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2014年 06月 02日

個人住民税が年間1,000円引き上げられます

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
マイアドバイザー®jp登録ファイナンシャルプランナーの田中尚実です。

まだ6月に入ったばかりだというのに、日本中が真夏のような天気ですね。
急に暑くなって、皆さん体調を崩されていませんか?


さて、個人が納める住民税が、この6月から年間1,000円引き上げられます。
東日本大震災の復興増税の一環で、地方公共団体が実施する防災対策の
費用を確保するためです。

個人住民税というのは、地方公共団体が住民に対して行う様々な行政サービス
に必要な費用にあてられますが、以下のようにいくつか種類があります。

・所得割:前年の1月1日から12月31日までの1年間の所得に対して
     課税される 10%
・均等割:所得金額にかかわらず定額で課税される     
・利子割:預貯金の利子等に課税される 5%
・配当割:一定の上場株式等に課税される 5%
・株式等譲渡所得割:源泉徴収選択口座内の株式等の譲渡に課税される 5%


利子割、配当割、株式等譲渡所得割は、金融機関が利子等の支払いの際に
徴収し、その支払いを受ける人の住所地の都道府県に納めます。

所得割と均等割の納め方には特別徴収と普通徴収の2通りがあります。
特別徴収というのは、給与所得者を対象とした納税方法で、
事業主が6月から翌年の5月までの12回に分けて給与から税額を天引きし、
納める方法です。

普通徴収というのは、給与所得者以外の人を対象とした納税方法で、市区町村
から毎年6月に送付される納税通知書で、年4回に分けて納める方法です。

今回、年間1,000円の上乗せになるのは「均等割」に対してです。
均等割額は、多くの自治体がこれまで年間4,000円でしたが(森林環境税など
独自の上乗せをしてるところもある)、5,000円に増額となります。
この加算は、平成26年度から平成35年度までの10年間に渡り行われます。


by lifeplaning | 2014-06-02 21:35 | 田中 尚実
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