2017年 02月 01日
投資し続けることに意味がある、積立投資
「ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん。こんにちは!
マイアドバイザー®jp登録ファイナンシャルプランナーのの恩田雅之です。
積立投資は、毎月決まって日に決まった金額(定額)を投資続ける運用方法です。
この方法の特徴は、市場の動きを一切考えないで投資し続けることにあります。
大幅に株価が下落し、他の投資家が株式市場から逃げ出した時でも、淡々と定額
の投資を行います。また、株価が大きく上昇し、他の投資家が高揚している局面
でも、投資金額を増やすことをせず定額投資を継続します。
2012年3月~2016年12月までの日経平均株価の動きがを表したのが、以下のグラフ
です。最安値は2012年6月の8638.08円、最高値は2015年6月の20403.84円です。
日経平均株価を毎月50000円で積立投資をした場合、
購入金額は290万円(5万円×58ヶ月)、購入口数は205.48口です。
平均の購入単価は、14113.43円(290万円÷205.48口)になります。
ちなみに、日経平均株価58ヶ月分の平均は15047.05円です。
定額の積立投資は、投資対象の価格が安い時に多くの口数(株数)が購入でき、
価格の高い時には少ない口数の購入となります。
そのため、平均値よりも低い購入単価で購入することができます。
これを、ドルコスト平均法といいます。
ただし、投資対象の価格が上がり続けたり、下がり続けたりする市場の場合は、
上記の効果を得ることができません。
繰り返しになりますが、定額積立投資で重要なことは、市場が大きく下落し、他
の投資家が投げ売りをしている時でも、その市場に残り、淡々と購入し続けること
にあります。