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2013年 08月 16日

受験生の皆さんへ!~知っておいてほしい奨学金のお話③~

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの川崎由華です。

大学受験を控えた受験生の皆さんへ。

借りた奨学金は、大学卒業後に仕事に就き、もらったお給料の中から毎月少しずつ返済をしていくイメージを持っているでしょう。

奨学金を借りて大学生活を送り、現在返済中の先輩は300万人以上いますが、そのうち約33万人つまり1割以上の先輩が、あなたの描くイメージのように返済できておらず、延滞してしまっているのが今の現実です(日本学生支援機構「平成23年度奨学金の延滞者に関する属性調査結果」より)。

延滞してしまっている人の約50%が派遣やアルバイト、失業・無職であり、この今の世の中の就職難と不安定雇用が、返したくても返せない状況を生み出してしまっています。

何らかの理由で、どうしても返済のお金が工面できなくなってしまった場合、どうしたらいいと思いますか?

日本学生支援機構では、奨学金の返済を最長で5年待ってくれる制度(返還期限猶予)や、毎月の返済額を半分にしてくれる制度(減額返還制度)があります。

将来、もしあなた自身にも、どうしても返済できない状況がおとずれてしまったならば、すぐにこれらの制度を利用する手続きをすることを頭に入れておきましょう。

もちろん借金が免除されるわけではなく、払えなかった分だけ返済する期間が長くなる(後回しにする)だけですが、制度を利用している期間中は、延滞金は発生しません。

そう、制度を利用すれば「延滞」にはならないのです。

もし、制度の手続きをせず、奨学金の返済を3ヶ月以上延滞してしまうと、借金の滞納者として全国銀行個人信用センターに登録されてしまい、一度登録されてしまうと、その後きちんと返済をしても記録は5年間残ってしまいます。

いつかあなたがクレジットカードを作りたいと思った時、マイホームを持ちたくて住宅ローンを組もうと思った時、借金の滞納者として登録されていたら、そこで待ったがかかります。

これはあなたの信用に関わる大きな問題です。

だから、絶対に奨学金の返済を滞らせてしまってはいけないのです。

もし、奨学金を毎月50,000円ずつ4年間借りた場合、卒業から15年間、つまり37歳まで毎月14,528円ずつ返済していくシミュレーションとなります(平成25年7月現在の金利にて計算)。

37歳のあなたは、結婚をして、もしかすると子どももいるかもしれません。

自分だけの夢ではなく、家族の夢も一緒に追いかけ、その夢のためにできるだけお金を費やしたいと思っているかもしれません。

そんな思いがある時は、いくらちゃんと職につけていたとしても、学生時代の借金返済のための毎月約15,000円の支出は、おそらく負担に感じるに違いありません。

やっぱり奨学金は早く返済し終えてしまいましょう。

そのためには、安定収入が得られるような仕事に就かねばいけないでしょうし、仕事に就くためには、大学時代にこの世の中に負けない力を身につけなきゃいけないでしょうし、将来に強い大学生になるためには、志望校合格に向けて今があなたの頑張る時でしょう。

奨学金制度を理解したうえで、奨学金を借りて大学に進学しようとするあなたは、強い気持ちで頑張っていけると思います。

私は心の底から応援しますね!
by lifeplaning | 2013-08-16 00:00 | 川崎 由華
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