2014年 06月 27日
シニア層の旅行購買力
ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
マイアドバイザー®jp登録ファイナンシャルプランナーの岡本典子です。
今回は、購買力のあるシニア層の旅行について考えてみます。
観光は「日常生活圏からの一時的離脱」であり、旅・旅行は「住む土地を離れて
一時他の場所へいくこと」です。
私は旅好きで、学生時代は全都道府県をくまなく見て回りたいと、綿密に計画を
立て、国内を安く旅していました。
ところが、近年は海外へ行ってみたい、異国の街を歩いてみたいという気持ちが
強くなってきています。しかし、言葉の壁は厚い・・・
そこで、ポイントを押えてムダなく観光させてもらえる、お手頃価格のパック旅行に
お世話になっています。
この海外パック旅行、アクティブシニア層の参加が多いことに驚きます。
子どもたちは巣立ち、家族の食事作りから解放され、仕事との日程調整する
必要もない、時間的・資金的に余裕のあるシニア層。
盆暮れやゴールデンウイークといった高価格帯を避け、パック料金がぐっと安い
時期を狙い、年に数回海外旅行を楽しんでいるという方がたくさんいます。
総務省「家計調査」(平成24年)に、<パック旅行費>という項目があります。
二人以上の世帯において、世帯主の年齢階級別に、国内旅行・海外旅行の
「パック旅行費」の年間支出金額が比較されています。
それを見ると、世帯主の年齢が60歳代の世帯が78,100円と、最も高くなっています。
これは支出金額が最も少ない30歳未満の世帯における11.700円の6.7倍です。
パック旅行≒シニア軍団の構図が頷けます。
JRは以前から「熟年夫婦旅行」を前面に出していますが、近年大手旅行社も
アクティブシニア向け商品の開発に注力しているようです。
例えば、ビジネスクラスを利用したゆったり旅行企画、ハイグレードな和風旅館で
絶品料理を戴き、通常は観光できない見どころを特別に観光するコースなど、
ワンランク上を目指す「プレミアムツアー」や「こだわり旅行」は、その代表例です。
また、シニア層限定ツアーの他、クルージング、富裕層向けオーダーメイド旅行なども
アクティブシニアをメインターゲットにした商品です。
さらに、要介護者向けに、「介護者付き旅行」もあります。介護者が隣にいて手足と
なってくれ、車イスを押してくれることから、日頃行きたいと思っていた温泉や故郷にも
思い切って出かけることができるようになりました。
これは、まさに日常生活からの離脱であり、リフレッシュできるひとときといえるでしょう。
マイアドバイザー®jp登録ファイナンシャルプランナーの岡本典子です。
今回は、購買力のあるシニア層の旅行について考えてみます。
観光は「日常生活圏からの一時的離脱」であり、旅・旅行は「住む土地を離れて
一時他の場所へいくこと」です。
私は旅好きで、学生時代は全都道府県をくまなく見て回りたいと、綿密に計画を
立て、国内を安く旅していました。
ところが、近年は海外へ行ってみたい、異国の街を歩いてみたいという気持ちが
強くなってきています。しかし、言葉の壁は厚い・・・
そこで、ポイントを押えてムダなく観光させてもらえる、お手頃価格のパック旅行に
お世話になっています。
この海外パック旅行、アクティブシニア層の参加が多いことに驚きます。
子どもたちは巣立ち、家族の食事作りから解放され、仕事との日程調整する
必要もない、時間的・資金的に余裕のあるシニア層。
盆暮れやゴールデンウイークといった高価格帯を避け、パック料金がぐっと安い
時期を狙い、年に数回海外旅行を楽しんでいるという方がたくさんいます。
総務省「家計調査」(平成24年)に、<パック旅行費>という項目があります。
二人以上の世帯において、世帯主の年齢階級別に、国内旅行・海外旅行の
「パック旅行費」の年間支出金額が比較されています。
それを見ると、世帯主の年齢が60歳代の世帯が78,100円と、最も高くなっています。
これは支出金額が最も少ない30歳未満の世帯における11.700円の6.7倍です。
パック旅行≒シニア軍団の構図が頷けます。
JRは以前から「熟年夫婦旅行」を前面に出していますが、近年大手旅行社も
アクティブシニア向け商品の開発に注力しているようです。
例えば、ビジネスクラスを利用したゆったり旅行企画、ハイグレードな和風旅館で
絶品料理を戴き、通常は観光できない見どころを特別に観光するコースなど、
ワンランク上を目指す「プレミアムツアー」や「こだわり旅行」は、その代表例です。
また、シニア層限定ツアーの他、クルージング、富裕層向けオーダーメイド旅行なども
アクティブシニアをメインターゲットにした商品です。
さらに、要介護者向けに、「介護者付き旅行」もあります。介護者が隣にいて手足と
なってくれ、車イスを押してくれることから、日頃行きたいと思っていた温泉や故郷にも
思い切って出かけることができるようになりました。
これは、まさに日常生活からの離脱であり、リフレッシュできるひとときといえるでしょう。
by lifeplaning
| 2014-06-27 00:00
| 岡本 典子