2010年 02月 04日
やっぱり貴金属!
ファイナンシャル・プランナーの横川由理です^^
私がファイナンシャル・プランニングのお勉強をしたのは、約9年前。
税金を教えてくれた白根壽晴先生の「金だよ」の一言で、購入を決心。
白根先生は、日本FP協会の専務理事をなさってます。
ずいぶん悩みましたが、毎月4,000円を積み立てることにしました。
ダイヤモンドの指輪もほしいし、ペンダントもほしい!
地球上に金は少ないんだから、
値上がりするかもしれない、と無理やり自分を納得させて買ったのです。
ところが、世界的な金融危機に突入し、金価格は上昇しましたね!
サブプライム問題が起こって、株式市場が混乱しているとき、
行き場のない資金が金やプラチナに移ってきたためです。
金は現在でも安定していますが、反対にプラチナ価格は、
2008年3月に7,589円をつけたあと半減しています。
なぜ、プラチナは下落したのか
自動車産業が車の生産を減らしたことが大きな原因でしょう。
日本では、プラチナは宝飾品でよく知られていますが、
多くは、自動車の排気ガスの浄化触媒や燃料電池など、
工業製品に全体の8割が使用されています。
たとえば、排ガスの浄化触媒としてマフラーの中に使用され、
有害な物質を除去することができます。
最近の動き
プラチナ価格は上昇してきました。
これは、中国などで景気が回復しはじめ、
プラチナ需要の伸びが期待できるのではないかと考える人が多くなったからです。
プラチナのリスク
金とプラチナの市場規模を比較してみると、
金の生産量は年間約3,500トン。
れに対してプラチナは200トンと約17.5分の1です。
生産量が少ないプラチナは、単純に考えると金より、リスクが17.5倍大きいといえます。
また、世界の中央銀行は金の準備をしていますが、
プラチナはでは準備していないことから考えると、
プラチナのリスクはさらに高いといえるでしょう。
ほかにも、為替の影響も受けることを考えましょうね