2016年 01月 07日
山口県の山あいにある日本一のおみくじ会社
ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、
新年明けましておめでとうございます。
山口県のファイナンシャルプランナー、上津原と申します。
今日は、初詣で皆さんが引かれるおみくじについてお話しします。
おみくじというと、幸運度をはかるものであると同時に、かかれている言葉をこれからの指針にしたりします。
小さな紙に向かい、1年間のことをあれこれと考えるのは、いかにも見えないものを大事にする日本人らしいなあと感じたりします。
ところで、皆さんご存知でしたか?
実は、山口県周南市鹿野という小さな町で、全国のおみくじの7割がつくられています。
周南市の中心地から北へ車で40分ぐらい行きますと、女子道社(じょしどうしゃ)という小さい会社があります。女子道社は、明治時代末期に、二所山田神社(にしょやまだじんしゃ)の当時の宮司さんがつくった会社です。女性がもっと社会進出してほしいという願いからつくられています。
先日もテレビ番組で紹介されていましたが、おみくじは今日も地元の方の手作業で作っておられます。つくられたおみくじは神社で清められ、日本各地へ配送されていきます。
大きい神社ではおみくじを自分のところでつくられるそうですが、小さい神社にとっては女子道社のような存在がとてもありがたいのかもしれませんね。ちなみに、女子道社でつくられているおみくじには凶はないそうです。末吉と書かれていたら、ご自身の気持ちをちょっと引き締めてください。
この機会に、おみくじをつくっている人に思いをはせてみませんか。
