2009年 05月 16日
Let’sライフプランニング!⑤~生命保険と人生の転機(前編)
ライフプランニング ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの平川すみこです。
5月14日付のライフネット生命の出口社長の投稿
「生命保険は比較して入りましょう」を読まれましたか?
“販売チャネルの7割が一社専属のセールスパーソンによって占められているので、
消費者はなかなか生命保険を比較できないのです。”
実は、私がファイナンシャルプランナーになろうと思ったきっかけは
まさにココでした!
今でこそ、保険商品の比較サイトや、
複数の保険会社の商品を扱う「保険の乗合代理店」が多数ありますが、
10年以上前のその当時はほとんどなかったと思います。
シングルで子どもを育てていかなければならなくなった私は
自分に万が一のことがあったら、と考えていた矢先に、
父がつきあいで加入していたC生命保険会社のセールスレディさんから
生命保険を勧められ、まさに“勧められるまま”に加入をしました。
加入したのは、当時の日本の生命保険の典型ともいえる
定期保険特約付き終身保険。
死亡保障が、終身保険200万円、定期保険2200万円
医療特約が入院給付金1日5000円、女性疾病特約で入院給付金1日5000円
その他特約モロモロ・・・といった保障内容でした。
その後、生命保険の種類や内容について知る機会があり
自分の加入した保険の内容を改めて確認してビックリ!!
65歳で保険料払込が終了したら、
保険金額分(2400万円)がたまってるんだ~ルンルン♪
と、保険を貯蓄のように考えていた私。
でも、たまるのは終身保険部分200万円の一部(いわゆる解約返戻金相当額)だけで、
定期保険2200万円は掛け捨て。
なおかつ“更新型“だったので、10年ごとの更新時には保険料がアップする!?
さらに、保険料がアップするのは、定期保険だけではありません。
医療などの特約もすべて更新型で、保険料が更新ごとにアップするのです。
どのくらいアップするのか・・・
保険の設計書には保険料(予測)が書いてあったのですが、
更新することすらわかってなかったのだから、
最初に見てるはずがありませんよね。
見ていたら、もっと保険の加入に慎重になっていたかもしれません。
10年後の更新時は・・・げげっ!
さらにその10年後の更新時には・・・げげげっ!!
さらにさらにそのまた10年後の更新時には・・・(絶句)!!!
こんなこと聞いてないっ!C生命の人何も説明してくれなかったじゃん。
知らなかった私が悪いわけ?
(ちなみに、現在は、保険販売の際の『重要事項の説明義務』が強化されていますので、
更新型の場合、更新時に保険料があがることがあると
きちんと説明しなければいけないことになっています。)
そこで、私はC生命のセールスレディさんに内容の変更を申し出ました。
☆たまりを多くしたいので終身保険と定期保険の保険金額を見直したい
☆定期保険や医療特約は更新型ではなく、全期型にしたい
※全期型とは保障期間を保険料払込終了時までの全期間にすることで、
更新がないので、保険料も一定になります。
でも、返ってきた答えは、「変更はできません」。
変更したいのなら、今の保険をいったん解約し、
新たに保険に入りなおさなければいけないとのこと。
でも、今すぐは解約できないし、
解約した後も半年間は新たな保険に入れないのよ、とも言われました。
えっ?それってどーゆーことなの?
(このつづきは次回へ 次回は5月19日の予定です)
ファイナンシャルプランナーの平川すみこです。
5月14日付のライフネット生命の出口社長の投稿
「生命保険は比較して入りましょう」を読まれましたか?
“販売チャネルの7割が一社専属のセールスパーソンによって占められているので、
消費者はなかなか生命保険を比較できないのです。”
実は、私がファイナンシャルプランナーになろうと思ったきっかけは
まさにココでした!
今でこそ、保険商品の比較サイトや、
複数の保険会社の商品を扱う「保険の乗合代理店」が多数ありますが、
10年以上前のその当時はほとんどなかったと思います。
シングルで子どもを育てていかなければならなくなった私は
自分に万が一のことがあったら、と考えていた矢先に、
父がつきあいで加入していたC生命保険会社のセールスレディさんから
生命保険を勧められ、まさに“勧められるまま”に加入をしました。
加入したのは、当時の日本の生命保険の典型ともいえる
定期保険特約付き終身保険。
死亡保障が、終身保険200万円、定期保険2200万円
医療特約が入院給付金1日5000円、女性疾病特約で入院給付金1日5000円
その他特約モロモロ・・・といった保障内容でした。
その後、生命保険の種類や内容について知る機会があり
自分の加入した保険の内容を改めて確認してビックリ!!
65歳で保険料払込が終了したら、
保険金額分(2400万円)がたまってるんだ~ルンルン♪
と、保険を貯蓄のように考えていた私。
でも、たまるのは終身保険部分200万円の一部(いわゆる解約返戻金相当額)だけで、
定期保険2200万円は掛け捨て。
なおかつ“更新型“だったので、10年ごとの更新時には保険料がアップする!?
さらに、保険料がアップするのは、定期保険だけではありません。
医療などの特約もすべて更新型で、保険料が更新ごとにアップするのです。
どのくらいアップするのか・・・
保険の設計書には保険料(予測)が書いてあったのですが、
更新することすらわかってなかったのだから、
最初に見てるはずがありませんよね。
見ていたら、もっと保険の加入に慎重になっていたかもしれません。
10年後の更新時は・・・げげっ!
さらにその10年後の更新時には・・・げげげっ!!
さらにさらにそのまた10年後の更新時には・・・(絶句)!!!
こんなこと聞いてないっ!C生命の人何も説明してくれなかったじゃん。
知らなかった私が悪いわけ?
(ちなみに、現在は、保険販売の際の『重要事項の説明義務』が強化されていますので、
更新型の場合、更新時に保険料があがることがあると
きちんと説明しなければいけないことになっています。)
そこで、私はC生命のセールスレディさんに内容の変更を申し出ました。
☆たまりを多くしたいので終身保険と定期保険の保険金額を見直したい
☆定期保険や医療特約は更新型ではなく、全期型にしたい
※全期型とは保障期間を保険料払込終了時までの全期間にすることで、
更新がないので、保険料も一定になります。
でも、返ってきた答えは、「変更はできません」。
変更したいのなら、今の保険をいったん解約し、
新たに保険に入りなおさなければいけないとのこと。
でも、今すぐは解約できないし、
解約した後も半年間は新たな保険に入れないのよ、とも言われました。
えっ?それってどーゆーことなの?
(このつづきは次回へ 次回は5月19日の予定です)
by lifeplaning
| 2009-05-16 11:30
| 平川 すみこ