2009年 12月 24日
資産管理簿を作ろう
ファイナンシャルプランナーの中村真佐子です!
今日はクリスマス・イブ。
皆さまはどんなクリスマスをお過ごしですか?
我が家は平日の夕食時間がバラバラ家族なので、昨日家族そろってクリスマスディナーをおうちで楽しみました。
さて今回は前回に引き続き家計簿の話。
前回は家計簿の予算についてみていきました。
今回は日々の支出や貯蓄を管理する家計簿とは違い、家計全体を把握する資産管理簿を作ってみようというお話です。
家計全体をみて我が家には、いくら貯金があっていくら借金があるのか、また万が一の保障はどうなっているのかなど把握していますか?
ただ何となくはわかっているつもり・・・。
そこのところはしっかり管理しているわ!
主人任せで私はどうなっているのかわからない・・・
と家庭によって様々でしょう。
新しい年を迎えるにあたり、将来の計画も兼ねて家族みんなが分かる
「資産管理簿」をつくってみてはいかがでしょう。
資産管理簿といっても難しいものではありません。
簡単に言うと、貯金・借金・保障の把握です。
作り方は管理しやすい方法で。
わたしは、市販のノートに書きだしてあります。(アナログです・・・)
証書などは、クリアファイルに保存していつでも取り出せる所に置いておきます。
金融広報中央委員会では、簡単な資産管理簿がダウンロードできるようになっていますので、活用するのもいいかもしれません。
まずは、預貯金の管理です。
月々のお給料が入る銀行口座から運用している証券会社の口座まで今どれだけのお金が、どのようになっているのかを書きだしてみましょう。
銀行で運用している場合も証券会社で運用している場合も
定期預金であれば満期はいつでいくらなるのか、債券であれば現在の価格や償還期日、株式や投資信託であれば、現在の運用成績などを銀行の通帳や証券会社から送られてくる報告書をもとに確認します。
借金の管理
住宅ローンや車のローンなどを支払っている場合に、金利や返済期間などを把握しましょう。
保障の管理
家族の万が一に備えた保険の内容を書きだしてみましょう。
死亡時の保障・病気のときの保障など、項目別に。
保険料や更新の期日、保険金や給付金の額も確認しておきましょう。
資産管理簿がまとまったら、
預貯金については、その使途目的や今後の計画。
借金については、借り換えや繰り上げ返済などの返済計画
保障については、保障の見直し
などを検討し話し合うことができます。
将来の目標や計画につなげるツールとして活用しましょう。
そしてこれは、定期的な書き換えや見直しがとても大事です。
夢や目標も向かって歩みが進んでいるかを確認します。
新しい年を迎え、改めて家族の将来を考えるいい機会です。
「資産管理簿」を作り活用してみましょう。