2009年 05月 26日
家計の中で子ども費を考える~イマドキの高校・大学受験~
ライフプランブログの皆さんこんにちは!
ファイナンシャルプランナーの中村真佐子です!
この前の日曜日は十数年続けているママさんバレーボールの試合でした。1日中家を空けるので、中間試験中で家にいた(いつもは部活でいない)中3の娘に夕ご飯の献立から買い物・料理と頼みました。
料理の手伝いは時々やりますが、始めから自分で考えてやるのは初めてでした。
献立を決めパソコンでレシピを検索してやっていました。今の子らしいですね。
献立はご飯・豆腐の味噌汁・肉じゃが・サラダというものでした。サラダは小2の息子が担当したらしく兄弟で力を合わせてがんばりました。
ご飯はちょっと失敗(うちは炊飯器が無く、鍋だき)しましたが、
他は成功!おいしかったです!
さて今回は「イマドキの高校・大学受験」についてです。
新学期が始まって、2か月が過ぎようとしています。
中学3年生や高校3年生は受験の年ですね。
親にとっても子にとっても試練の年になります。
高校への進学率は90%を超えており、ほとんどの子どもが高校を受験します。
と同時にほとんどの子どもが受験のための塾に通っています。
文部科学省の「平成18年度子どもの学習費調査」で、公立中学に通う家庭の教育費総額の中でトップが64%で学校外教育費、
次いで学校教育費28.2%、給食費が7.8%となっており、学校にかかるお金よりも、学校以外でかかるお金の方が多いという結果となっております。
私の周りでは、中学生・高校生ともなると手がかからなくなり、ほとんどのお母さんは働きに出ます。そして働きで得たお給料のほとんどが子どもの教育費でなくなってしまう・・・・!
さらに最近では昨今の不況で、聖域とされていた教育費もできるだけ抑えていこう姿勢が見えるようになってきました。
東京は都立人気が復活してきています。都立の中高一貫校が増え、高校からの募集人数が減ってきている上に、人気も重なって競争率が高くなってきています。今年も都立高校受験は昨年に引き続き厳しいことが予想されています。
「塾や予備校」に関しても同様で費用を抑える傾向が見えます。
大学受験の予備校で最近人気なのは、授業形態ではなく予備校の個別ブースの中で、有名講師の授業を映像で受けるという塾です。
時間を効率よく活用できますし、費用も割安です。
自宅でもWEBを使って学習できるようになっており、効率よく学べるという点と費用の面で人気が出てきているようです。
そしてさらに安い通信教育の受講も最近増えてきているようです。
中学生・高校生を抱えている家庭は同時に住宅ローンも抱えているケースが多く、生活費を抑制せざる追えない状況です。
日本政策金融公庫の「平成20年教育費実態調査(勤労者世帯)」では、年収に占める住宅ローンと在学費用(大学)の割合は45.9%となっており、
年収の半分弱が住宅ローンと在学費用として使われているという実態が浮かびあがっています。
また同調査で、教育費の捻出方法としてやっていることとして、
トップが「教育費意外の支出を削っている」で61.4%、
続いて「奨学金を受けている」が49.3%、
「こどもがアルバイトをしている」が42.7%と続きます。
ライフプランの中でココが支出の一番ピークとなるのです。
(教育費についてはFPの飯村久美さんがコラムで書かれています。こちらもご覧ください)
何か気持ちが沈んでしまいますね。ここは気を取り直して・・・。
私の周りで今年の受験ですごく頑張った子ども達がいます。
塾に一切行かずに自宅で受験勉強をし、都立高校に合格したお子さん。
医学を学びたいが、家庭の事情を考え学費負担の少ない国公立一本を目指して合格したお子さんです。
このご家庭に共通するのは、普段のなにげない親との会話、あるいは親の金銭感覚等を見たり、感じたりの積み重ねで子ども自身がお金のことを自然に学び、身についている。
親も子も周りに惑わされない強い意志がある。
親は子どもを信頼して応援している、とい3点です。いかがでしょうか?
普段の親の言葉、行動、仕事ぶり、お金の使い方を子どもはしっかり見ているのですね!
教育費は親がすべてのお金を用意すべきではなく、柔軟に考え、今はいろいろな選択肢がありますから、家庭の方針を子どもとともに話し合い一緒に考えていくと子どもの自覚も促せていいですね。
受験生 ガンバレ!!
ファイナンシャルプランナーの中村真佐子です!
この前の日曜日は十数年続けているママさんバレーボールの試合でした。1日中家を空けるので、中間試験中で家にいた(いつもは部活でいない)中3の娘に夕ご飯の献立から買い物・料理と頼みました。
料理の手伝いは時々やりますが、始めから自分で考えてやるのは初めてでした。
献立を決めパソコンでレシピを検索してやっていました。今の子らしいですね。
献立はご飯・豆腐の味噌汁・肉じゃが・サラダというものでした。サラダは小2の息子が担当したらしく兄弟で力を合わせてがんばりました。
ご飯はちょっと失敗(うちは炊飯器が無く、鍋だき)しましたが、
他は成功!おいしかったです!
さて今回は「イマドキの高校・大学受験」についてです。
新学期が始まって、2か月が過ぎようとしています。
中学3年生や高校3年生は受験の年ですね。
親にとっても子にとっても試練の年になります。
高校への進学率は90%を超えており、ほとんどの子どもが高校を受験します。
と同時にほとんどの子どもが受験のための塾に通っています。
文部科学省の「平成18年度子どもの学習費調査」で、公立中学に通う家庭の教育費総額の中でトップが64%で学校外教育費、
次いで学校教育費28.2%、給食費が7.8%となっており、学校にかかるお金よりも、学校以外でかかるお金の方が多いという結果となっております。
私の周りでは、中学生・高校生ともなると手がかからなくなり、ほとんどのお母さんは働きに出ます。そして働きで得たお給料のほとんどが子どもの教育費でなくなってしまう・・・・!
さらに最近では昨今の不況で、聖域とされていた教育費もできるだけ抑えていこう姿勢が見えるようになってきました。
東京は都立人気が復活してきています。都立の中高一貫校が増え、高校からの募集人数が減ってきている上に、人気も重なって競争率が高くなってきています。今年も都立高校受験は昨年に引き続き厳しいことが予想されています。
「塾や予備校」に関しても同様で費用を抑える傾向が見えます。
大学受験の予備校で最近人気なのは、授業形態ではなく予備校の個別ブースの中で、有名講師の授業を映像で受けるという塾です。
時間を効率よく活用できますし、費用も割安です。
自宅でもWEBを使って学習できるようになっており、効率よく学べるという点と費用の面で人気が出てきているようです。
そしてさらに安い通信教育の受講も最近増えてきているようです。
中学生・高校生を抱えている家庭は同時に住宅ローンも抱えているケースが多く、生活費を抑制せざる追えない状況です。
日本政策金融公庫の「平成20年教育費実態調査(勤労者世帯)」では、年収に占める住宅ローンと在学費用(大学)の割合は45.9%となっており、
年収の半分弱が住宅ローンと在学費用として使われているという実態が浮かびあがっています。
また同調査で、教育費の捻出方法としてやっていることとして、
トップが「教育費意外の支出を削っている」で61.4%、
続いて「奨学金を受けている」が49.3%、
「こどもがアルバイトをしている」が42.7%と続きます。
ライフプランの中でココが支出の一番ピークとなるのです。
(教育費についてはFPの飯村久美さんがコラムで書かれています。こちらもご覧ください)
何か気持ちが沈んでしまいますね。ここは気を取り直して・・・。
私の周りで今年の受験ですごく頑張った子ども達がいます。
塾に一切行かずに自宅で受験勉強をし、都立高校に合格したお子さん。
医学を学びたいが、家庭の事情を考え学費負担の少ない国公立一本を目指して合格したお子さんです。
このご家庭に共通するのは、普段のなにげない親との会話、あるいは親の金銭感覚等を見たり、感じたりの積み重ねで子ども自身がお金のことを自然に学び、身についている。
親も子も周りに惑わされない強い意志がある。
親は子どもを信頼して応援している、とい3点です。いかがでしょうか?
普段の親の言葉、行動、仕事ぶり、お金の使い方を子どもはしっかり見ているのですね!
教育費は親がすべてのお金を用意すべきではなく、柔軟に考え、今はいろいろな選択肢がありますから、家庭の方針を子どもとともに話し合い一緒に考えていくと子どもの自覚も促せていいですね。
受験生 ガンバレ!!
by lifeplaning
| 2009-05-26 11:30