2014年 02月 14日
家計で削れないものこそ見直してみよう!
ファイナンシャルプランナーの川崎由華です。
4月からの消費税増税が、チラチラと私たちの生活の中に出てきましたね。
わが家にも、電力会社に子どものスイミングスクール、子どもの制服販売店など、あちこちから価格改定のお知らせがやってきています。
よく読むと、価格の値上がりは消費税増税だけが理由ではなく、原材料の値上げに伴うだの、燃料費の高騰に伴うだの、他の理由も並べられているものが多くあります。
記載されている現価格と4月1日以降の新価格を比較すると、消費税が上がる3%分だけの値上がりでなく、それ以上に価格が上げられていることに気付きます。
このようなお知らせ以外にも、既に私たちの周りのものは値上がりしているものが多く、総務省統計局による消費者物価指数結果(2013年12月分)によると、2013年12月分の消費者物価指数は、前年同月比で1.6%上昇しています。
このような家計に厳しい状況下で、私たちはこれからうまくやりくりしていかなければなりません。
園児とママの情報誌「あんふぁん」調べ(2012年)によると、私立幼稚園児のママに「家計の中でこれだけは削れないものは?」と尋ねたところ、1位は家賃(住宅ローン)、2位は教育費、3位は保険代、となっています。
削れないものに挙がっている上位3つとも、確かになかなか削るには決断力が必要になりそうなものばかりですね。
しかし、どれも固定費にあたるもの。
一度見直してみることで、これから先の家計にずっと見直し効果があるものと言えます。
住宅ローン金利は、未だに低い基準で推移しているので、借り換えで返済額を下げることができるかもしれませんし、保険代も家族の状況が変わったことで保障を減らせる部分もあるかもしれません。
大変行動力がいる見直しではありますが、この状況を機に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。