2016年 03月 09日
山口県屈指の進学校で、定員割れの珍事。
ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは。
山口県のファイナンシャルプランナー、上津原と申します。
公立高校入試まっただ中の時期になりましたね。
山口県でも、3月8日(火曜日)に公立高校入試が県下一斉に開催されました。
5科目を1日で行います。各教科50点満点です。
30年前に私も公立高校入試を受けましたが、結構ハードだったことを覚えています。
さて、今年から山口県でも公立高校の進学区域が全県一区となります。
極論を言えば、岩国市の中学生が下関市の公立高校を受けることも可能になります。
※今までは、県内7学区に分かれ、学区外の方を入学者の10%以内(昔は5%以内)にするルールがありました。
このたび、高校入試制度が大きく変わる中で珍事が起きました。
何と、県内屈指の進学校、徳山高校(普通科)で定員割れが起きたのです。
定員280名に対して、志願者247名となりました。0.9倍です。
前年度は1.3倍でした。
徳山高校は県内でも進学実績がよい高校として知られています。
普通科だと、東大進学者は数年に一人くらいですが、
早慶上智は毎年数人程度コンスタントに現役で進学します。
最寄りの旧帝国大学、九州大学だと合格者でも全国上位校に入ります(理数科含む)。
上位1/2の成績であれば、国公立大学に現役合格可能といわれています。
なのに、このたびは定員割れが起きてしまいました。
あくまでも推測ではありますが、
競争激化を予測した中学校の進路指導の先生が、
合格の可能性がある生徒であっても、偏差値が次のランクにある進学校を受けるように指導したのではないでしょうか。
弊社のライフプランニングでは、
「2番目を目指したら、2番目よりも上には行けない。」
ということから、まずは一番上を目指すようにお客様にお話しします。
「自分が本当にやりたいことにチャレンジしなさい。」
と思っても、いざ入試直前となると不安になりがちです。
山口県だと公立高校入試はほぼワンチャンスですので、落ちた時のダメージは計り知れません。
だからこそ、中学校の進路指導の先生の気持ちは察するに余りあります。
さて、徳山高校が2次募集をするのか。
目が離せませんね。
by lifeplaning
| 2016-03-09 18:15
| 上津原 章