2013年 10月 15日
保険を見直そう!その4
ファイナンシャルプランナーのキムラミキです。
前回は、保険で備える金額の内訳のなかには、
減少していくもの「も」あるということは、
減少していかないものもあるということ??
と、思わせぶりなところでお話を終えておりましたが、
その続きをお話ししましょうか。
当然、保険で備える金額の内訳の中には、
減少していかないものもあります。
例えば、お葬式を執り行うための費用。
社会的地位や地域的な要素で金額は異なるものの、
年齢を経るごとに、必要な金額が減少していくといったものではありませんよね。
このような性格の費用に対しては、
終身保険や長期定期保険で備えるのがベターです。
もし、現在の家計に余裕がなく、割安に備えたいと思うのであれば、
短期間の定期保険(自動更新)に加入するのも一案です。
ただし、自動更新型の短期間定期保険は、
更新時に更新時の年齢で保険料が再計算されるため
徐々に保険料が上昇していきますし、
生涯にわたり更新ができるわけではないことには注意が必要です。
それでは、必要な金額が減少していく性格の費用に対しては、
どんな保険で備えるのがベターなのでしょうか?
収入保障保険という保険の名前を耳にしたことはありますか?
この保険の名前を口にすると、
お仕事が無くなったときに補償してもらえる保険ですか?と
よく聞かれますが、それは、就業補償保険。
次回は、収入保障保険についてお話をいたしましょう。