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2012年 03月 30日

女性特有のライフプランのコツ

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの當舎です。

さて、私も本日をもってこのブログを卒業させていただきます。
昨年4月1日のトップバッターを務めてから1年。
なぜか、ラストまで務めさせていただくという栄誉までいただき、
うれしい限りです。

最後は、「女性特有のライフプラン」についてのお話で終わりたいと思います。
ライフプランの必要性は分かっていても、
女性と言うのは自分だけでは
ライフプランが成り立たないケースも多いからです。

私の肩書は「社会保険労務士」「行政書士」「CFP」を
はじめとして、民間の資格もいくつか持っています。
子どもたちからも、
「お母さんって一体何をしている人なの?」と言われ、
「自営業」と簡略化して答えていました。
そして、資格の名前を挙げていくと、
「お母さんって勉強が好きなの?」と言われるので、
何となく詳しく説明するのが面倒になり、
ちゃんと説明したことはありませんが、
この「色々な資格を持っている」と言うのは、
どんなライフプランにも対応するための、
私なりの、いわばリスク管理とも言えるのです。

女性のライフプランというのは、
結婚しても安泰でないかもしれませんし、
だからと言って離婚すると経済的に困窮することも多いでしょう。
結婚していても、災害で突然配偶者が亡くなって引っ越しなどと、
全く予想もしていない環境になることもあります。

私自身は、結婚する前に、「えいや」と開業してしまったのですが、
もともと大学は農学部の畜産学科です。
学生の時の夢は、「食品会社に入社して経験を積み、
パン屋さんを開業するんだ」という希望を胸に抱いていました。
まさしく、今のキャリアは全く予想外。
学費を払ってくれた親には「ごめんね」というしかありません。

ただ、今年で15年目になる自営業生活も安泰だったとは言えません。
夫が転勤族ですから、住民票自体は、
「神戸」から始まって、千葉、横浜、名古屋、横浜と転々としています。
これも、やはり、「女性特有」の現象と言えますよね。
男性であれば、いったん自営業になっていたら、
住所を移転することもほとんどないでしょうし、
移転に伴う経費も当然発生しません。

ただ、仕事で色々な地方の方とお会いできましたし、
人間関係も広がり、様々な場所でいろんな仕事が出来たと言うメリットはあります。
後悔は全くしていませんが、女性は自分以外の要因でライフプランが変わります。
ライフプランを作ってからも急な要因で変わることも考慮し、
どんなケースに陥ったとしても、あきらめず、
こういう場合なら自分はこれをしてみようなどと
考えてみるという柔軟さは、ぜひ身につけておきたいものです。

4月からはこのブログを一読者として楽しませていただきます。
1年間、本当にお世話になりました。
by lifeplaning | 2012-03-30 00:48 | 當舎 緑
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