2017年 03月 17日
返さなくてもいい!給付型の奨学金
ライフプランニング公式ブログ読者のみなさん、こんにちは!
ファインナンシャルプランナーの坂本綾子です。
今年も、出会いと別れの季節がやってきました。社会人になってン十年の私も、この時期は、昔を思い出したり、自分自身の生活も変化したりで、心が揺れ動きます。とはいえ、子供を持つ家庭では、感傷に浸ってばかりはいられない現実もあります。そう、学費の支払いです。
私立中学や私立高校の授業料は年間数十万円。大学は国立で約60万円、私立ではもっと高いところも多く、理系学部などは年間200万円弱というところも。入学時には別途数十万円の入学金もかかります。これを4年間、学部によっては6年間、大学院まで進むケースは6年から9年ほど支払うことに。子どもが2人以上いれば、掛ける子どもの人数。けっこうな負担ですね。
こういった状況から、奨学金を利用する学生が増えています。奨学金には、返済が必要な貸与型と、返さなくてもいい給付型がありますが、日本では貸与型が中心で給付型が少ないことが問題とされてきました。
これを受け、平成29年度進学者からは日本学生支援機構の奨学金に給付型が先行実施される予定です。大学や専門学校への進学者が対象で、利用するには家計支持者が住民税非課税という家計基準などを満たす必要があります。
また、東京都では小池都知事が私立高校の授業料無償化を打ち出しました。私立高校の平均授業料である約40万円を給付するというものです。授業料が給付額以上の学校に通わせる場合は、差額は保護者が支払うことになります。こちらも年収制限がありますが、760万円程度と言われていますから、中流家庭も受け取れます。実現したら、恩恵を受けられ家庭はかなりの数になりそうですね。大学では、給付型の奨学金を独自に出しているところもあります。
今後、給付型の奨学金は増えていくことが予想されます。子どもが将来、自分の力で生きていけるようになるための準備期間ともいえる学生時代。どんな学校を選び、何を学ぶかという進路と合わせて、利用できる奨学金がないか、お金の準備についてもしっかり情報収集したいものです。
ファインナンシャルプランナーの坂本綾子です。
今年も、出会いと別れの季節がやってきました。社会人になってン十年の私も、この時期は、昔を思い出したり、自分自身の生活も変化したりで、心が揺れ動きます。とはいえ、子供を持つ家庭では、感傷に浸ってばかりはいられない現実もあります。そう、学費の支払いです。
私立中学や私立高校の授業料は年間数十万円。大学は国立で約60万円、私立ではもっと高いところも多く、理系学部などは年間200万円弱というところも。入学時には別途数十万円の入学金もかかります。これを4年間、学部によっては6年間、大学院まで進むケースは6年から9年ほど支払うことに。子どもが2人以上いれば、掛ける子どもの人数。けっこうな負担ですね。
こういった状況から、奨学金を利用する学生が増えています。奨学金には、返済が必要な貸与型と、返さなくてもいい給付型がありますが、日本では貸与型が中心で給付型が少ないことが問題とされてきました。
これを受け、平成29年度進学者からは日本学生支援機構の奨学金に給付型が先行実施される予定です。大学や専門学校への進学者が対象で、利用するには家計支持者が住民税非課税という家計基準などを満たす必要があります。
また、東京都では小池都知事が私立高校の授業料無償化を打ち出しました。私立高校の平均授業料である約40万円を給付するというものです。授業料が給付額以上の学校に通わせる場合は、差額は保護者が支払うことになります。こちらも年収制限がありますが、760万円程度と言われていますから、中流家庭も受け取れます。実現したら、恩恵を受けられ家庭はかなりの数になりそうですね。大学では、給付型の奨学金を独自に出しているところもあります。
今後、給付型の奨学金は増えていくことが予想されます。子どもが将来、自分の力で生きていけるようになるための準備期間ともいえる学生時代。どんな学校を選び、何を学ぶかという進路と合わせて、利用できる奨学金がないか、お金の準備についてもしっかり情報収集したいものです。
by lifeplaning
| 2017-03-17 23:31
| 坂本 綾子