Woman.excite Exciteホーム | Woman.excite | Garboトップ | Womanサイトマップ

2016年 03月 21日

資産形成と家計

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
マイアドバイザー®jp登録ファイナンシャルプランナーの浅川陽子です。

私たち、FPは、ライフプランに沿って、将来の資金需要に合わせた資金計画をたてるためにアドバイスをさせていただくお仕事をしています。何年までに、いくら資金を貯めるか、または運用によって資産を増やすかの算出は、さほどむずかしいことではありません。

問題なのは、貯蓄や運用にまわす資金をいかに捻出するかということです。

<収入が増えれば貯蓄は増えるか?>

収入が増えれば、当然、蓄えも増えるだろうと考えがちですが、収入が増えても、その分支出を増やしてしまっては、蓄えにお金は回っていきません。「収入は結構あるのに、なかなか貯蓄ができない」という話もよく聞かれます。

人の消費行動の研究から、いったん上げてしまった消費行動は、収入が下がってもなかなか下げられない(ラチェット効果)といわれています。収入が増えてきたら、生活水準を上げる前に貯蓄を増やすことをこころがけるべきでしょう。

<目的・目標で貯蓄のモチベーションをあげよう>

貯蓄は目的があるのとないのではモチベーションが変わってきます。さらに目標を立て、貯蓄計画を立てることが実行への近道です。「いくら、いつまでに貯める」という目標をたて、毎月の目標額が定まったら、収入から、まずは毎月の目標額を貯蓄に回し、残りの金額でやりくりする習慣をつけましょう。収入から支出した残りを貯蓄に回せばよいというのではなかなか貯蓄はできないものです。

<家計の無駄を常にチェックしよう>

チリも積もれば山となります。小さな無駄遣いもそれが習慣化されているのであれば、改善すべきでしょう。また、家計の中でも、光熱費、通信費、保険料、教育費、車費用等、「固定費」といわれるものは、見直しによる改善効果が高いのでぜひ見直しをしてみましょう。

<見栄は貯蓄の敵?>

アメリカのNYのウォール街で働いている人を対象に行われた、貯蓄に関する調査で、自分の生活水準より高いと思われる人達が居住している地域と、そうでない地域で暮らしている人とで比較すると、後者の方の貯蓄が多かったという結果がでたそうです。自分より生活水準の高い人達とつきあっていると、交際費も膨らみ、その人に合わせて消費しがちになるのではないかと推測されています。消費行動が、その人の置かれた環境に影響されやすいのであれば、見栄を張らず、なるべく質素に生活している人とつきあうことが秘策かもしれません。

<貯まるシステムは「天引き」>

自分で計画的に貯めることがむずかしいという方には、貯まるシステム「天引き」を活用することをお勧めします。勤務先で、制度が導入されているのであれば、「財形」や「確定拠出年金」の利用です。これらは、給料から「天引き」されるので自動的に貯蓄(または運用)が可能です。

「確定拠出年金」企業型で、掛金を企業が拠出する以外に従業員も拠出できる制度である、マッチングが利用できる場合、運用益が非課税になるほか、所得控除の適用等のメリットがあり、老後資金の備えとして(引き出しは原則60歳以降)積極的に利用したい制度といえます。

 また、金融機関における積立では、給料が振り込まれる口座から、毎月決まった金額で定期預金に預けるか、投資信託を購入していく方法もあります。

 教育資金を備えるのであれば、「学資保険」がやはり有効です。早く始めれば始めるほど、保険料も少なくてすみます。

<やっぱり大事なのはライフプラン>

会社に同期入社し、収入もさほど違いもなく、家族構成も同じなのに、入社から30年以上もたつと貯蓄等の資産に大きく開きがでてくるケースがあります。配偶者の収入の有無、教育費や住居費のかけ方、親からの援助(相続を含む)の有無、運用の有無、いろいろな理由が考えられますが、定年が数年先に迫っている時点で、老後資金が十分でないことに気づくのでは、対策もむずかしくなります。人生の節目で、ライフプランの策定、ファイナンシャル・プランニング(資金計画)を行い、その基盤に家計管理があることも覚えておきましょう。



by lifeplaning | 2016-03-21 16:47 | 浅川 陽子
Copyright c 1997-2009 Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.