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2016年 03月 14日

「海外生活が向いている人とはどんな人」

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは。

シンガポール在住 マイアドバイザー®jp登録ファイナンシャルプランナーの 永柄正智(ながえまさとも)です。

私のシンガポール生活も丸2年を迎えようとしています。

海外に住んでみると、日本とは全く違う文化や常識に戸惑うことも多々あります。

夢にまで憧れてスタートさせたはずの海外生活が、実際に生活を始めてみると、想像していたものとの違いを感じ、早々に帰国してしまう方も少なからずおられます。

そこで今回は、海外の生活に合う人と合わない人についてお話ししたいと思います。

海外生活にうまく適応し、その生活を満喫されている方々とはどのような人たちなのでしょうか。

「日本の常識は世界の非常識」という言葉がありますが、海外で生活してみると、日本では常識だと思っていたことが全く通用しないことが多々あります。

例えば、電車の中で携帯電話を使って会話をすることは、日本ではひんしゅくを買う行為ですが、多くの国では特に禁止されていません。

普通に気兼ねすることもなく携帯電話で話をしていますし、周りの人たちも特に気にする様子もありません。これらの行為にいちいち腹を立てていては、フラストレーションが溜まるいっぽうで、決して自分自身のためにはなりません。

そこは、文化と割り切って、その国の常識として受け入れることの出来る人のほうが海外生活には向いているでしょう。

どうでしょうか。読者の方々には許せるでしょうか。

次に、何事も前向きに捉えられるかどうか。

海外生活ではわからないことも多く、言葉の壁もありますので、最初は失敗の連続です。

この失敗によくよして落ち込んでいては、なかなか前向きになることはできません。失敗することで新たな発見がありますし、経験やノウハウが蓄積されていきます。

「失敗は成功のもと」の言葉どおり、何事も好奇心を持って、ポジティブに物事を捉えられる人は、海外生活を大いに楽しむことができるでしょう。


几帳面すぎる人は向いていない。

海外で暮らしてみて、最も日本との違いを感じることのひとつが、時間のアバウトさです。

海外では時刻表どおりに電車やバスが来ないことや、待ち合わせをしても時間どおりに人が来ないことなどが度々起こります。そこでイライラしてみてもどうしようもないことが多いのです。

「郷に入れば、郷に従え」と言いますが、その国の文化や環境に合わせて、少しおおらかな気持ちになってこれらの出来事に対応をすると、案外気にならなくなってくるものです。

海外での生活を楽しむためには、あまり先入観や固定観念を持たずに物事を受け止める姿勢が大事だと感じます。

とは言っても、すべての出来事を素直に受け止められるかどうかは、その方自身のスタンスや性格なども関係してくる問題です。

海外への移住やロングステイを始める場合には、事前に現地へ旅行をしてみるなど、しっかりとしたリサーチと事前準備を行い、そこでの生活を楽しめるかどうかを見極めた上で行動に移したいものですね。

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by lifeplaning | 2016-03-14 16:48 | 永柄 正智
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