2013年 10月 01日
保険を見直そう!その2
ファイナンシャルプランナーのキムラミキです。
前回からお話している「生命保険の見直し」。
例えば、生活費が毎月20万円必要である家庭において、
毎月20万円の手取り収入があったお父さんが亡くなってしまった場合、
残された家族は毎月20万円の経済的損失を被ることになります。
しかし、毎月11万円の遺族年金を受け取ることができた場合、
実質の経済的損失は、毎月9万円ということになります。
というところで、お話が終わっていましたね。
例えば、この家庭のお母さんが専業主婦30才であり(会社勤め歴あり)、
今、お父さんが死亡されたとした場合、
お母さんが老齢年金を受給する65歳までの35年間について経済的損失を考えると、
9万円×12か月×30年=3240万円 と計算ができます(注:あくまで目安!!)。
これに、加えてお子様の教育費や自動車や家電の買い替え費用、レジャー費等々、を
加味して、保険で用意することが必要な金額を考えていくわけです。
生活費のことだけを考えた場合、今現在、3240万円の預貯金があれば、
お母さんは、お父さんが亡くなった場合、仕事をしなくても
お金の心配をしなくて済みますが、
30代で3000万円を超す預貯金があるケースは、レア中のレア。
そこで、役立つのが生命保険というわけです。
じゃあ、3240万円の生命保険に入れば、安心ね!?と思った方、
もう一呼吸おきましょうか。
この続きは、また次回に!