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2016年 06月 09日

最近の葬儀事情とその費用

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
マイアドバイザー®jp登録ファイナンシャルプランナーの浅川陽子です。

最近、大手インターネット通販会社の僧侶派遣ビジネスに対して、宗教団体が取扱いの停止を求めたという話がありましたが、最近の葬儀事情もかなり変わってきているようです。

冠婚葬祭の互助組織である「くらしの友」が2015年に公表した「現代葬儀白書(東京、神奈川、千葉、埼玉も400人を対象にネット調査)」によると、会葬者の数は、平均92名、この団体が1977年に調査を開始して以来、初めて100名を切ったそうです。葬儀形態では、従来からの一般葬が13%に対して、家族、親類、友人で行う「家族葬」が45%、家族だけで行う身内葬が19%と、身内葬を含めたいわゆる「家族葬」の割合が非常に高くなっており、葬儀の規模の縮小化が進んでいるといえそうです。

費用については、墓地や墓石の費用を除いて、平均が212万円となっています。葬儀費用については、「日本消費者協会調査」でも、2014年、全国平均で188.9万円、東京・神奈川・埼玉の平均で184.3万円と、調査のたびに、費用が減少している傾向にあるそうです。

<費用の減少化は簡素型葬儀の増加?>
最近、増えている「家族葬」は身内だけの身内葬から、親族や親しい知人を含むものまで、規模についてはやや幅があるものの、100万円以下、さらに、告別式をせず火葬のみを行う「直葬(ちょくそう)」では20万円以下で行えるといわれており、このような「簡素型葬儀」の増加が、葬儀費用平均額を押し下げていると思われます。

<葬儀費用とは>
葬儀費用の内容は、「葬儀一式費用」「飲食接待費用」「寺院への費用」の3つに分けられるといいます。

①葬儀一式
遺体の搬送、祭壇、棺、骨壺、ドライアイス、
遺影写真、通夜、葬儀告別式の会場設備、司会進行の費用、人件費、霊柩車、火葬料金 等
 全国平均費用 122.2万円
②飲食接待費用
通夜、火葬後(初7日)の会食、参列者への返礼品
(料理代 3,000円~×人数 返礼品 1,000円~×人数)   33.9万円
③寺院への費用
読経、戒名、車代、お布施は10万円~(通夜、告別式、初7日 戒名により)
44.6万円

<葬儀トラブルをさけるために>
葬儀費用に関して、以下のような相談が国民センターに寄せられているようです。
 ①料金に対する不満・・・パック料金以外に追加料金の請求、事前説明のない、根拠不明の請求
 ②強引な勧誘・・・遺体搬送をしたからといって強引に契約をせまる
 ③前払い型生前契約の違約金・・・解約したら過大な違約金を請求された

 最近は、低額のパック料金を設定したチラシがよく見受けられますが、葬儀社によって、含まれているサービス内容に違いがありますので注意が必要です。葬儀の予算については、葬儀社にしっかり伝え、見積もりもできれば2社以上とり、わからない項目は必ず葬儀社に確認をし、きちんとした契約書をかわしましょう。
 病院で亡くなった際、急きょ遺体搬送を依頼した業者に葬儀を依頼する必要はありませんが、事前に依頼する業者を決めていないと結果、遺体搬送業者に依頼することになる場合が多いようです。
 また、最近は、葬儀社の主催する終活セミナーに参加して、その際に生前契約を結んでしまうこともあるようですが、解約する場合のペナルティーを必ず確認しておいた方がよいでしょう。
 
 家族の死に直面し、冷静な判断ができないまま終わりがちなのが、葬儀といわれていますが、最近は、自分の葬儀についてこだわりを持って、家族に希望を意思表示する方もいるようです。ただ、そうでない方でも、これからは、生前に家族で葬儀についても話あっておくことがよろしいでしょう。最初にとりあげた調査でも、「生前に葬儀のことを相談したか」という質問に対して、「故人を交えて相談」が17%「家族の間では相談」が25%となっています。少なくとも、遺された家族のためにも、葬儀にかける予算だけでも決めておきましょう。
by lifeplaning | 2016-06-09 10:16 | 浅川 陽子
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