2009年 09月 10日
福井県はスゴイ~パート2
ファイナンシャルプランナーの中村真佐子です!
新型インフルエンザの足音が我が家の周りでもひたひたと近づいてきました。
主人の会社・娘の学校でも感染者がでました。
私以外の家族はみなぜんそく持ちなので感染しないよう手洗いうがいは徹底しています。
皆さんも予防を徹底しましょう!
今回は、「福井県はスゴイ」のパート2です。
前回は、学力のランキングの事をお話しましたが、気になってほかのランキングを調べてみました。
すると福井県はもっとスゴイことが判明しました!
先日、待機児童の数が最高になったと報道されましたね。
不況で共働きを望む人が増えたことが要因だそうです。
しかし、働きたくても働けない現実があります。
失業率も高い状態が続いていますね。ハローワークは毎日長い列ができているそうです。
そんな中見事にワークライフバランスを実現しているのが福井県なのです。
福井県に住んでいたころ、娘の友達に
「なんで働かんの?」と質問されました。当時小学3年生の子に・・・
福井の子にとって、働かないで昼間家にいるお母さんは奇異にみえたようなのです。
福井では共働きが当たり前。
お父さんもお母さんも本当によく働きます。
それを裏付ける統計として、(いずれも総務省統計局「社会・人口統計体系」2008年より)
福井県は・・・
共働き世帯割合 全国1位
女性の労働人口 全国1位
完全失業率 全国47位
就職率 全国4位
有効求人倍率 全国6位
パートタイム就職率 全国2位
保育所入所率 全国6位
保育所の数(0歳~5歳児10万人当たり) 全国7位
となっています。
スゴイと思いませんか?
特にお母さんの働ける環境がばっちり整っているというのが、統計の結果からもわかると思います。
さらに驚くべき統計があります。
実収入(1世帯当たり) 全国4位
貯蓄残高 全国3位
教育費の年間支出金額 全国46位
持ち家比率 全国3位
持ち家住宅の延べ面積 全国2位
(いずれも総務省統計局「社会・人口統計体系」2008年より)
実収入が多いのは、共働きがほとんどなので、頷けます。
貯蓄残高が高い上に、持ち家比率も高いのは堅実な家計管理がうかがえます。
教育費の年間支出が47都道府県中下から2番目で全国でも最も少ないことが分かります。それにも拘わらず前回お話したように学力は全国でトップクラスなのです。スゴイですね。
自分の家があり、お父さんもお母さんも働ける環境が整っていて、経済的にも余裕がある・・・。ライフプランの理想ですね。ワークライフバランスという言葉ができる以前からそれが普通の福井の人たち。
福井の人は本当によく働きます。子育ても一生懸命。子どもも小さいころから親が共働きなので早くから自立しているように思います。そして忙しいのにとても親切で暖かい人ばかりなのです。このブログを書くにあたり、改めて福井の良さを感じました。