2013年 07月 26日
フラット35の知っておくべき返済サポート制度 その2
ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの川崎由華です。
フラット35ならではの知っておくべきサポート制度について、先週は「期間短縮型の一部繰上げ返済によって返済期間を短くしたものを、後にその短縮した期間を戻すことができること」をお伝えしました。
さらなるサポート制度として、返済期間中に、元利均等返済から元金均等返済へ、または元金均等返済か元利均等返済へ変更できる制度があります。
ローンの返済方法には、元利均等返済と元金均等返済という2タイプがあります・
元利均等返済は、名のとおり元本と金利を合わせた額を毎回均等額ずつ支払っていく方法で、全期間にわたり返済額が一定で生活設計がしやすいという利点があります。
そのため、ほとんどの方が元利均等返済を選ぶうえ、元利均等返済しか取り扱っていない金融機関もあります。しかし、実は当初は利息の支払額が多く、残債の減り方が遅くなります。
一方で元金均等返済は、元金を均等割りし、元金とその時の残債に対する利息を合わせた額を支払っていく方法です。
残債が多い当初は支払う金利額が多くなり、その結果返済額が多くなるものの、徐々に減っていき、結果的には元利均等返済よりも総返済額は少なくて済みます。
住宅ローンを組む際には、この2タイプのどちらかを選択し、完済するまで変更できないのが一般的ですが、フラット35は家計状況をみながら途中での変更が可能です。
例えば、元金均等返済でローンを組み、返済をし始めたものの支払が厳しいと感じた場合には、元利均等返済に変更することで、毎月の返済額を減らすことができます。
逆に、支払に余裕が出てきた時には、元金均等返済に戻して、残債を早く減らしていくことも可能です。
長い住宅ローンの返済期間中には、収入や支出の変化は必ず起こりえます。
その際に、柔軟に返済方法を変更できるということは、非常に助かるに違いありません。
フラット35にはこれらのような魅力的な返済のサポート制度があるのですが、実際はあまり知られていないようです。
制度を知らずして思い悩むのではなく、しっかり制度を把握し、いつどんな場面でどの制度を上手く活用すればいいのかを頭に入れておくことが大切です。
ファイナンシャルプランナーの川崎由華です。
フラット35ならではの知っておくべきサポート制度について、先週は「期間短縮型の一部繰上げ返済によって返済期間を短くしたものを、後にその短縮した期間を戻すことができること」をお伝えしました。
さらなるサポート制度として、返済期間中に、元利均等返済から元金均等返済へ、または元金均等返済か元利均等返済へ変更できる制度があります。
ローンの返済方法には、元利均等返済と元金均等返済という2タイプがあります・
元利均等返済は、名のとおり元本と金利を合わせた額を毎回均等額ずつ支払っていく方法で、全期間にわたり返済額が一定で生活設計がしやすいという利点があります。
そのため、ほとんどの方が元利均等返済を選ぶうえ、元利均等返済しか取り扱っていない金融機関もあります。しかし、実は当初は利息の支払額が多く、残債の減り方が遅くなります。
一方で元金均等返済は、元金を均等割りし、元金とその時の残債に対する利息を合わせた額を支払っていく方法です。
残債が多い当初は支払う金利額が多くなり、その結果返済額が多くなるものの、徐々に減っていき、結果的には元利均等返済よりも総返済額は少なくて済みます。
住宅ローンを組む際には、この2タイプのどちらかを選択し、完済するまで変更できないのが一般的ですが、フラット35は家計状況をみながら途中での変更が可能です。
例えば、元金均等返済でローンを組み、返済をし始めたものの支払が厳しいと感じた場合には、元利均等返済に変更することで、毎月の返済額を減らすことができます。
逆に、支払に余裕が出てきた時には、元金均等返済に戻して、残債を早く減らしていくことも可能です。
長い住宅ローンの返済期間中には、収入や支出の変化は必ず起こりえます。
その際に、柔軟に返済方法を変更できるということは、非常に助かるに違いありません。
フラット35にはこれらのような魅力的な返済のサポート制度があるのですが、実際はあまり知られていないようです。
制度を知らずして思い悩むのではなく、しっかり制度を把握し、いつどんな場面でどの制度を上手く活用すればいいのかを頭に入れておくことが大切です。
by lifeplaning
| 2013-07-26 00:00
| 川崎 由華