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2009年 05月 14日

家計の中で子ども費を考える ①

ライフプランブログの皆さんこんにちは!
ファイナンシャルプランナーの中村真佐子です!

定額給付金が我が家にもやってきました!
我が家ではまだ使い道を決めていません。
連日ニュースなどでよく報道されていたので、子どもたちもよく知っていて、自分のお金になると思っているようです。
お金のことを子どもに教えていくいい機会になるのではないでしょうか。
定額給付金での金銭教育についてはFPの高原育代さんがコラムで書かれていますので、こちらもごらんください。

さて定額給付金とともに「子育て応援特別手当」というものが支給されていたことをご存知でしょうか?
小学就学前3年間に属する第2子以降の子どもに一人当たり3万6千円支給されるものです。簡単に言うと幼稚園や保育園の年少さんから年長さんまでの2番目以降の子が支給対象となります。
21年度も引き続き支給される予定で、21年度は第2子以降というくくりをとっていました。
20年度年少さんで2番目子は2年連続でもらえるのですね~。昨年度もらえなくても今年度もらえるって子もでてくるのですね!子育て中の親としてはなんだか少し違和感があります。

国は子育てでお金がかかるのは、この幼稚園や保育園に通う時期だと思っているのでしょうか?
「子育て」というとなんとなく小学校に上がるまでの期間に注目されがちですが、実際に子育てをしている親にとっては、小学校に入ってからも中学・高校・大学入学まで「子育て」は続きます。その中で現実的には「手間」がかかるのがこの時期で「お金がかかる」のもっと先なのです。

また、不況の中若い人たちの賃金低下が著しく、0歳~3歳の子を抱えているお母さんも働きたいのに子どもが保育園に入れなくて困っている人たちがたくさんいます。
ワークライフバランス…には程遠い現実があります。

前置きがながくなってしまいました・・・。
「家計の中で子ども費を考える」ということで、何回かに分けて考えていきたいと思います。

教育費=子ども費ではなく、教育費はもちろんのこと医療費・被服費・食費など子どもに使うお金のことを、子ども費と考えます。この領域は家計が苦しい中なかなか削減できない聖域です。

その中で教育費は不況にも関わらず右肩あがりです。そして奨学金の申し込みが急増している上に滞納者も急増している現状があります。

だれもが平等に教育を受けることができる、これは憲法や教育基本法にも定められています。義務教育期間だけでなく、大学まで平等に教育うけられるようになってほしいものです。今は教育を受ける側の2極化が進んでいて大学進学したくても経済的理由から断念する子どもが増えています。

子どもにかかる費用は生まれた時点でいつ・いくら位必要なのかは、だいたい予想がつきます。
小学校卒業までは、教育資金の貯め時と言われています。収入は少なくとも計画的な資金準備をした12年間と、どうにかなるさで同じ時間過ごすとでは、子どもの将来に大きく影響してくるかもしれません。進学したくてもできなという悲劇にならないよう収入が不安定な中さらに自助努力が必要な時代となっています。

子どもにかかるお金のこと・・・・考えていきましょう!!
by lifeplaning | 2009-05-14 09:44 | 當舎 緑
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