2009年 08月 27日
資産運用のはじめの1歩~証券会社の口座開設
ファイナンシャルプランナーの中村真佐子です!
今日の朝は肌寒く何となく秋の空気です。
厳しい暑さ続かなかった今年の夏・・・。もう終わってしまうのかと寂しい感じがします。
我が家のすぐ近くには「多摩テック」という遊園地があります。来月末に閉園することが決まっています。こちらも寂しい限りです。ただの遊園地ではなく交通安全の啓蒙もあり、こじんまりしていい遊園地だと思います。ラスト1か月・・・特に男の子のいるご家族には是非遊びにきていただきたいです。
さて今回は、証券会社の口座開設です。
証券会社と聞いて、どういった金融機関だと思いますか?
「株を売り買いできるところ」というのが、最もポピュラーな回答ですね。
他にも国内外の「投資信託」や「債券」なども買うことができます。
これらの商品ほとんどは元本保証がないものです。
元本保証がないものには「リスク」があります。
この「リスク」がある商品には「リターン」があります。
危険を感じながらも、利益を得る。
低金利時代、定期預金では利息はほとんどつきません。
前回お話した「貯金」を働かせること・・・
それが「資産運用」です。
この「資産運用」のはじめの1歩として「証券会社」に口座を作ってみてはいかがでしょう。
証券会社は大手証券会社からネット専業の証券会社までいろいろありどこに口座を作ってよいか迷いますね。
大手証券会社場合は、店舗がたくさんあり気軽に行って直接話をきくことができます。無料の投資セミナーを開催していることもあり、参加してみるのも勉強になります。店舗だけでなく、ネットや電話でも取引できますから時間の制約もありません。
一方デメリットと言えば、手数料がネット証券に比べて高いです。そして必要以上の勧誘にあうこともあります。
ネット証券の場合は、何といっても手数料が安いことです。必要以上の勧誘もありません。
しかし自分で商品を選ぶ必要があります。コールセンターがあるので、わからないことは直接聞くことができます。
パソコンの操作が苦手な方は電話での取引ができますが、パソコンに慣れている方が情報を得ることもできますし使い勝手もいいでしょう。
私の場合は、大手証券会社とネット証券会社両方とも数社の口座を持っています。
大手証券会社との付き合いで感じることは、担当者の対応の仕方が大きなウエイトを占めているように思います。
車を買う時なども営業担当者の対応がよければ、気持ちよく買うことができますね。証券会社も同様です。
商品購入以外のことや面倒なことでも親切に対応してくれたり、商品のいい所悪い所をキチンと説明してくれる、売りっぱなしではなくあとのフォローもしてくれるような担当者は、投資初心者にとっては心強いでしょう。
そして必要以上の勧誘がある場合はしっかり断る勇気を持ちましょう。「お得」「儲かる」「安い」などの言葉にフラフラと乗せられてしましそうになりますが、そこはしっかりと対応しないといけません。
ネット証券会社の場合は、手元でお金が行き来しないので、お金に対する感覚が麻痺しないように気をつけなければなりません。そして操作ミスも気をつけなければなりませんね。
「資産運用」をするにあたり、心構えとして昨日の平川さんのブログ記事にもありましたが、運用したいお金の目的をはっきりさせることはとても大切です。「とりあえず増やしたい」ではいけませんね。
いつまでにどれくらいという設定が必要です。
例えば子どもの為の運用資金でしたら、大学入学まで300万円というように・・・。
(教育資金の貯め方・運用の仕方はFPの飯村久美さんのコラムも参考にしてください)
お金に対する知識を増やし、時間を有効につかって効率よくお金を増やす・・・。
いまの低金利や雇用不安のご時世では最も必要なことと思います。
証券会社に口座を開設して、「資産運用」を初めてみませんか?