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2016年 08月 01日

収入減に備える保険

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
マイアドバイザー®jp登録ファイナンシャルプランナーの田中尚実です。

6月1日リニューアル発売のライフネット生命の「働く人への保険2」、
7月19日新発売のアメリカンファミリー生命の「給与サポート保険」
のファイナンシャル・プランナー向け説明会に行ってきました。
いずれの商品とも、病気やケガによる収入減をカバーするタイプのものです。

病気やケガに備える保険としては、従来から医療保険があります。
これは、入院1日あたりの給付金と手術給付金を受け取る、
いわば病気やケガによる支出をカバーするものです。

今回の両保険商品は、病気やケガで働けなくなったことによる収入の減少を
カバーする
というものです。



日本の公的医療保険には、1ヶ月あたりの医療費を一定額までで抑える
高額療養費制度※というものがあります。
そのため、病気やケガによる支出が家計に与えるダメージは、実はさほど
大きくはありません。
ですから、私はセミナーなどで、病気やケガの支出に対する備えについては、
保険のみに頼らずに、貯蓄も活用するという発想を持ちましょうと
お伝えしております。


一方、病気やケガで働けなくなり、収入減となった場合はどうでしょう?
特に働けなくなった途端に収入がなくなる自営業者の方や住宅ローンを
組んでいる方などは家計が厳しい局面になる可能性が高いかもしれません。
もちろん、こういった場合にも貯蓄は頼りとなりますが、万が一働けない
状態が長引いた場合に備えて、収入減をカバーするこのタイプの保険に
入っておくのは安心かもしれません。

実は、ライフネット生命は、2010年からこの商品の発売を開始していた
のですが、ネット経由の販売なので今ひとつ認知度は低く…。
この度アメリカンファミリー生命が発売を開始し、ばんばんテレビ
コマーシャルをやっていますので、このタイプの保険の認知度は格段に
上がることでしょう。

消費者にとっては、色々なニーズに対応する保険商品が増えるのはいい
ことですよね。


※高額療養費制度
  1ヶ月あたりの医療費限度額の計算式は、年齢と所得によって異なり、
 例えば現役世代で年収約370〜700万円の場合は、
 80,100円+(医療費ー267,000円)×1%
 仮に100万円の治療を受けた場合、限度額は87,430円

by lifeplaning | 2016-08-01 17:17 | 田中 尚実
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