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2014年 11月 28日

介護療養病床のうち、機能重視施設は存続へと方向転換

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
マイアドバイザー®jp登録ファイナンシャルプランナーの岡本典子です!

皆さん、「介護療養病床」をご存知ですか?
療養病床とは長期療養する人が入院するベッドのことで、
医療保険で賄われる「医療療養病床」と
介護保険で賄われる「介護療養病床」がありますが、
介護療養病床は2017年度で廃止されることになっていました。

というのは、介護療養病床には家庭の事情により病院でくらす
「社会的入院」患者がかなりいますが、
社会的入院は医療・介護費用増大化の一因であることから
介護療養病床を老人保健施設(老健)などに転換する方針が
2006年厚生労働省から打ち出されていたのです。

しかし、転換はスムーズに進まず、71,000床以上が
介護療養病床として残っています。
「在宅で高齢者をケアする体制が整っておらず
廃止すると行き場を失う高齢者が出かねない。
介護療養病床の機能は重要で、やはり必要」
と判断し、今月初めに方針を転換したのです。

厚労省は現存する介護療養病床を
「療養機能強化型(仮称)」と「その他」に分け、
重篤な患者や合併症のある認知症高齢者が多いなど
下記5項目の要件を満たす「療養機能強化型」に関しては存続を認め
その充実した機能を手厚く評価し介護報酬の支払いを続けていく、
「その他」の病院は引き続き老健などに転換を促すという
一部存続を認めた形です。

ここでいう5項目とは、
①重篤な身体疾患を有する人、身体合併症を有する認知症の人が一定割合以上いる
②たんの吸引が必要、胃ろうなどの医療処置を受けている人が一定割合以上いる
③ターミナルケアを受けている人が一定割合以上いる
④生活機能を維持改善するリハビリを実施している
⑤地域貢献活動を実施している
です。

介護療養病床とひとくくりにするのではなく、
良質な医療・介護体制を敷いている病院は
その機能を残していくことに方針転換したのは
現状から考えて納得のいくものでした。
介護・高齢期のすまいを追っているFPとしては
制度改正が多いことからアンテナを高く張り巡らし
正確な情報をキャッチしていく必要性を実感しています。
by lifeplaning | 2014-11-28 00:00 | 岡本 典子
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