2009年 05月 23日
家計のなかで子ども費を考える~塾・中学受験編~
ライフプランブログの皆さんこんにちは!
ファイナンシャルプランナーの中村真佐子です!
新型インフルエンザの感染者が首都圏でも出て、子どもを持つ親としてはこれ以上広がらないことを祈るばかりです。
そんな騒ぎの中息子は昨日、楽しみにしていた遠足でした。電車に乗っていくので、中止になるのではと思っていましたが、予定通り実施。心配していた天気もよくなり「楽しかった!」と元気に帰ってきました。
さて今回は塾・中学受験編についてです。
ここ数年首都圏では中学受験が過熱気味です。
受験するしないにかかわらず、小学校高学年になるとほとんどの子どもが「塾通い」です。
一方、地方では小学校からの塾通いは少数で、以前住んでいた福井県では「塾通い」と言えば、高校受験のための塾からでした。
娘が通っていた学校は素晴らしく、先生方はみな熱心で、東京では死語となりつつある「居残り授業」がありました
宿題は基本の計算・漢字・音読の反復練習が毎日ばっちり出ます。だから宿題と居残りで小学校の勉強は充分。自然いっぱいの中で遊びもたっぷり!福井県は全国テストで2位なんです!
上の娘は4年から神奈川の学校で過ごし、地方と都会の2つの学校を経験しました。いいところ、わるいところ、含めて大きなギャップに戸惑いながらの6年間でした。
東京では都立の中高一貫校が少しずつ増えてきていて、学校にかかる費用が私立に比べて安いために、受験を希望する子どもが増加しています。
受験倍率は昨年度で高いところは約14倍、低いところでも5倍となっています。高いですね~。
私立受験に加え都立受験もあり、東京ではクラスに占める中学受験生の割合は年々ウナギ登りです。
塾費用はいったいどれぐらい?
通常中学受験は3年生の終わりからスタートです。
一般的に授業料は4年生で約3万円、5年生で約4万円、6年生で約6万円、教材費・夏季講習のなどの特別講習費も加えると総額200万円弱!!
すごいですね~。この時期の負担としてはかなりの額です。ライフプランとしてしっかり計画を立てなければやっていけない金額ですね。
とはいえ生まれたときにこの子は中学受験をするから今から貯めよう!と実行している家庭はほとんどなく・・・。
塾にいけるという家庭環境も少なからず関係あると思います。
この辺から教育格差がはじまってくるのでしょうか・・・。
危険なのは、親も中学受験にどっぷり漬かってしまいます。そうなると周りが見えなくなってしまうことも。
家計のことを考慮せずひたすら合格に向けて一直線!!という親御さんも見受けられます。ローンに手を出すことも・・・・。
ちょっと立ち止まって深呼吸~~。まわりを見る余裕も必要です。
毎日夜遅くまで塾、そして家でも勉強を頑張っている小学生。
親としては、心と体をしっかりとサポートしてこの経験を子どもの将来に生かせるように導いていかなくてはなりませんね。
中学受験は一部の子どもに限りますが、高校受験や大学受験になるとまた様相が変わってきます。
次回は、その辺を見ていきましょう。
ファイナンシャルプランナーの中村真佐子です!
新型インフルエンザの感染者が首都圏でも出て、子どもを持つ親としてはこれ以上広がらないことを祈るばかりです。
そんな騒ぎの中息子は昨日、楽しみにしていた遠足でした。電車に乗っていくので、中止になるのではと思っていましたが、予定通り実施。心配していた天気もよくなり「楽しかった!」と元気に帰ってきました。
さて今回は塾・中学受験編についてです。
ここ数年首都圏では中学受験が過熱気味です。
受験するしないにかかわらず、小学校高学年になるとほとんどの子どもが「塾通い」です。
一方、地方では小学校からの塾通いは少数で、以前住んでいた福井県では「塾通い」と言えば、高校受験のための塾からでした。
娘が通っていた学校は素晴らしく、先生方はみな熱心で、東京では死語となりつつある「居残り授業」がありました
宿題は基本の計算・漢字・音読の反復練習が毎日ばっちり出ます。だから宿題と居残りで小学校の勉強は充分。自然いっぱいの中で遊びもたっぷり!福井県は全国テストで2位なんです!
上の娘は4年から神奈川の学校で過ごし、地方と都会の2つの学校を経験しました。いいところ、わるいところ、含めて大きなギャップに戸惑いながらの6年間でした。
東京では都立の中高一貫校が少しずつ増えてきていて、学校にかかる費用が私立に比べて安いために、受験を希望する子どもが増加しています。
受験倍率は昨年度で高いところは約14倍、低いところでも5倍となっています。高いですね~。
私立受験に加え都立受験もあり、東京ではクラスに占める中学受験生の割合は年々ウナギ登りです。
塾費用はいったいどれぐらい?
通常中学受験は3年生の終わりからスタートです。
一般的に授業料は4年生で約3万円、5年生で約4万円、6年生で約6万円、教材費・夏季講習のなどの特別講習費も加えると総額200万円弱!!
すごいですね~。この時期の負担としてはかなりの額です。ライフプランとしてしっかり計画を立てなければやっていけない金額ですね。
とはいえ生まれたときにこの子は中学受験をするから今から貯めよう!と実行している家庭はほとんどなく・・・。
塾にいけるという家庭環境も少なからず関係あると思います。
この辺から教育格差がはじまってくるのでしょうか・・・。
危険なのは、親も中学受験にどっぷり漬かってしまいます。そうなると周りが見えなくなってしまうことも。
家計のことを考慮せずひたすら合格に向けて一直線!!という親御さんも見受けられます。ローンに手を出すことも・・・・。
ちょっと立ち止まって深呼吸~~。まわりを見る余裕も必要です。
毎日夜遅くまで塾、そして家でも勉強を頑張っている小学生。
親としては、心と体をしっかりとサポートしてこの経験を子どもの将来に生かせるように導いていかなくてはなりませんね。
中学受験は一部の子どもに限りますが、高校受験や大学受験になるとまた様相が変わってきます。
次回は、その辺を見ていきましょう。
by lifeplaning
| 2009-05-23 09:51
| 當舎 緑