更したい旨を伝えるだけで、
ジェネリック医薬品に変更することができます。
（特に医師の指示がない場合）

では、実際にどのくらい薬剤料が違うのでしょうか？
先日、私の夫が処方された薬を見ていきたいと思います。



上記の表の通り、4種類の薬ですが、
先発医薬品薬剤料の合計額は2,439円。
ジェネリック医薬品薬剤料の合計額は1,568円。
差額を合計すると、871円になります。

このうち、私の夫は3割が自己負担額になるので、
261円の差額になりました。

ただし、先発医薬品、ジェネリック医薬品ともに、
実際に薬局に支払う金額は薬剤料だけではなく、
保険点数調剤技術料、薬学管理料が保険点数で計算され、
請求金額が出ます。
（薬剤料も保険点数で計算されます。）

次回は、日本でのジェネリック医薬品の普及状況について
お話していきます。