Woman.excite Exciteホーム | Woman.excite | Garboトップ | Womanサイトマップ

2013年 06月 10日

ストレス性疾患の長期入院を保障する保険

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャル・プランナーの田中尚実です。

先日、生命保険会社の新商品発表会に行って来ました。
チューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアム」
ストレス性疾患の場合は、1入院の支払限度日数が365日に延びる、
という特徴をもった医療保険です。

医療保険は、1入院の支払限度日数が決められています。
かつては日数が長いものが多かったのですが、60日まで等、
最近は短めに設定されている商品が多くなっています。

これは、各保険会社が価格競争に対応するため、支払限度日数を
減らすことにより保険料を安くした商品を提供するという策をとって
きたことが背景にあります。
実際、平均在院日数は年々減る傾向にあるので、理にかなっている
とも言えます。
※平成23年の厚生労働省の患者調査によると、平均在院日数は32.8日

とはいえ、1入院の支払限度日数が60日では心許ないという人もいます。
このような人向けにオリックス生命等が販売している、七大生活習慣病
の場合は120日まで支払限度日数が延びるという医療保険は人気だったり
します。

チューリッヒ生命の今回の新商品は、支払限度日数が延びる場合が
「ストレス性の疾患」としたのが非常にユニークです。
ストレス性疾患にかかる人が増える傾向にある昨今よくこんな商品を
開発したな、というのが正直な感想。

新商品発表会では開発担当者の生の声が聞けます。
開発の段階では当然色々議論もあったようですが、
ストレス対応という本当にお客様が求める商品を開発しないと
意味がないだろう!ということで、販売する事になったそうです。


私は産業カウンセラーでもあり、メンタルをやられてしまう人を
大勢みてきています。
入院するまでには到らず、通院により治療を続ける人も多いですが、
うつ症状が悪化する度に入院をするというケースも少なくありません。

消費者にとっては選択のバリエーションが増えるという意味で、
このような商品が販売されるのは喜ばしいことだと思います。
by lifeplaning | 2013-06-10 12:25 | 田中 尚実
Copyright c 1997-2009 Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.